水五訓 その4
「水五訓」 その4
行ってみましょう。
「一つ、自ら潔うして他の汚れを洗い、
清濁併せ容るるは水なり」
いや~、深イイね~。 ( ´艸`)
昨年、一昨年の食品偽装事件とか見ていると、
やっぱり経営っていうのは
真っ直ぐでなきゃいけないと思いますね。
だいたい、商売っていうのは、基本的に
「安く買ったものを、高く売る」ってことなわけで、
そこんとこだけをじっくり考えてみれば、
ちょっと汚いところがある。
本当に良い人になりたければ、
安く買ったものを、
そのまま安く売ってあげればいい。
そこに儲けをとるってことが
汚いわけです。
だから、商売は紙一重だと思ってなきゃ
いけないと思うんですよ。
お客様から頂戴する利益、
それを超えるだけの価値を提供し続けないと、
途端に汚くなっちゃう。
インチキして稼ごうなんて言語道断です。
しかも、従業員はシッカリ見てますよ。
「ウチの社長は汚くないか」ってね。
だから、真っ直ぐ、潔く、
あらねばならないんですよ。
そうは言うものの、
利で動くのも人の常。
周りの人が利で動いたからといって
責めることもできません。
清濁併せ容れないとやって行けません。