韓国へ向かう機内では、離陸の際にオットさんに半分しがみつく
ような格好になってしまいましたが、「絶対だいじょうぶ」と
心に言い聞かせているうちに、すぐにソウルに着きました。
なんだか、「案ずるより産むがやすし」とはよくいったものです。
あれだけ心配した飛行機にあっけなく乗れてしまいました。
ちょっと強引な気もしましたが、こういうのを後から先生に言うと
「暴露療法」というのだそうです。
行きの飛行機が大丈夫だったので、ソウルに着いてからは安堵感
があり、思ったより動けました。
ただし、緊張が半端なかったためかソウル観光の途中でかなり疲労
がたまってしまい、カフェで3時間もオットさんを置いて本気寝してし
まいました・・・。
こういうことを予想して、あえてガイドさんのいない完全フリープラン
にしました。
もし、ガイドさんがいたりほかのツアー客がいたら迷惑がかかるし
自分も気になってしまうので。。
そしてやっぱり街中では、予期不安をたくさん感じて座り込みそうに
なったりしたけれど、あまり欲張らずに行きたいところを絞って行動
したのがよかったと思います。
仁川空港にて、当時ハマッていた「美しき日々」のチェ・ジウのまね
(下にある噴水にコインを落としていた)
これまた当時大流行していた「冬ソナ」のヨン様パネル前
「冬ソナ」って・・・めっちゃなつかしいですね
2泊3日のうち、丸1日くらいの時間は疲労と予期不安で調子が
悪くて棒に振りましたが、もっとだめだろうと思っていたので
よかったのです。
帰国の飛行機は、行きほどの緊張はありませんでした。
(アシアナ航空を利用しましたが、CAさんは日本語が話せまし
た)
無事関空についたときは涙が出ました。
あぁ、わたし、海外に行ってこれたんだ
パニックになって1年経過した頃でした。
ちなみに、わたしは比較的広場恐怖がもともと少ない方で(そのかわ
り、予期不安と神出鬼没的な発作が日常生活に影響するほどひどい
です)あったため成功したのかもしれませんので、これから海外へ
チャレンジされる方は、主治医に相談の上チャレンジされたほうがよい
かもしれません。