こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ
いやー、先週のドラマ『嫌われる勇気』、なんだか急に凄いことになってきましたね!
途中の展開も、えーっ!! と思っていたら、
ラスト、青山刑事がえーっ!!
どうなっちゃうんでしょう〜!!?
これは、今週も見逃せません!
さて、今回のテーマは「優越性の追求」というお話でした。
「優越性の追求」とは人が生来持つ欲求であり、「向上したいと願うこと」や「理想の状態を追求すること」を意味します。
そして多くの人は「特別な存在」で在りたいと思います。
その理由の1つは、この社会の多くの人が対等ではなく、上下関係の中にあり、競争の中にあるということがあります。
このことは、理想の自分のモデルを自分の外側に求めることになってしまいます。
こうして、人は憧れの誰かになろうとして一生懸命頑張るのですが、人は誰でも自分でない者になることはできません。
その結果、多くの人は挫折してしまいます。
挫折とは、喪失の体験であり、罪悪感の元になってしまいます。
特別であることに挫折した人はどうするのでしょうか。
少しアドラー心理学から離れますが、アダルトチルドレンの人が陥る6つの型があると言われています。
機能不全家族の中で育った子は、家族の役割として、次のタイプのいずれか、またはその複合型になると言われています。
・ヒーロー(hero / 英雄)
ある分野において家族の外、世間に評価をされる子どもで、その子のさらなる活躍に家族が期待して、それに熱中するあまり、両親の冷たい関係が一時的に良くなったりします。そうすると子どものほうでも、その期待に応えつづければならないので、ますますがんばってしまう子ができあがります。
こういう子が世間に出て、何らかの挫折にあったときに、問題が発症することが多くあります。
・スケープゴート(scapegoat / いけにえ)
ヒーローの裏返しにあるのが、スケープゴートです。
一家の中のダメをひとえに背負いこまされているような子です。
いっけんそのようには見えない非行型のスケープゴートもあります。
この子さえいなければ、すべては丸く収まるのではないか、との幻想を他の家族のメンバーに抱かせることによって、その家族の真の崩壊を防いでいます。
家族の感情のごみ箱ともいえることでしょう。
・ロスト・ワン(lost one / いない子)
けっして目立たないことによって、存在し続ける子です。「壁のシミ」のような存在です。
とにかく静かで、ふだんはほとんど忘れ去られています。家族がいっしょに何かやろうというときにいないのですが、いなくなったことにも気づかれないような子です。
本人はこうした形で家族内の人間関係を離れ、自分の心が傷つくことを免れようとしています。
・プラケーター(placater / 慰め役)
一家の中でいつも暗い顔をしている者、たとえば夫の飲酒でため息をついている母親や、妻の狂奔に疲れ果てている父親を、有言無言にいつもなぐさめているような子です。
家族の中の小さなカウンセラーともいうことができるでしょう。
・クラン(clown / 道化師)
慰め訳の亜種として存在する子です。たとえば親たちの間にいさかいが始まり、家族に緊張が走るような時、突然とんちんかんな質問をして笑わせたり、歌い出したり踊り出したりする子です。
こういう子はふだんから表面的には非常にかわいがられていて、ペット的な存在です。本人もかわいがられることを楽しんでいるようなのですが、道化師の仮面の下にはさびしい素顔がひそんでいます。
・イネイブラー(enabler / 支え役)
他人の世話を焼いてばかりいることで、自分の問題から逃げ回っている子です。偽親とも呼ばれ、第一子がこの役につくことが多いですが、長男がヒーローやスケープゴートになってしまうと、その下の長女などがこの役につくこともよくあります。
母親に代わって幼い弟妹の面倒をみたり、ダメな父親にかわって母親のケアをさせられることで情緒的近親姦になっている場合もあります。
こういう子は成人してからもイネイブラーになることが多いです。
実は、ヒーローになれる子は、ほんの僅かです。クラスで成績が1番であるとか、所属する部活動で1番など。1番でなければヒーローではないからです。
そうすると、ヒーローになれなかったらどうするのか、特にヒーローに挫折してしまった子は、その次のスケープゴートと呼ばれる役割になる可能性が高いのです。
スケープゴートとは、いわゆるトラブルメーカーです。トラブルを引き起こし、家族や周囲の注目を集めます。そして自分が悪役となることで、家族の問題を引き受け、家族を支えているのです。
このことをアドラーさんは、まとめて「安直な優越性の追求」と呼びました。問題行動をおこすことで「特別であろう」とすることです。
これは家族を助けようとする「善」なる欲求から来るものです。しかし、その行為は健全ではありません。
そこでアドラーさんは「普通であることの勇気」を持ちなさいと教えました。
なにも特別である必要はないというのです。
「特別さ」の罠に陥っている人は、「普通であること」イコール「無能であること」だと誤解しています。
だから普通であることを受け入れることができません。
でも、ヒーローになることもできない、ならば「安直な優越性の追求」に走るというわけなのです。
では、「普通であること」とは何でしょうか。
人生を登山に例えるとわかりやすいかもしれません。
人生が山頂にたどり着くための登山だとすれば、その過程はすべて「途上」となってしまい、登頂できなかった人生は失敗ということになってしまいます。
しかし、登山においては、様々な原因で登頂できないこともあります。登頂を目的としている限り、その人生は虚しいものになってしまう可能性があります。
でも、登山そのものを目的とするならば、目標である山頂を目指しながらも、その過程そのものを楽しむことができるのではないでしょうか。
私たちの人生は「今」の連続であり、その積み重ねによって出来上がっていきます。
「今」幸せでなかったら、いつ幸せなのでしょう。
「今」人生を楽しんでいないのだとしたら、いつ人生を楽しめるのでしょうか。
普通であることの勇気とは、まさに、「今」を最大限生きようという姿勢そのものなのです。
では、健全な優越性の追求とはどのようなものでしょうか。
それはまず、すべての人が対等である、ということと、自分の課題と他者の課題は分離して捉えるということを理解する必要があります。
つまり他者との比較ではなく、「向上している自分」をイメージしてそれを目指せばよいのです。
そこには、衝突も競争もありません。比較も無ければ上下関係もありません。
誰が優れていて、誰が劣っているとか、誰が正しくて、誰が間違っているとか、敵対も、味方につくようなこともありません。
互いに信頼しあい、尊重し合あい、貢献し合える世界が来るように、まず、それぞれからはじめようではありませんか。
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3月12日・埼玉県日高市
クリスタルボウルとヒーリングとお話会します!
時間:10:00〜15:00
参加費:
午前のみ 3,000円
午後のみ 3,000円
全日参加 5,000円
お気軽にお越しくださいね〜( ´ ▽ ` )ノ
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3月11日・東京都町田市
出張チャクラリーディングセッションのお知らせ
来る3月11日は東京都町田市において、個人セッションを行います。今年初めての東京での個人セッションということで、対面によるチャクラリーディング&ヒーリングを行いたいと思います。
チャクラリーディングは、ざびえるの最も得意とするセッションですが、普段は遠隔で行っておりました。対面セッションはそれなりに時間がかかります為、通常は熊本でしかおこなっておりません。
今回は初の、出張対面セッションによる、チャクラリーディングとなっております。
この機会にぜひご利用下さい。
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