RTF － Hambrug 1972 （JazzTime-199）

　チック・コリア（Chick Corea）率いるリターン・トゥ・フォーエヴァー（Return To Forever）．
　1972年にチック・コリア名義のアルバムで，実質バンドとしてのファースト・アルバム『リターン・トゥ・フォーエヴァー（Return To Forever）』をリリースし活動を開始．

　本商品は，1st アルバム『リターン・トゥ・フォーエヴァー（Return To Forever）』の録音から 7ヶ月後，アルバム・リリース時期の 1972年9月15日ドイツはハンブルグのロルフ・リーバーマン・スタジオで行われたパフォーマンスのサウンドボード録音で収録し JazzTimeレーベルからリリースされた『 Hamburg 1972 （JazzTime-199）』で，偶々，先日，Blind Faith に行った際に，店頭で見付けて殆ど衝動買い的に購入したもの．

　収録時期的に，レコーディング・メンバーと言うかオリジナル・メンバーが揃ったライヴと思いきや，残念ながらフローラ・プリム（Flora Purim）はいません．

　セット・リストは，1st アルバム『 Return To Forever （リターン・トゥ・フォーエヴァー）』収録曲のみならず，1973年1月にリリースされる 2nd アルバム『 Light As A Feather（ライト・アズ・ア・フェザー）』収録の ”Captain Marvel”，”Spain”，”Light As A Feather” 等を演奏しており，何と言っても終盤に演奏される ”Sometime Ago” から ”La Fiesta” の部分でしょうか．”Sometime Ago” は，チック・コリア（Chick Corea）からスタンリー・クラーク（Stanley Clarke），そしてジョー・ファレル（Joe Farrell）の回しが素晴らしく，そして続く ”La Fiesta” は，オリジナルより早いテンポで演奏されています．
　また何時ものように "Concierto De Aranjuez"（アランフェス協奏曲）の導入部からの ”Spain” は，躍動感があり，何度聴いても飽きませんねぇ．

　この時期のライヴは，音源も映像も殆ど無いのですが，何と言ってもサウンドボード録音で聴けるのは有難いです．
　当然，サウンドボード録音なので，ブート初心者でも楽しめる内容です．

　メーカー情報では
　『７２年デビュー・アルバム「リターン・トゥ・フォーエバー」で鮮烈なデビューを果たしジャズ・フュージョンの新風を吹き込んだチック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエバーの初期ライブ音源がFM放送サウンドボード音源で登場！
　７２年９月１５日ドイツ・ハンブルグ公演を収録したもので後のエレクトリック路線とは違って初期ならではのアコースティックな演奏を聞かせてくれます。
　永遠の名曲「サムタイム・アゴー」「ラ・フィエスタ」はもちろんセカンド・アルバムからの新曲も含めた注目のスタジオ・ライブ音源です！』

Hambrug 1972 （JazzTime-199）
　

　Live At Rolf-Liebermann-Studio,Hamburg,Germany September 15th 1972
　[STEREO SOUNDBOARD RECORDING]

　[Rebroadcast Version]
　 Disc 1
　　1. Noon Song
　　2. Matrix (Fade Out)
　　3. Captain Marvel
　　4. Spain
　
　[Long Version]
　 Disc 2
　　1. Captain Marvel
　　2. Light As A Feather
　　3. Playground
　　4. Spain
　　5. Crystal Silence

　 Disc 3
　　1. Noon Song
　　2. Matrix (Fade Out)
　　3. Sometime Ago
　　4. La Fiesta

　Chick Corea : Keyboards (Rhodes Piano)
　Joe Farrell : Flute, Soprano Saxophone
　Stanley Clarke : Bass
　Airto Moreira : Drums, Percussion

　[Rebroadcast Version]
　Captain Marvel
　

　[Long Version]
　Spain
　
　Sometime Ago
　
　La Fiesta
　

[参考]