1970年4月9日ニューヨークのフィルモア・イースト公演を皮切りに5月16日ルイジアナ州ニューオーリンズのザ・ウェアハウス公演までの北米ツアー 1st レグに続き,アルバム 『 Atom Heart Mother (原子心母) 』 のリリースに伴って 9月26日ペンシルバニア州フィラデルフィアのエレクトリック・ファクトリー公演を皮切りに10月25日マサチューセッツ州ボストンのボストン・ティー・パーティー公演まで,約 1ヶ月間実施された北米ツアー 2nd レグ.

 本 2nd レグから,ツアー終盤の10月23日カリフォルニア州サンタモニカのサンタモニカ・シビック・オーディトリウム公演のオーディエンス録音を収録した 『 Santa Monica October 1970 : Revisited (Sigma 275) 』 が Sigmaレーベルよりリリースされました.
 
 因みに,この公演日は米国で初めてリリースされたと言われている アナログ時代の ピンク・フロイド(Pink Floyd)の有名ブートレッグ 『 Live (Dittolino Discs – D-2) 』 が存在しており,『 Live (Dittolino Discs – D-2) 』 をデジタル・トランスファーしたギフト・アイテム 『 Live (Dittolino Discs) (Gift CDR) 』 が,先日登場したのは記憶に新しく,また既発でも Sigmaレーベルから,同日の 2種類(Recorder 1,2)のオーディエンス録音を収録した 『 Creatures Of The Deep (Sigma 39) 』,Recorder 2 のアップグレード音源を収録した 『 Santa Monica October 1970 (Sigma 130) 』 がリリースされています.
 今まで決定盤とされていた 『 Santa Monica October 1970 (Sigma 130) 』 が,Recorder 2 の 1st Gen の リール・トゥ・リール・コピーを収録しているのに対して,今回,Sigmaレーベルよりリリースされた 『 Santa Monica October 1970 : Revisited (Sigma 275) 』 は,1st Gen のリールをコピーしたカセットを収録しているとの事.

 公演のハイライトとして後半部で演奏される "A Saucerful Of Secrets" は11分台後半からの音は,単にギターとスライドバー,ビンソン(Binson)の エコー・レック(Echorec/エコー・チェンバー)だけでなく,他に明らかにモーグというか,その初期のモーグ・モジュラーシステム等,あるいは VCS,EMS が使用されているような音です.確かに狂気では "On The Run" 等でシンセサイザーを使用しているので,この段階で同様のものを実験的に使用していても不思議ではないですが,非常に興味深く聴く事ができます.
 また続いて演奏される,当時の最新アルバムのタイトル曲 "Atom heart Mother" では,ピーター・フィリップス((Peter Phillips)指揮による ロジェー・ワーグナー合唱団(The Roger Wagner Chorale)とブラス・セクションとの競演で,演奏するのに先立って,ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)が観客に紹介しています. "Atom Heart Mother" の合唱団とブラス・セクション入りの公演が少ない中,今回のような高音質で,しかも テープ・チェンジに伴うカット部分も別パートから補填されており,ストレス無く聴ける音源が,リリースされるのは非常に嬉しい限りです. 

 メーカー情報では
 『史上最高サウンドの「ブラス/コーラス隊入り原子心母」として知られる伝説録音が衝撃のアップグレード。奇跡のサウンドを保持していたカセット・マスターから起こされた最高峰更新盤が永久保存プレス2CDで登場です。

【伝説の大元サウンドを保持していた奇跡のカセット】
 そのアップグレード・マスターに記録されているのは「1970年10月23日サンタモニカ公演」。その極上オーディエンス録音です。
 この日付と地名でピンと来られる方も多いでしょう。そう、FLOYD最古のブートレッグとも言われるTMOQ系アナログ盤『LIVE(=Recorder 1)』があまりにも有名なショウ。その後、21世紀になってからより長尺で音の良い別録音(Recorder 2)も発掘され、『CREATURES OF THE DEEP(Sigma 39)』や『SANTA MONICA OCTOBER 1970(Sigma 130)』といった名盤たちが愛されてきました。本作は、その長尺録音(Recorder 2)のアップグレード・マスターなのです。
 アップグレードと言っても原因/手法は様々。同じ録音であってもジェネ違いや別系統、トランスファー精度、マスタリング違い等々、その要因によって大きく異なります。そして、本作の場合は「別系統」。これまでの最高峰盤『SANTA MONICA OCTOBER 1970』は1stジェネからリール・コピーされたものでしたが、今回は1stジェネのリール・マスターをコピーしたカセット・マスター。言わば2ndジャネ・カセットからデジタル化されたものなのです。「2ndじゃジェネ落ちじゃないか」と思われるかも知れませんが、ヴィンテージ録音の場合、話はそう単純ではありません。コピーが制作された時期や機材、その後の保管状態など、様々な要因によって優劣が変わるのです。
 実際、この録音の場合は大元5インチ・リールから2回(80年代初頭と1986年)1stジェネが作られており、後者の方がより精度の高い機材が使用され、ダビング時のカットもなかった。本作はその2回目のリールから作られたカセットであり、現在では第1世代リールどころか大元リールよりも遙かに状態が良い。今や大元リールでさえ失ってしまったサウンドを現在までキープしているベスト・マスターだったのです。

【もっとも音の良い共演ライヴ版の「原子心母」】
 そんな能書きを音で証明してしまうのが本作のクオリティ。
 まず、長い。従来の最長盤だった『SANTA MONICA OCTOBER 1970(Sigma 130)』にもなかった「神秘」前のロジャーのMCも収録している。これだけでも2ndジェネ・カセットがいかに細心の注意を払って制作されたかが分かりますが、サウンドはそれ以上だった。とにかく、鮮やか。ヨレやノイズが格段に少ないだけでなく、音の丸みがサッと拭われて1音1音の輪郭がクッキリと切り立っている。元々ダイレクト感が眩しい録音ではありましたが、本作はまるでホール鳴りそのものが激減したようにも感じられ、さらにサウンドボード的な直球感が増強されているのです。
 「天の支配」の沸き上がるビート、呼吸感まで美しく伸びる「グリーン・イズ・ザ・カラー」の歌声、7分すぎから大胆に展開する「デブでよろよろの太陽」のドラマティシズム、そして「ユージン、斧に気をつけろ」で騒ぐ酔っ払いまで(苦笑)。すべての音が鮮やかに生まれ変わっている。しかも、その鮮やかさは後から作ったものではなく、マスターの鮮度そのものだからこそ極めてナチュラルなのです(トランスファーを担った研究家はマスタリングを行っていますが、あくまで安定感の補強。イコライズやリミッターなど、ダメージを生みかねない作業は一切していないそうです)。
 そして、そんなサウンドで甦ったショウのハイライトは「神秘」「原子心母」が続く後半。このショウは「神秘」の中間部でシンセサイザーが使われている事でも知られているのですが、その歴史的な瞬間も素晴らしく鮮やか。スライドバーやエコー・チェンバー等が飛び交う混沌の中にシンセ(初期のモーグ・モジュラーシステム?)が沸き立ち、従来のロック・ミュージックではあり得なかった景色を現出してみせる。文字通り、今まさにロックがうねりを上げて進化している。その現場、その最前線に漂っていた大気がスピーカーから吹き出してくるのです。
 そして、このショウを伝説にしている「原子心母」が姿を現す。ブラス/コーラス隊との共演パフォーマンスは全20回あったと言われ、そのうち音の証拠が確認されているのは11回分。本作のサンタモニカ公演はピーター・フィリップス指揮によるロジェー・ワーグナー合唱団とブラス・セクションとの共演で、唯一音の残っているのアメリカ公演でもある。そしてこの「原子心母」こそ、本作の音の良さが最も強烈に感じられる。何しろ、元々「現存する(オケ入り原子心母の)オーディエンス録音の中で最も音が良い」と言われていた極めつけの名録音が、さらにアップグレードしているのですから。
 実際、複雑精緻なアンサンブルの隅々までクリスタル・クリア。ブラスがぶ厚く鳴ろうとコーラスが巨大な壁となってそそり立とうと、バンド演奏がクッキリ・はっきり。モノラル録音にも関わらず音が幾重に重なっても混じり合わず、綺麗にセパレート聞こえるのです。残念ながら2ndジェネ・カセットでも大元録音のテープチェンジ部(23分辺りの約19秒)が録音漏れなのは変わりませんが、今回マスターを制作したマニアは同じメロディのパート(1分半辺り)からパッチ。違和感なく聴き通せる最高峰バージョンが実現されているのです。

 ブラス/コーラス共演の「原子心母」は全20回あったと書きましたが、そのうち米国公演は4回だけ。つまり、本作に封じ込まれているのは、アメリカ人が本物のプログレッシヴ・ロックを目の当たりにした現場でもあります。そんな歴史的な夜にして、史上最高クオリティで「原子心母」の現場体験ができる新名盤。どうぞ、いつまでも輝きを失わない永久保存プレス2CDで存分にご堪能ください。

 ★「1970年10月23日サンタモニカ公演」の極上オーディエンス録音。
 従来から「最も音の良いブラス/コーラス入り原子心母が聴ける」事で知られる伝説名録音で、本作は大元マスターよりも状態が良いとされる2ndジェネ・カセットからデジタル化。従来盤にはなかった「神秘」前のMCが聴けるだけではなく。サウンドも最高峰を更新し、音の丸みがサッと拭われて1音1音の輪郭がクッキリ。まるでホール鳴りそのものが激減したようにも感じられ、さらにサウンドボード的なダイレクト感が増強。「原子心母」のテープチェンジ部も別パートから補填され、伝説録音が大幅進化した奇跡のライヴアルバムです。

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 ☆音源概要
 1970年10月のサンタモニカ公演は4つの枝分かれコピーが存在します。

 ★ダブ・テイラーの録音によるマスターリール(19 cm/sの速度で録音、22分ごとに反転)。
 マスター直起こしは未流通。

 (1) マイク・マーティンによる1回目の1st Genカセットコピー。太陽讃歌の一部が欠落(1980年代初頭)。「Sing To Me Cymbaline (Gold Standard)」などで使用されたソース
 (2) マイク・マーティンによる、より良い機材での2回目の1st Genリールコピー(1986年、Revox B77使用)
 (3) マイク・マーティンによる(2)からのDATコピー。Interstellar Overdriveが欠落。「CREATURES OF THE DEEP (Sigma 39)」(2009 リリース)などで使用されたソース(欠落のIOは(1)でパッチされていた)。
 (4) リック・シーシーによる(2)からのカセットコピー(マスターリール>リール>カセットの2nd Gen) ←今回使用のソース

 「SANTA MONICA OCTOBER 1970 (Sigma 130)」(2015年リリース)は(4)のジェネ落ちコピーを使用している。今回のは(4)からのダイレクトトランスファーなので、明らかに音質が向上しています。故に現時点での最良ソースと断言できます。(「神秘」の前にロジャーのMCも入っておりSigma 130より25秒ほど長いです。)
---------------------------------------------------』

Santa Monica October 1970 : Revisited (Sigma 275)
 
 Live At Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA 23rd October 1970
 [UPGRADE]

  Disc 1
   1. Introduction
   2. Astronomy Domine
   3. Green Is The Colour
   4. Careful With That Axe, Eugene
   5. Fat Old Sun
   6. Set The Controls for the Heart of the Sun
   7. Cymbaline
   TOTAL TIME (66:09)

  Disc 2
   1. A Saucerful of Secrets
   2. Atom Heart Mother (with Orchestra and Choir)
   3. Interstellar Overdrive
   TOTAL TIME (72:05)

 Astronomy Domine
 
 Fat Old Sun
 
 Atom Heart Mother (with Orchestra and Choir)
 

 本商品のリリース初週に限って,同じショウの別オーディエンスエ億音(Recorder 1)を収録し,この日の公演を語り継いできたTMOQ系の伝説アナログ・ブートレッグ 『 Live (Dittolino Discs – D-2) 』 をデジタル・トランスファーした 『 Live (Dittolino Discs) (Ltd Bonus CDR) 』が付属しています.一週間限定のボーナス・アイテムなので,このブログがアップされる頃には,無くなっているとは思います.
 因みに,本ボーナス・アイテムは先日ギフト・アイテム 『 Live (Dittolino Discs) (Gift CDR) 』 としても登場しており,そちらの方に音源を貼り付けていますので,ご興味のある方はそちらも参照してください.

 メーカー情報では
 『本編プレス2CDは、史上最高サウンドの「ブラス/コーラス隊入り原子心母」が聴ける伝説録音が奇跡のアップグレードを果たした新名盤。その解説でも触れましたが、この「1970年10月23日サンタモニカ公演」を語り継いできたのはまったく別のオーディエンス録音(Recorder 1)を刻んだ伝説LPでした。そこで新名盤の誕生を祝し、伝統の名盤LPを精緻に復刻したライヴアルバムもご用意しました。
 その名盤LPと言うのが70年代初頭から知られていたTMOQ系2枚組ブートレッグLP『LIVE(Dittolino Disc)』。
 本作は、その貴重なミント・クオリティ盤を使用し、精緻にデジタル化した1枚です。そのサウンドは、まさに過去最高。もちろん、本編プレス2CDの(Recorder 2)とは別録音ですので基礎クオリティは及ばないものの、針パチも見当たらない艶やかな極上の「Recorder 1」をこれ以上のサウンドで聴く事はできません。
 また収録の構成にもこだわり。本編プレス2CDは実際のショウに準拠していますが、本作はオリジナルLP通りに2枚組のセクション(A面-D面)そのまま。

 原盤LPの各サイドと本作の構成を比較してみますと……

 ・Track 1=A面:Atom Heart Mother (Part One)
 ・Track 2=B面:Atom Heart Mother (Part Two)
 ・Track 3=C面:Sing To Me (Fat Old Sun)
 ・Track 4=C面:Cymbaline
 ・Track 5=D面:A Saucerful Of Secrets

 ……と、このようになっています。

 ご覧の通り曲順だけでなくショウの完全形にもほど遠いわけですが、管弦楽版「原子心母」を初めとして、このサンタモニカ公演の肝となるポイントは殆ど網羅されているわけです。もちろん、構成だけでなく1曲1曲でも別録音ならではの面白さがいっぱい。たとえば「原子心母(Part One)」では、4分16秒からのスライド・ギターが本編ディスクで聴けるものとは響きの感触が違っていますし、中盤で混声合唱に暫くスポットが当たるシーン(5分58秒-9分42秒)でもベースやギター、オルガンの弱音表現がしっかり聴こえる。その「Part One」と重なるようなフェイド処理で始まる「原子心母(Part Two)」もバンドと管弦楽と肉声という密度の濃い協奏的対話が豊かな響きで耳を潤し、10分40秒付近から再び立ち上がってくるギターの動きが本編録音(Recorder 2)にも負けないくらい浮き出ているのです。
 さらにC面。「デブでよろよろの太陽」も音が華やかに溶け合う様子が克明に捉えられており、この日ならではの創意に充ちた演奏が別の座席から楽しめる。オルガンの響きと肉声、そして行間を縫う様に駆け抜けてゆくギターが見通しの良いヴィンテージ・サウンドで耳を通り過ぎてゆき、響きの彫りの深さに酔いながら演奏に身を委ねる。「シンバライン」は冒頭がわずかに欠けてのフェイド・インですが、始まった瞬間に息を呑む雰囲気が広がる。途中にあるドアの開け閉めとヒールの足音も本編ディスクで聴ける音像とは違う響きが楽しめますし、終盤で2回入る(語尾を上げて歌うのが特徴的な)”Cymbaline!!♪”も、このサウンドで聴くとより切なさが伝わってくるのです。
 そして、最後のD面いっぱいに収録されている「神秘」も本編プレス2CDの(Recorder 2)とは響きの違いが楽しめる。特に前半の霊感に充ちた音の装飾シーンはまったく引けを取りません。なお、細かい話ですが16分06秒の一瞬の音飛びはマスターテープの劣化か、あるいはその部分をつまんでエディットしたようです(リールのテープフリップなら瞬間では済まず、トラブルならもう少し汚い感じになるはず)。欠けているのは2-3秒程度なので特に気にならないと思いますが、敢えて補填はせず、原盤収録の生々しい姿をそのまま残しました。

 以上、伝説の2枚組LPを史上最高峰クオリティで甦らせたライヴアルバムです。本編プレス2CDの解説でも述べましたが、このサンタモニカ公演はアメリカ人が本物のプログレッシヴ・ロックを目の当たりにした貴重な現場であり、その現場を音で語り継いできたのが『LIVE』だったのです。そんな歴史の語り部に最高峰サウンドで触れられるチャンス。どうぞ、どなた様もお見逃しなく。』

Live (Dittolino Discs) (Ltd Bonus CDR)
 
 Live At Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA 23rd October 1970
 Taken From The Original 2LP "Live"(Dittolino Discs)

   1. Atom Heart Mother (Part One)
   2. Atom Heart Mother (Part Two)
   3. Sing To Me (Fat Old Sun)
   4. Cymbaline
   5. A Saucerful Of Secrets
   TOTAL TIME (71:50)

 ※) 音源は 『 Live (Dittolino Discs) (Gift CDR) 』 の方を参照してください.

[参考]
Creatures Of The Deep (Sigma 39)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - Creature Of The Deep (Sigma 39)
Santa Monica October 1970 (Sigma 130)
 


1970 Tour Dates
 January
  10 The Ballroom, University of Nottingham, Beeston, Nottingham, UK
  17 Lawns Centre, Cottingham, Hull, UK
  18 Fairfield Hall, Croydon, UK
  19 The Dome, Brighton, UK
  23 Civic Hall, Wolverhampton, UK
       ⇒ [Cancelled]
  23 Theatre des Champs-Elysées, Elysée, Paris, FRANCE
       ⇒ [Broadcast On Europe 1 Radio]
  24 Theatre des Champs-Elysées, Elysée, Paris, FRANCE

 February
  02 Palais des Sports, Lyon, FRANCE
  05 Cardiff Arts Centre Project Benefit Concert, Sophia Gardens Pavilion, Cardiff, UK
  07 Royal Albert Hall, Kensington, London, UK
  08 Opera House, Manchester, UK
  11 Town Hall, Birmingham, UK
  14 King's Hall, Town Hall, Stoke-On-Trent, UK
  15 Empire Theatre, Liverpool, UK
  17 City Hall, Newcastle-upon-Tyne, UK
  22 The Electric Garden, Glasgow, UK
  23 McEwan Hall, University of Edinburgh, Edinburgh, UK
  28 Endsville '70, Refectory Hall, University Union, Leeds University, Leeds, UK

 March
  05 Studio B, BBC TV Centre, White City, London, UK
       ⇒ [Line Up, BBC1 TV, Broadcast 13 March]
  06 Great Hall, College Block, Imperial College, London, UK
  07 University of Bristol Arts Festival - Timespace, Colston Hall, Bristol, UK
  08 Mothers, Erdington, Birmingham, UK
  09 City (Oval) Hall, Sheffield, UK
  11 Stadthalle, Offenbach, GERMANY
  12 Kleiner Saal, Auditorium Maximum, Hamburg University, Hamburg, GERMANY
  13 Konzert Saal, Technische Universität, West Berlin, GERMANY
       ⇒ [Two Shows]
  14 Grosser Saal, Meistersinger Halle, Nuremberg, GERMANY
  15 Niedersachsenhalle, Hannover, GERMANY
  18 Gothenberg, Sweden
       ⇒ [Cancelled]
  19 Stora Salen, Stockholm Konserthus, Stockholm, SWEDEN
  20 Akademiska Foreningens Stora Sal, Lund, SWEDEN
  21 Tivolis Koncertsal, Copenhagen, DENMARK
  30 Le Festival Musique Evolution, Le Bourget, Aeroport de Paris, Siene St Denis, FRANCE

 April
  09 Fillmore East, Manhattan, New York City, NY, USA
  10 Aragon Ballroom, Chicago, IL, USA
  11 The Gymnasium, State University of New York, Stony Brook, Long Island, NY, USA
  12 Boston Tea Party, Boston, MA, USA
  16 Fillmore East, Manhattan, New York City, NY, USA
  17 Electric Factory, Philadelphia, PA, USA
       ⇒ [Two Shows]
  18 Electric Factory, Philadelphia, PA, USA
       ⇒ [Two Shows]
  22 Capitol Theater, Port Chester, NY, USA
  24 Eastown Theater, Detroit, MI, USA
  25 Eastown Theater, Detroit, MI, USA
  28 Fillmore West, San Francisco, CA, USA
       ⇒ [PBS Network TV, Live Recording, No Audience, Broadcast 26 January 1971]
  29 Fillmore West, San Francisco, CA, USA

 May
  01 Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA
  07 Pauley Pavilion, University of California Los Angeles, West Hollywood, Los Angeles, CA, USA
  09 San Diego, CA, USA (Cancelled)
  09 Terrace Ballroom, Salt Lake City, UT, USA
  12 Municipal Auditorium, Atlanta, GA, USA
  15 The Warehouse, New Orleans, LA, USA
  16 The Warehouse, New Orleans, LA, USA
  22 Houston Music Theatre, Houston, TX, USA
       ⇒ [Cancelled]
  23 State Fair Music Hall, Dallas, TX, USA
       ⇒ [Cancelled]
  24 Kansas City, MO, USA
       ⇒ [Cancelled]
  29 Aragon Ballroom, Chicago, IL, USA
       ⇒ [Rescheduled To 10 April]
  30 Aragon Ballroom, Chicago, IL, USA
       ⇒ [Rescheduled To 10 April]

 June
  05 Ludlow Garage, Cincinnati, OH, USA
       ⇒ [Cancelled]
  06 Ludlow Garage, Cincinnati, OH, USA
       ⇒ [Cancelled]
  27 Bath Festival of Blues & Progressive Music '70, Bath & West Showground, Shepton Mallet, UK
  28 Holland Pop Festival, Kralingse Bos, Rotterdam, The NETHERLANDS
     ⇒ [Stamping Ground, Film]

 July
  12 1st Open Air Pop Festival, Reiterstadion Soers, Aachen, GERMANY
  16 BBC Paris Cinema, Lower Regent Street, London, UK
       ⇒ [Peel Sunday Concert, BBC Radio 1, Broadcast 19 July]
  18 Blackhill's Garden Party - Hyde Park Free Concert, Hyde Park, London, UK
  26 XI Festival International de Jazz, Pinède Gould, Antibes Juan-les-Pins, FRANCE

 August
  01 Festival d’Aix-en-Provence, Parc de Saint Pons, Aix-en-Provence, FRANCE
       ⇒ [Cancelled]
  05 Popanalia Festival, Autoroute De L’Esteral, Biot, FRANCE
       ⇒ [Cancelled]
  08 Pop Festival Saint Raphael, Stade Municipal, St. Raphaël, FRANCE
       ⇒ [Cancelled]
  08 Festival de St. Tropez, Les Caves du Roy, San Tropez, FRANCE
       ⇒ [Pop 2, ORTF 2 TV, broadcast 10 & 24 October]
  12 Fête de St. Raphaël, L’Amphithéâtre Romain, Fréjus, St. Raphaël, FRANCE
  15 Yorkshire Folk, Blues & Jazz Festival, Krumlin, Barkisland, Halifax, UK
       ⇒ [Cancelled]
  29 Open Air Festival Heidelberg, Thingstätte Amphitheatre, Heidelberg, GERMANY
       ⇒ [Cancelled]
  31 Charlton Park, Bishopsbourne, near Canterbury, UK

 September
  12 Fete de L'Humanite, Grand Scene, Bois de Vincennes, Paris, FRANCE
       ⇒ [Filmed, Not Broadcast]
  26 The Electric Factory, Philadelphia, PA, USA
  27 Fillmore East, Manhattan, New York City, NY, USA
       ⇒ [Two Shows]

 October
  01 Memorial Coliseum, Portland, OR, USA
  02 The Gymnasium, Gonzaga University, Spokane, WA, USA
       ⇒ [Rescheduled To 4 October]
  02 Moore Theater, Seattle, WA, USA
  03 Moore Theater, Seattle, WA, USA
  04 Open House, Seattle, WA, USA
       ⇒ [Rescheduled To 2 & 3 October]
  04 The Gymnasium, Gonzaga University, Spokane, WA, USA
  06 Central Washington University, Ellensburg, WA, USA
  07 Gardens Arena, Vancouver, B.C., CANADA
  08 Jubilee Auditorium, Calgary, Alberta, CANADA
  09 Sales Pavilion Annex, Edmonton, Alberta, CANADA
  10 The Gardens, Edmonton, Alberta, CANADA
       ⇒ [Rescheduled To 9 October]
  10 Centennial Auditorium, Saskatoon, Saskatchewan, CANADA
  11 Centre of the Arts, Regina, Saskatchewan, CANADA
  13 Centennial Concert Hall, Winnipeg, Manitoba, CANADA
  15 Terrace Ballroom, Salt Lake City, UT, USA
  16 Pepperland Auditorium, San Rafael, CA, USA
  17 Pepperland Auditorium, San Rafael, CA, USA
  18 Intercollegiate Baseball Facility, University of California, San Diego, CA, USA
  21 Fillmore West, San Francisco, CA, USA
  23 Civic Auditorium, Santa Monica, CA, USA
  25 Boston Tea Party, Boston, MA, USA
  31 Black Magic & Rock & Roll, Cincinnati Gardens, Cincinnati, OH, USA
       ⇒ [Cancelled]

 November
  06 Concertgebouw, Amsterdam, The NETHERLANDS
  07 Grote Zaal, De Doelen, Rotterdam, The NETHERLANDS
  11 Konserthuset, Gothenburg, SWEDEN
  12 Falkoner Teater, Copenhagen, DENMARK
       ⇒ [Two Shows]
  13 Vejlby Risskov Hallen, Arhus, DENMARK
  14 Ernst-Merck Halle, Hamburg, GERMANY
  19 Civic Arena, Pittsburgh, PA, USA
       ⇒ [Rescheduled To Syria Mosque]
  21 Super Pop ’70 VII, Casino de Montreaux, Altes Casino, Montreux, SWITZERLAND
  22 Super Pop ’70 VII, Casino de Montreaux, Altes Casino, Montreux, SWITZERLAND
  23 Grosser Konzerthaussaal, Wiener Konzerthaus, Vienna, AUSTRIA
       ⇒ [Rescheduled To 29 November]
  25 Friedrich Ebert Halle, Ludwigshafen, GERMANY
  26 Killesberg Halle 14, Stuttgart, GERMANY
  27 Neidersachsenhalle, Hannover, GERMANY
  28 Saarlandhalle, Saarbrucken, GERMANY
  29 Grosser Konzerthaussaal, Wiener Konzerthaus, Vienna, AUSTRIA
       ⇒ [Cancelled]
  29 Circus Krone, Munich, GERMANY

 December
  05 ORTF TV Studios, Buttes Chaumont, Paris, FRANCE
       ⇒ [Volumes, ORTF2, Broadcast 27 May 1971]
  11 Big Apple, Regent Theatre, Brighton, UK
  12 The Roundhouse Public House, Dagenham, UK
  18 Town Hall, Birmingham, UK
  20 Colston Hall, Bristol, UK
  21 Free Trade Hall, Manchester, UK
  22 City (Oval) Hall, Sheffield, UK







[関連記事]
Live (Dittolino Discs) (Gift CDR)
 
Definitive Fillmore West 1970 (Sigma 253)
 
State University Of New York 1970 (Sigma 252)
 
An Hour With Pink Floyd:Definitive Edition (Sigma 213)
 
An Hour With Pink Floyd (Gift DVDR)
 
Definitive Westworld (Sigma 209)
 

Santa Monica October 1970 (Sigma 130)
 
Electric Factory 1970 (Sigma 127)
 
Fillmore West 1970 Soundboard & Room Mic Matrix Recording (Gift CDR)
 
Pepperland 70:1st Gen Reel (Sigma 99)
 PF - Pepperland 70
Santa Monica 1970 (Sigma 70)
 Pink Floyd 19700501-1
Santa Monica 1970:1st Gen Reel To Reel (Gift CDR)
 
Creatures Of The Deep (Sigma 39)
 Pink Floyd - Creature Of The Deep (Sigma 39)
Long Sentence (Sigma 16)
 
Electric Factory (Siréne-241)
 
Pepperland 1970 (Siréne-073)
 cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pepperland 1970



#2021‐04‐14