元 キング・クリムゾン(King Crimson)のベース&ヴォーカルであった ジョン・ウェットン(John Wetton)と,ドラムの ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)が中心となり,ロキシー・ミュージック(Roxy Music)で一緒だったキーボード&エレクトリック・ヴァイオリンの エディ・ジョブソン(Eddie Jobson),ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)名義のソロ・アルバム 『 Feels Good to Me (フィールズ・グッド・トゥ・ミー) 』 に参加していたギターの アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)によって結成されたスーバー・グループ:ユーケーU.K.
 
 1978年4月には 1st アルバム 『 U.K. (憂国の四士) 』 をリリースしツアーを行うものの,ツアー終了後には,よりジャズやフュージョン的な音楽を追及したかった ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)と アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)が脱退.オリジナル・メンバーによる活動は短命に終わりました.

 その後,ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)と アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)は,ブルーフォード(Burford)結成,逆に U.K. には マザーズ・オブ・インヴェンション(The Mothers of Invention)で活動していた テリー・ボジオ(Terry Bozzio)を迎え,キーボード・トリオとして活動を再開.
 
 1st アルバム 『 U.K. (憂国の四士) 』 のリリースに伴って,プロモーションを兼ねて行われた英国内ツアー(4月29日-5月15日),そして,その後 6月23日カナダはオンタリオ州トロントのエル・モカンボ公演を皮切りに,8月8日ペンシルベニア州フィラデルフィアのペンズ・ランディング・グレート・プラザ公演まで行われた北米ツアーの 1st レグ,約1か月の間をおいて 9月8日イリノイ州はシカゴのアラゴン・ボールルーム公演を皮切りに,10月8日コネチカット州ウェスト・ハートフォードのハード・ロック・カフェ公演まで行われた北米ツアーの 2nd レグ.そして 1か月空いてスポットで行われた 11月9日オハイオ州クリーヴランドはアゴラ・ボールルーム公演が,この年の,そしてオリジナル・メンバーでの最終公演となりました..

 本商品は,1978年6月23日カナダはオンタリオ州トロントのエル・モカンボ公演を皮切りに,8月8日ペンシルベニア州フィラデルフィアのペンズ・ランディング・グレート・プラザ公演まで行われた北米ツアーの 1st レグから,最終公演に当たる 8月8日ペンシルベニア州フィラデルフィアのペンズ・ランディング・グレート・プラザ公演の FM放送前のオープン・リールをトランスファーした音源を収録し 2004年に Sirèneレーベルからリリースされた 『 Philadelphia 1978 Pre-FM Master (Sirène-048) 』 です.

 FM放送用に収録されたサウンドボード音源なので,初心者でも安心して楽しめます.

 メーカー情報では
 『FM放送用オープンリールマスターをダイレクトに使用、全ての既発盤を一蹴する超高音質ステレオ・サウンドボード収録で話題を呼んだ、U.K.史上最強のライヴ盤タイトル「PHILADELPHIA 1978 PRE-FM MASTER」。正に問答無用。オリジナルU.K.最高傑作、永遠のベストセラータイトルが、ボーナスディスク付きで再リリース決定です。

 本盤は、1977年8月8日のフィラデルフィア公演を極上ライン録音にて完全収録。デジタル・リマスタリングを施し、更に磨きのかかった強烈なサウンドで、オリジナルUKの圧巻のパフォーマンスを再現します。ジョン・ウェットンとビル・ブラッフォードというクリムゾン最強のリズム隊に、アラン・ホールズワースのジャージーでテクニカルなギタープレイが絡み、エディ・ジョブソンのヴァイオリンとキーボードが強烈な色彩感を与るという、英ロックファンにとっては夢のようなラインアップの放つ壮絶なまでの圧巻ドキュメント。
 ブリティッシュ・ロック史上、他に類を見ない強烈なアンサンブルは、今もって唯一無二の輝きを感じさせてくれます。短命ながら、その後の多くのバンドに影響を与えたオリジナルUKの伝説のライブ・パフォーマンス。過去にエアチェック・テイクを使用したライブCDは数タイトル存在しましたが、ご存知のとおり、これは放送前のPRE-FMマスターを使用しており、既発とは比較にならない音圧とクリアーさでこの歴史的なライブを楽しむことができます。
 ファースト・アルバム発売後の北米ツアーの唯一の単独公演であるフィラデルフィア公演を最良のサウンドで楽しめる決定版。また、ボーナストラックで、英盤シングル(POSP55)よりIn The Dead Of NightとNothing To Loseのエディット・バージョンを追加収録。
 原盤を最良のシステムで再生しており、トレーダー間に存在する同テイクとは一線を画する素晴らしいサウンドでこのテイクを聞く事ができます。プログレ・ファンにとっては、まさに一家に一枚とも言える最高・最強のプレスCDタイトルです。

 ★beatleg誌 vol.53(2004年12月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
 FM放送用オープンリール・マスターから製作された「MASTER STROKE」が、待望のプレスCDで再リリースとなった。
 本盤は1978年にオリジナル編成で行われた北米ツアーからフィラデルフィア公演を収録したもので、元々は、フィラデルフィアにある「WIOQ」というFM局で放送されている。この北米ツアーは、基本的にアル・ディ・メオラの前座だったが、本公演のみ単独で行われている。これまでボストン公演を収録したBBCのラジオショウ・ディスクをフルコピーした「PARADISE LOST」が、歴史的にも音質的にもU.K.ブートの最高峰として、長いこと君臨していたが、「MASTER STROKE」がその座から引きずり降ろしてしまったのは記憶に新しい。
 ボーナス・トラックとして、テリー・ボジオ加入後に収録された「In The Dead Of Night」、そして、シングルカット用にリミックスされた「Nothing To Lose」が、イギリス盤シングルからハイエンドユーザ向けターンテーブルを使用してデジタル化されている。買い替え必至。

 ★史上最強のU.K.タイトルが、貴重なラジオショウ音源とのカップリングで限定・再リリース決定です。』

Philadelphia 1978 Pre-FM Master (Sirène-048)
 
 Live At Penns Landing,Philadelphia,PA.USA 08th August 1978
 [STEREO SOUNDBOARD RECORDING]

   1. Introduction
   2. Alaska
   3. Time To Kill
   4. The Only Thing She Needs
   5. Carrying No Cross
   6. Forever Until Sunday
   7. Thirty Years
   8. Presto Vivace
   9. In The Dead Of Night
   10. The Sahara Of Snow
   11. Caesar's Palace Blues
      [Bonus Track]
   12. In The Dead Of Night [Single Edit Version, POSP55]
   13. Nothing To Lose [Single Edit Version, POSP55]

 John Wetton : Bass & Vocal
 Eddie Jobson : Electric Violin, Keyboards & Vocal
 Allan Holdsworth : Guitar
 Bill Bruford : Drums & Percussion

 Carrying No Cross
 
 In The Dead Of Night
 
 Caesar's Palace Blues
 

 本商品には 「 U.K. Radio Special 」と題された、プロモーション用ラジオ・ショウ・ディスクを原盤からトランスファーしたボーナス・ディスク 『 Radio Special 1978 (Bonus CDR) 』 が付属しています.

 メーカー情報では
 『過去に「MiG25」というタイトルに収録されていた、U.K.がファーストアルバムのリリースの際に、プロモーション用に作成・配布した放送用トランスクリプション・ディスクから直接、針落としされた、貴重な「U.K. Radio Special」をリマスター収録。
 収録時間は41分22秒。半音近く高かったピッチを正確に補正、アナログスクラッチノイズを軽減したベスト・ヴァージョンです。
 1stリリース当時、1978年のエディ・ジョブソンとジョン・ウェットンの紹介で楽曲がプレイされるという内容で、音源の割には、資料の少ないオリジナルU.K.の、ファン必携の重要音源と言えるでしょう。
 「最初はビルとのトリオだったんだが、そこにビルのソロ(Feels Good to Me)に参加していたアランが加入した。2か月かけてアルバムを作成した。自分達が過去に在籍したバンドは、キング・クリムゾン、フランク・ザッパ・・・。僕達二人はロキシーやクリムゾンでお互いを知っていたからね」等、バンド結成に至るまでのエピソード、楽曲毎の解説が本人達の肉声で聴けるのは、ファンには応えらないでしょう。
 Trk6では「再びこんにちは、UKのベース&シンガーのジョン・ウェットンです」の挨拶にジョブソンが「ロックンロール界のジェイムズ・ボンド!ロジャー・ムーア(当時のボンド役)に少し似てるよね」とまだ若い二人(ウェットンが29歳、ジョブソン23歳)がが冗談を言い合ったりする様は聴いていて微笑ましいものがあります。youtubeにも海外コレクターが「MiG25」としてこの元音源をアップしていますが、その位に珍しい音源であり、内容は勿論、価値・資料的にも第一級のコレクターズ・アイテムと言えるでしょう。』

Radio Special 1978 (Bonus CDR)
 

   1. Introduction
   2. MC (Eddie Jobson & John Wetton)
   3. Alaska
   4. Time To Kill
   5. MC (Eddie Jobson)
   6. MC (Eddie Jobson & John Wetton)
   7. Thirty Years
   8. MC (John Wetton)
   9. MC (Eddie Jobson & John Wetton)
   10. Nevermore
   11. MC (John Wetton)
   12. MC (Eddie Jobson)
   13. In The Dead Of Night
   14. MC (Eddie Jobson)
   15. MC (Eddie Jobson)

 Track 2 / MC (Eddie Jobson & John Wetton)
 
 Track 6 / MC (Eddie Jobson & John Wetton)
 

[参考]
 1978 Tour Dates
 April
  29 University Of Southampton Students' Union,Southampton,UK
  30 Dacorum Pavilion,Hemel Hempstead,UK
 
 May
  01 Guildford Civic Hall,Guildford,UK
  03 University Of Keele,Keele,UK
  04 Newcastle City Hall,Newcastle,UK
  05 Odeon Theatre,Edinburgh,UK
  06 University Of Strathclyde,Glasgow,UK
  09 Birmingham Hippodrome,Birmingham,UK
  10 University of Essex,Colchester,UK
  12 University of Lancaster,Lancaster,UK
  13 The University Of Sheffield,Sheffield,UK
  14 Manchester Apollo,Manchester,UK
  15 Rainbow Theatre,London,UK
 
 June
  23l E Mocambo,Toronto,ON,CANADA
  26 El Mocambo,Toronto,ON,CANADA
  27 El Mocambo,Toronto,ON,CANADA
  28 Place des Nations,Montreal,QC,CANADA

 July
  01 Unknown Venue,Sacramento,CA USA
  02 Calderone Concert Hall,Hempstead,NY,USA
  04 Morris Stage,Morristown,NJ,USA
  05 Unknown Venue, Poughkeepsie,NY,USA
  06 Tower Theatre,Upper Darby,PA,USA
  07 Wollman Skating Rink,New York,NY,USA
     ⇒ [Dr. Pepper Summer Music Festival 1978]
  08 Painters Mill Music Fair,Owings Mills,MD,USA
  11 Paradise Rock Club,Boston,MA,USA
  14 Madison Theatre,Albany,NY,USA
  15 Paramount Theatre,Asbury Park,NJ,USA
  16 New Leona Theater,Homestead,PA,USA
  17 Punch And Judy Theater,Grosse Pointe,MI,USA
  19 Punch And Judy Theater,Grosse Pointe,MI,USA
  20 Riviera Theatre,Chicago,IL,USA
  21 Uptown Theatre,Milwaukee,WI, SA
  28 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
  29 Community Center Theater,Sacramento,CA,USA

 August
  01 Commodore Ballroom,Vancouver,BC,CANADA
  02 Paramount Theatre,Portland,OR,USA
  06 State Fair Arena,Oklahoma City,OK,USA
  08 Penn's Landing Great Plaza,Philadelphia,PA,USA

 September
  08 Aragon Ballroom,Chicago,IL,USA
  11 Paradise Rock Club,Boston,MA,USA
  12 Agora, Cleveland,OH,USA
  18 Agora, Cleveland,OH,USA
  21 Austin Opry House,Austin,TX,USA
  22 Dallas Convention Center Theatre,Dallas,TX,USA
  24 Cullen Performance Hall,Houston,TX,USA
  25 Ritz Music Hall,Corpus Christi,TX,USA
  27 Ole Man River's,Avondale,LA,USA
  28 Orpheum Theatre,Memphis,TN,USA
  29 Memorial Auditorium,Louisville,KY,USA
 
 Octobar
  02 Théâtre St-Denis,Montreal,QC,CANADA
  03 Centre Municipal des Congrès,Quebec City,QC,CANADA
  06 The Palladium,New York,NY,USA
 07 Orpheum Theatre,Boston,MA,USA
  08 Hard Rock Cafe,West Hartford,CT,USA
 
 November
  09 Agora,Cleveland,OH,USA





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Cleveland 1978 (Virtuoso 360)
 
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#2004