1974年11月4日スコットランドはエディンバラにあるアッシャーホールを皮切りに，12月14日ブリストルのヒポドロームまで行われた，冬のブリティッシュ・ツアー（通称：British Winter Tour 1974）．
このブリティッシュ・ツアー（通称：British Winter Tour 1974）からは，11月19日ストーク・オン・トレントのトレンザム・ガーデン公演をオーディエンス収録した高音質音源を使用して，1975年にアナログ・ブート 『 British Winter Tour 74 (PFL7501) 』 がリリースされました．
因みに 『 British Winter Tour 74 (PFL7501) 』 に収録されていたのは，当時未発表であった 3曲： "Raving And Drooling"（：”Sheep”），"Gotta Be Crazy"（：”Dogs”），分割されていない "Shine On You Crazy Diamond" で，A面 2曲，B面 1曲の構成でのリリースでした．
当時，フロイドは，次のオフィシャル・アルバムには，この 3曲を収録する予定でしたが，ブートが空前のヒットとなった関係で，新たなアルバムの内容を変更せざるを得なくなりましたし，本件以降，アルバム・リリース前の新曲を新たにツアーで披露しなくなった事は有名な話です．
今回，商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして，この11月19日ストーク・オン・トレントのトレンザム・ガーデン公演を収録した 『 British Winter Tour 74 (Gift CDR) 』 が登場．
既発では，2004年10月に Siréneレーベルから 『 British Winter Tour 74 (Siréne-047) 』 のタイトルでリリースされており，完売後久しいので，今回のギフト・アイテム化は，ファンとして嬉しいところです．
このアナログ・ブートは，当時リアル・タイムに購入し，高音質だったのとジャケットの作りも当時の他のブートと比較すると非常に素晴らしく，驚いた記憶があります．
メーカー情報では
『1974年、11月から12月にかけてイギリスで行われた「British Winter Tour」より、11月19日のStaffordshireはStoke公演を、高音質オーディエンス録音にてコンサートの殆どを収録。
前半は有名なオリジナル･アナログ･ブートより、後半はマスター･レベルのオーディエンス録音を使用することで、ほぼショウの完全収録を実現、両テイクとも、Excellentレートが相応しい非常に優れた音質です。
針パチの殆どないコンディション抜群のオリジナル・ブートＬＰ(PFL7501)を高品質なプレイヤーで再生し、かの有名な伝説の「British Winter Tour 74」を最良のサウンドで再現します。（既発盤CDを完全に上回る音質です。）
アナログは、Sheep, Dogの原型となるRaving & Drooling、You Gotta Be Crazy、未完成のShine On You Crazy Diamondを高音質収録。「炎」も「アニマルズ」も発表前に発売されたこのアナログブートは爆発的な売上を記録し、当時、多くの熱心なフロイド・マニアはこのアナログを聴く事で、次なる新作をイメージしたと伝えられています。
ショウ後半の「狂気」と「エコーズ」は近年、発見された激レア・マスター・テイクを使用しており、こちらはThe Great Gig In The Skyで部分的カットがあるものの、実に素晴らしい音質で収録され、この日のコンサートを最良の形で再現してくれます。若干スローなスピードで演奏される「狂気」、そして大曲「エコーズ」と、イギリスの冷たい空気をイメージさせるヘヴィでダルな演奏はこの時期ならでは！
★beatleg誌 vol.53（2004年12月号）のレビュー要約です。ご参考まで。
1974年に行われた通称「British Winter Tour 」から STOKE公演を収録。
本公演は、新曲群が披露された第一部の模様が、フロイドのブート史上、最高の売上を達成したと言われるLP「British Winter Tour 74(PFL7501)」に収録された事で有名だ。今回のリリースに当たり、第一部は、前述のLPをハイエンドユーザー向けにのターンテーブルを用いてデジタル化された。以前に一度、CD化されたことがあるが、あまりにひどい音質だったことはファンの方なら良くご存知だろう。
しかし、今回は、一般家庭用オーディオ機器では絶対に体感出来ない別次元の音質で甦った。
第二部の模様は、その存在が否定され続けて来たオーディエンス音源が近年発掘され、それが本盤にも使用された。なお、第一部の模様がLP起こしであることに不満を感じる方も居るかもしれないが、現時点ではLP「British Winter Tour 74」以外に第一部を収録した音源は一切存在しないため、暫定処置としては納得のいく物だ。
更に「Dark Side Of The Moon」以降、新譜が一向にリリースされない状況に業を煮やしたファンが、新曲が収録されたブートLPに飛びついて様々な思いをめぐらせた状況を追体験できるというのも、なんと贅沢なことではないだろうか。必携盤。
★Sireneレーベルからのオリジナル・リリースは2004年（何と13年も前！Sirene-047）。
完売久しい名音源タイトルゆえ、再販のリクエストが絶えない、この日の決定盤音源です。
1974年イギリスツアーから11月19日のストーク公演を、前半を貴重なブートレッグ・レコード原盤より。ショウ後半は当時新たに発見されたディフソースの高音質オーディエンス録音テイクより収録した、コンサート完全収録盤。聴き応え満点のお薦めタイトルです。』
British Winter Tour 74 (Gift CDR)
Live At Trentham Gardens,Stoke-on-Trent,Staffordshire,UK 19th November 1974
Disc 1 [*]
1. Raving And Drooling
2. You Gotta Be Crazy
3. Shine On You Crazy Diamond
TOTAL TIME (47:23)
Disc 2
1. Speak To Me
2. Breathe In The Air
3. On The Run
4. Time
5. Breathe In The Air (Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
｢Encore]
12. Echoes
TOTAL TIME (77:38)
[*] Disc 1：Taken From The Original Analog LP "British Winter Tour 74"
Shine On You Crazy Diamond
The Great Gig In The Sky
Money
Us And Them
[参考]
British Winter Tour 74 (Siréne-047)」
British Winter Tour 1974
November
04 Usher Hall,Edinburgh,UK
05 Usher Hall,Edinburgh,UK
08 Odeon,Newcastle-upon-Tyne,UK
09 Odeon,Newcastle-upon-Tyne,UK
14 Empire Pool,Wembley,London,UK
15 Empire Pool,Wembley,London,UK
16 Empire Pool,Wembley,London,UK
[Alan Freeman Show,BBC Radio 1,Broadcast 11th January 1975]
17 Empire Pool,Wembley,London,UK
19 Trentham Gardens,Stoke-on-Trent,UK
22 Sophia Gardens Pavilion,Cardiff,UK
28 Empire Theatre,Liverpool,UK
29 Empire Theatre,Liverpool,UK
30 Empire Theatre,Liverpool,UK
December
03 The Hippodrome,Birmingham,UK
04 The Hippodrome,Birmingham,UK
05 The Hippodrome,Birmingham,UK
09 The Palace Theatre,Manchester,UK
10 The Palace Theatre,Manchester,UK
13 The Hippodrome,Bristol,UK
14 The Hippodrome,Bristol,UK
[関連記事]
「Colmar 1974 (SPE-019)」
「Colmar 1974 (Gift CDR)」
「Bristol 1974 2nd Night (Gift CDR)」
「Wembley 1974 Final Night：Unprocessd Master (Sigma 174)」
「Wembley 1974 2nd Night Unprocessed Master (Sigma 154)」
「Absolutely Years (Gift CDR)」
「Manchester 1974 (Sigma151)」
「Who Gotta Be Crazy (Sigma 21)」
「Creative Intelligence (Sigma 19)」
「Manchester First Night (Embryo-20/21/22)」
「British Winter Tour 74 (Siréne-047)」
「Rise & Shine (Bonus CDR)」
このブリティッシュ・ツアー（通称：British Winter Tour 1974）からは，11月19日ストーク・オン・トレントのトレンザム・ガーデン公演をオーディエンス収録した高音質音源を使用して，1975年にアナログ・ブート 『 British Winter Tour 74 (PFL7501) 』 がリリースされました．
因みに 『 British Winter Tour 74 (PFL7501) 』 に収録されていたのは，当時未発表であった 3曲： "Raving And Drooling"（：”Sheep”），"Gotta Be Crazy"（：”Dogs”），分割されていない "Shine On You Crazy Diamond" で，A面 2曲，B面 1曲の構成でのリリースでした．
当時，フロイドは，次のオフィシャル・アルバムには，この 3曲を収録する予定でしたが，ブートが空前のヒットとなった関係で，新たなアルバムの内容を変更せざるを得なくなりましたし，本件以降，アルバム・リリース前の新曲を新たにツアーで披露しなくなった事は有名な話です．
今回，商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして，この11月19日ストーク・オン・トレントのトレンザム・ガーデン公演を収録した 『 British Winter Tour 74 (Gift CDR) 』 が登場．
既発では，2004年10月に Siréneレーベルから 『 British Winter Tour 74 (Siréne-047) 』 のタイトルでリリースされており，完売後久しいので，今回のギフト・アイテム化は，ファンとして嬉しいところです．
このアナログ・ブートは，当時リアル・タイムに購入し，高音質だったのとジャケットの作りも当時の他のブートと比較すると非常に素晴らしく，驚いた記憶があります．
メーカー情報では
『1974年、11月から12月にかけてイギリスで行われた「British Winter Tour」より、11月19日のStaffordshireはStoke公演を、高音質オーディエンス録音にてコンサートの殆どを収録。
前半は有名なオリジナル･アナログ･ブートより、後半はマスター･レベルのオーディエンス録音を使用することで、ほぼショウの完全収録を実現、両テイクとも、Excellentレートが相応しい非常に優れた音質です。
針パチの殆どないコンディション抜群のオリジナル・ブートＬＰ(PFL7501)を高品質なプレイヤーで再生し、かの有名な伝説の「British Winter Tour 74」を最良のサウンドで再現します。（既発盤CDを完全に上回る音質です。）
アナログは、Sheep, Dogの原型となるRaving & Drooling、You Gotta Be Crazy、未完成のShine On You Crazy Diamondを高音質収録。「炎」も「アニマルズ」も発表前に発売されたこのアナログブートは爆発的な売上を記録し、当時、多くの熱心なフロイド・マニアはこのアナログを聴く事で、次なる新作をイメージしたと伝えられています。
ショウ後半の「狂気」と「エコーズ」は近年、発見された激レア・マスター・テイクを使用しており、こちらはThe Great Gig In The Skyで部分的カットがあるものの、実に素晴らしい音質で収録され、この日のコンサートを最良の形で再現してくれます。若干スローなスピードで演奏される「狂気」、そして大曲「エコーズ」と、イギリスの冷たい空気をイメージさせるヘヴィでダルな演奏はこの時期ならでは！
★beatleg誌 vol.53（2004年12月号）のレビュー要約です。ご参考まで。
1974年に行われた通称「British Winter Tour 」から STOKE公演を収録。
本公演は、新曲群が披露された第一部の模様が、フロイドのブート史上、最高の売上を達成したと言われるLP「British Winter Tour 74(PFL7501)」に収録された事で有名だ。今回のリリースに当たり、第一部は、前述のLPをハイエンドユーザー向けにのターンテーブルを用いてデジタル化された。以前に一度、CD化されたことがあるが、あまりにひどい音質だったことはファンの方なら良くご存知だろう。
しかし、今回は、一般家庭用オーディオ機器では絶対に体感出来ない別次元の音質で甦った。
第二部の模様は、その存在が否定され続けて来たオーディエンス音源が近年発掘され、それが本盤にも使用された。なお、第一部の模様がLP起こしであることに不満を感じる方も居るかもしれないが、現時点ではLP「British Winter Tour 74」以外に第一部を収録した音源は一切存在しないため、暫定処置としては納得のいく物だ。
更に「Dark Side Of The Moon」以降、新譜が一向にリリースされない状況に業を煮やしたファンが、新曲が収録されたブートLPに飛びついて様々な思いをめぐらせた状況を追体験できるというのも、なんと贅沢なことではないだろうか。必携盤。
★Sireneレーベルからのオリジナル・リリースは2004年（何と13年も前！Sirene-047）。
完売久しい名音源タイトルゆえ、再販のリクエストが絶えない、この日の決定盤音源です。
1974年イギリスツアーから11月19日のストーク公演を、前半を貴重なブートレッグ・レコード原盤より。ショウ後半は当時新たに発見されたディフソースの高音質オーディエンス録音テイクより収録した、コンサート完全収録盤。聴き応え満点のお薦めタイトルです。』
British Winter Tour 74 (Gift CDR)
Live At Trentham Gardens,Stoke-on-Trent,Staffordshire,UK 19th November 1974
Disc 1 [*]
1. Raving And Drooling
2. You Gotta Be Crazy
3. Shine On You Crazy Diamond
TOTAL TIME (47:23)
Disc 2
1. Speak To Me
2. Breathe In The Air
3. On The Run
4. Time
5. Breathe In The Air (Reprise)
6. The Great Gig In The Sky
7. Money
8. Us And Them
9. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
｢Encore]
12. Echoes
TOTAL TIME (77:38)
[*] Disc 1：Taken From The Original Analog LP "British Winter Tour 74"
Shine On You Crazy Diamond
The Great Gig In The Sky
Money
Us And Them
[参考]
British Winter Tour 74 (Siréne-047)」
British Winter Tour 1974
November
04 Usher Hall,Edinburgh,UK
05 Usher Hall,Edinburgh,UK
08 Odeon,Newcastle-upon-Tyne,UK
09 Odeon,Newcastle-upon-Tyne,UK
14 Empire Pool,Wembley,London,UK
15 Empire Pool,Wembley,London,UK
16 Empire Pool,Wembley,London,UK
[Alan Freeman Show,BBC Radio 1,Broadcast 11th January 1975]
17 Empire Pool,Wembley,London,UK
19 Trentham Gardens,Stoke-on-Trent,UK
22 Sophia Gardens Pavilion,Cardiff,UK
28 Empire Theatre,Liverpool,UK
29 Empire Theatre,Liverpool,UK
30 Empire Theatre,Liverpool,UK
December
03 The Hippodrome,Birmingham,UK
04 The Hippodrome,Birmingham,UK
05 The Hippodrome,Birmingham,UK
09 The Palace Theatre,Manchester,UK
10 The Palace Theatre,Manchester,UK
13 The Hippodrome,Bristol,UK
14 The Hippodrome,Bristol,UK
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