フラクタル心理学開発者が答える/親からもっと奪おうとしている自分を止める方法 | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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  質問回答コーナー

こちらの記事のフラクタルさんから再びフィードバックをいただきました。

 

 

 

フラクタルさんのフィードバック

 

一色先生
お世話になっております。
ご回答いただきありがとうございます。

アファメーションとパンチの確認をしていただき、ありがとうございました。
安心して実践できます。

また、子どものことは、一色先生のおっしゃるとおり「過去の自分」が生まれそうだという不安がずっとあったので、夫の状態もあるし、一旦置いておいた方が良いと思っていました。
でも、年齢的な焦りもあり、妊活のことばかり考えていましたが、一色先生にご回答いただいたおかげで、安心して腰を据えて、今自分がやるべきこと、自分自身のことに集中して取り組めます。

夫にも、「もう病院の付き添いはしない。私は自分のことに集中する。」と宣言しました。

その矢先の今日、近隣に住む母と母方の祖母(一緒に住んでいます)が、2人とも数日前に骨折していたことがわかりました。
祖母は10日前に、家の中で転んで肩を骨折。
母は3日前に、祖母の家の中用の手押し車に足を引っかけ、転んで手首を骨折。
パートを長期で休むとのことでした。
去年も反対の手首を転んで骨折しているので、「またか!」という感じです。

母がケガを理由にパートを長期間休むことは、
私が夫のことを言い訳に仕事をしっかりしていないことや、
夫が精神疾患の薬のことで義両親に泣きついたら、「会社を休職して、地方の実家に帰ってきたら。」と言われたことと、相似形なのではと思いました。


であれば、
「怠けるな!甘えるな!ちゃんと仕事しろ!真剣にやれ!」
という感じのパンチをしながら、より一層自分自身に集中し、仕事に励むということでよいでしょうか?

何度も質問して申し訳ございません。
可能であれば、ご回答よろしくお願い致します。

 

 

 

一色より

はい、アファメーションはそれでいいと思います。

 

現在は、過去の思いで作られています。ということは、現在の思いが現実化するのは、しばらく先になります。

 

ですから、迷わずに修正を続けることで、だんだんと未来がよくなりますので、続けてくださいね。

 

 

では、今日は新しい質問です。

 

ちーとすさんの質問

 

 

一色先生、コメント失礼致します。

性悪な自分を変えたく、アドバイスを頂けたら幸いです。

現在39歳。一歳の娘、夫と暮らしています。

家族構成は父、母、姉、兄(姉兄とは10歳以上離れています)

過去の私の悩みはアレルギーと過食症、ダイエット依存、脱毛癖でした。

今は過食症もだいぶ治りましたが、もっと痩せたいなと思ったりすると過食したくなって我慢出来なくなったり
しています。(結果太る)

そんな私なのですが、母になってもいまだに両親からの依存心が抜けていません。

現在は専業主婦なのですが、仕事したいとずっと思いながらも行動できていません。
仕事するのがこわいのです。

過去にも仕事をすると身体を壊したり、過食がひどくなり体重が激増したりしていました。
(今ならこれが自分で引き起こしていたことがわかります。)

しかし、もういい加減、親にもなったというのに両親からお金を借りたり、借金をしている自分が情けなく、
娘に影響するかと思うとこわくてこわくて仕方ありません。

フラクタル心理学を知り、これらは奪う行為であることを再確認して自分を火山に突き落とすイメージをしたりしていますが、
(一色先生の書籍で拝見しました。)

両親は私にお金をくれて当たり前。奪っていい。なんなら盗んだっていい…というような悪人の思考さえ根強くあります。
(実際に過去に隠れて盗んでしまったことがあります)

自分が稼ぐことも出来ないとどこかで思っています。

育児しながらできる仕事も探していますが、なんで私が働かなきゃいけないんだ、周りが私を養って当然と深層心理では
思っているということですよね…

こんな自分を叩きのめしたく、一色先生のYouTube誘導瞑想など自分に当てはまりそうなものを見て実践していますが、チャイルドがあまりに悪人でまったく聞く耳を持たないというか、おどけてる感じに思えます。

長々と書いて先生の貴重なお時間をさいて申し訳ありません。
アドバイスをいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いします。

 

 

一色より

 

フラクタル心理学に興味を興味を持って、学ぼうと思ってくださるかたは、ある意味、とても進化したかただと思います。

 

もちろん、心の中にはどうしようもないチャイルドがいて、それに日常も支配されているとしても、

 

ほんの一部であっても、進化した部分がなければ、フラクタル心理学に出会いませんし、

 

心がサル脳100%では、フラクタル心理学を学ぼうなどとは思わないのです。

 

 

 

この世界には、自分が大人になったあとに親に世話になろうとも、政府に依存しようとも、

 

それを当たり前だと思っている人が大量にいます。

 

生活保護を当たり前に受けている人や、それを政府として当然のことと思っている人が多いのは理解できるでしょう。

 

だって、生まれがこうなんだもん、運が悪いんだもん、社会がずるいんだもん、周りが悪いんだもん、

 

と言い訳ばかりして、自分が進化していないことに気づかない、というのが普通の状態だと思います。

 

 

 

そこを起点とすれば、「親に依存している自分はおかしい」と感じている自分は、けっこう進化している、ということですよね。

 

ということで、自分の中にある進化した部分をまずよくよく褒めましょう。

 

進化した自分は「大人の自分」でもありますが、それについてこようとするチャイルドの部分はちゃんと褒めましょう。

 

「あなたは、自分が変わればもっと良くなるってわかっているんだよね。

 

すごいよね。そして、努力しようと思っているんだよね。

 

ありがとうね。頑張ってくれているんだね。すごいね。ありがとうね」

 

とまず、自分に言いましょう。

 

チャイルドは一人ではなく、何種類もあるのです。

 

 

そして、次です。

 

最近、続いているブログ内容は、結局、「私は一番。私は注目されるべき。誰よりも私はエライ」という思いがいろいろな問題をつくる、ということを言っていますよね。

 

そういうのがまったく直せず、人のせいにももうできないくらいのときに、精神疾患になります。

 

そこまで行く手前に、過食症とか、パニック障害、難病とか、いろいろな問題が生じます。

 

 

ちーとすさんのインナーチャイルドの場合、特に「私エライはず!!!」が強く、それは「なにをやってもうまくいくはず!!!」が強いようです。

 

ですから、仕事をして、できない自分に直面するのが怖いし、

 

誰かに負けている自分を見るのが怖い、ということですね。だから、仕事に行けません。

 

 

 

ためしに、次の言葉をアファメーションとして、しばらく唱えてみましょう。

 

「私は負けた!!! なにをやっても負けている! 周りは私よりもエライ!」

 

です。最初は抵抗があるかもしれませんが、

 

これを素直に言い続けることができるならば、かなり変わることができます。

 

できれば、体を使って大きな声でこれを言います。

 

まず、脚を広げて立ち、「私は負けた」で、両腕を左右から真上に上げます。

 

「なにをやっても負けている」で、げんこつにして、両腕を肩まで勢いよく下し(アトムのポーズ)、

 

「周りは私よりもエライ」で、両腕を勢いよく、下まで下します。

 

そして、また「私は負けた」で両腕を真上に上げます。

 

……これを繰り返します。

 

勢いよく体の筋肉を使ってやることで、「私は負けた」を頭に叩き込みます。

 

 

 

本気でこれが頭に入ると、涙がぽろぽろと出るでしょう。

そして、「本当だ。私は負けている。それが悔しくてたまらないんだ…。認めたくなかったけど、本当はわかってる…」と自覚できれば、かなり修正に近づきます。

 

 

 

要は、自分が負けたという事実だけは認めずに、変わろうとするから、なかなか変われません。

 

古い自分をそのまま温存して、新しい自分になるのは無理だ、ということです。

 

ですので、まずはこれをやってみましょう。

 

悔し涙が止まらないくらいになったら、教えてくださいね。

 

次のステップに行けるでしょう。

 

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