フラクタル心理学開発者が答える/あなたが見ている世界は、心が発達している人の世界? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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なぜなら、フラクタル心理学は、「この世界は脳の中で作られた仮想現実である」
ということを知っているから。つまり、頭の中にプログラムがあるのです。

だから、プログラムを変えれば、あなたの人生は変わります。

 

フラクタル心理学は関西学院大学大学院で人材開発論として、履修科目の一つとして採用されています。

毎年秋には、一色真宇が関学で講義をさせていただいております。

 

 

  感想コーナー

今日は、以前に一色真宇の個人セッションを受けたかたの、その後の感想をご紹介します。

 

 

HK様より

 

セッション時、一色先生が「自分はまだ6年生なんだと思ってください」とおっしゃっていました。
その後いろいろ考えて、
「本当にそうなんだ。私は周りが見えていない、他人を思いやれない、視野の狭いただの子供の脳で生きているんだ。だから、我儘を通せずイライラしているんだ。それだけなんだ。」
と思い、愕然としました。

(先生がセッションの最初におっしゃっていた言葉ではあるのですが、本当に気付くのに時間がかかりました)
そして、その私の投影である現実世界は、よい部分もありますが、混沌として酷い部分もあります。
これが私の深層意識か、、と思い、うんざりする時もあります。
ですが、良い方向に変えていくにはフラクタル心理学理論を使うしかないと思っていますので、一色先生にアドバイスしていただいたやり方を日々続けています。

 

一色より

受け取っていただき、ありがとうございます!

 

「自分が正しい」と思っているだけでは、まったく見ることができない世界があるんですね。

 

自分は大人のつもりでも、実はまったく未熟な状態なのかもしれません。

 

上の感想の「6年生だと思ってください」という意味は、

 

小学6年生は、学校の中で自分が一番上だと思ってしまい、

 

誰よりもエライ気がしているけど、

 

中学に入ったら、自分は一番下だとわかる、ということです。

 

それが心の奥でわかっているから、わざと中学に行こうとしません。

 

そのくせ、「私はこんなに正しいし、頑張っているのに、先に進めない」と感じていたりします。

 

それは、本当は「賢くない」ということなんですね。

 

それが「小6」だということです。

 

中学に行ってしまったら、自分が一番下だということを認めなくてはいけないので、

 

それは嫌だから、踏みとどまっている状態です。

 

ところで、

 

自分の心を通して、周りの人がどう感じているかが分かり始めた年ごろがいつかわかりますか?

 

私は、11歳ごろだったことをはっきりと覚えています。

 

 

つまり、それ以前は、まったく人の心が見えていなかったわけです。

 

もちろん、それが分かり始めても、すぐに全部わかるはずはありません。

 

体験していないことはわからないんですね。

 

たとえば、自分が誰に対してムッとしたけど、それについてなにも言わなかった、

 

という、「忍耐した」体験があったといます。

 

そのときの悔しさや忍耐しようと思う大人びた心を意識しますよね。

 

だからこそ、他人がそれを感じているだろうシーンがわかり、他人も「きっと~と感じているのだろう」と思うわけです。

 

このように、自分が忍耐していなければ、他人が忍耐しているとは思わないし、

 

自分が人を愛していなければ、人が自分を愛していてもわかりません。

 

つまり、世界がどうあれ、自分の心が発達していないと、見えるものが異なる、

 

ということです。

 

 

 

思考が現実化するんだから、自分にないものは、そもそも存在しないのでは?

 

という質問があるかもしれません。

 

 

 

もちろん、世界は自分の心の投影ですから、本来は一致していないとおかしいのですが、

 

心の中にはたくさんの自分がいて、

 

深層意識の中には、高次の自分もいます。

 

だからこそ、自分が赤ちゃんでも、育ててくれる大人が存在しているのです。

(高次の自分が投影されている)

 

だから、見ようと思えば高次の世界を見ることができます。

(体験するのは、もう少し先かもしれませんが)

 

表層意識に成長がないと、いつまでも世界は同じレベル。

 

逆に言えば、世界がいつまでも同じレベルに見えているならば、

 

それは自分の心の成長がない、ということになります。

 

あなたにとって、世界はどう見えていますか?

 

技術は進化したけど、心の発達はまだ…と見えるならば、

 

それはあなたの心が発達していないということかもしれませんよ。

 

 

心の発達は、自分で意図して努力して初めて達成できますから、

 

ぜひ、心がけてくださいね。

 

 

 

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