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フラクタル心理学を利用したカウンセリングでの問題解決は、
一般的な心理療法よりも、はるかに早く解決できます。
なぜなら、フラクタル心理学は、「この世界は脳の中で作られた仮想現実である」
ということを知っているから。つまり、頭の中にプログラムがあるのです。
だから、プログラムを変えれば、あなたの人生は変わります。
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関西学院大学大学院で教鞭をとる加藤雄士先生の新刊に、
フラクタル心理学が紹介されました。
さまざまな心理療法を本格的に学んでこられた加藤先生ならではの
スキーマ療法やＮＬＰなどとフラクタル心理学の比較などが
よくわかる内容となっています！
フラクタル心理学は関西学院大学大学院で人材開発論として、履修科目の一つとして採用されています。
毎年秋には、一色真宇が関学で講義をさせていただいております。
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質問回答コーナー
ポッポさんから返信いただきました。
●ポッポさんからの返信
一色先生、とても詳しい説明とアドバイス、ありがとうございました。
確かに、子育てなど体力のいることは、ついつい誰かやってくれないかな～という思いが湧いてきます。
仕事に対しても諦めている部分があります。
先生が教えてくださったように、チャイルドをしっかり励ますことをしたいと思います。
誘導瞑想の小部屋では、91番の「自分を腐すのをやめる」が今の自分にぴったり合いそうです。
LDPの解析、本当にありがとうございました。
一色より
はい、誘導瞑想の小部屋は１００本あり、心理分析のツールにもなるので、
ぜひ役立ててくださいね！だいたい、どんな気持ちが問題をつくりか、わかってきますよ。
修正は、何度も何度もすることです。
生まれ持ったもの（フラクタル心理学的に言えば、深層意識２のレベルから積み重なっている思考）を
変えるには、少なくとも３年かかります。
生まれてからのもの（自分が表層意識である程度思い出せる体験によるもの）は、
１年くらいで直せるでしょう。
いずれにしても、
体力をつけることも大切ですので、
サプリメントの摂取や運動も、徐々に始めてくださいね。
さて、次の質問にいきましょう。
こちらの質問をいただいた美美美さんの、新たな質問です。
美美美さんからの質問
貴重な解説をありがとうございます。
ご質問させてください。
>フラクタル心理学では、「親に土下座」というのをよくお勧めするのですが、
>それをおすすめしてはいけない人もわずかにいます。
>たとえば、親が生活保護をもらって生活している、という場合などです。
>ですから、その人の状況をちゃんとみて、
>そのわずかな例外のひとつなのかどうかを見極める必要があるのです。
この例外の親のケースは社会からもらう立場になっている親を見習う必要はないという意味での例外になるのでしょうか？
生活保護ではない親の場合は少なくとも自分を育ててもらったことだけで素晴らしい存在だから土下座をするという意味でしょうか？
一色より
はい、基本的にはそういうことになります。
前に、こんな記事を書いています。
このシリーズでは、父親を否定するとなぜ成功しづらいか、という説明をしました。
簡単に言うと、
同じ山を登ろうとしている時、
父親はすでに山の６合目くらいにいるとして、
自分が今２合目ならば、必ず６合目を通ります。
すると、
父親を否定している場合、６合目で躓くのです。
２合目ではまだ気づきませんが、
５合目あたりになると、気づきます。
頑張っているのに、なぜかどうしても６合目に上がれない。
うまくいきかけると、邪魔されたり、いやがらせされたりする。
これは、１合目、２合目の自分が、父親を非難していたことで、
結局は、自分の足を引っ張っているのです。
親が社会的な仕事をちゃんとでてきおらず、
むしろ社会に養われているような場合、
この山で言うと、
ふもとにいるということになります。
すると、その親に可愛がられ、
その親に保護されるということは、
自分がふもとから抜け出せない、ということです。
そのため、自分を甘やかす親を否定して、親を置き去りにしてでも山に登る必要があります。
このようなときには、親に土下座してはいけない、ということになります。
多くの人は、これを思春期に体験しています。
たとえば、母親がべたべたと世話をするのを、
「うっせーな！」と反抗して、「母親なんかいらない！」と思うことによって、
母親を置き去りにして、１合目、２合目に上っていこうとするわけです。
母親がふもとにいると思えていたんですね。
でも、自分が大人になってみると、
母親はふもとにいたのではなくて、もちろん家事や外の仕事などをしたうえで、
子育てをしていたとわかるので、
母親がふもとにいたように見えたのは、それは母親のほんの一部だったとわかります。
このようなときに、土下座せよ、ということになります。
すると、母親が実は６合目にいた、ということがよりよくわかるからです。
私が今までカウンセリングした中で、
土下座の必要なし、というのはほんのわずかなケースで、
たとえば、
４０代後半になっても、週に２回くらいのバイトしかしたことがなく、
母親の年金で暮らしている、というようなケースです。
母親が死ぬと年金がなくなるので、自分が一人で暮らせないということがやっとわかり、
不安になって、自分を変えようとカウンセリングにやってきた、
というような目的です。
これは、ほとんど直りません（そもそも、カウンセリングを続けるお金がないので）。
誘導瞑想を教えても、自分で続けられないでしょう。
この場合、前回言いましたが、
人は滅びかけて初めてわかる、ということもあるので、その方法で立ち直るのが良いでしょう。
皆さんから見ると、人は均質なように見えるかもしれませんが、
何千人もの心の深淵を覗くカウンセラーの立場から見ると、
いや～、いろいろな人がいるもんだ、
とわかります(;^_^A
美美美さんの、
生活保護ではない親の場合は少なくとも自分を育ててもらったことだけで
素晴らしい存在だから土下座をするという意味でしょうか？
という質問ですが、そうなのです。
よくドラマでも、
「子供の教育のために、おれが我慢するしか…」と、
上司の横暴に耐えるとか、
自分の叶えたい夢をあきらめるとか、
いろいろと父親が苦悩しますよね。
これは特別に愛があるように見える父親だけではなく、
子供を普通に育てているすべての父親が、こんな思いを心の中に秘めて働いているのだということに気づきましょう。
父親だって母親だって、
一人旅をしたいとか、もっと高級車がほしいとか、
高級焼き肉が食べたいとか、高級フルーツを一人で食べてみたいとか、
日々、そんなことを思いつつ、それをしないで、子供のためにお金を使っているのです。
これがわからないということは、
親を人間扱いしていない、ということなのです。
「私を生んだんだから、当然でしょ！」
という、暴君のような人間になりたくないですよね…(;^_^A
では、皆様からの質問、お待ちしております。
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