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シカゴ美術館↑
私も最近は、小さな文字を見るのに、メガネを使うようになりました(^_^;)
しかし、
運転するときは、しっかり遠くまで見えないといけないので、
運転用のメガネを使っています。
つまり、
見るものが異なると、違うメガネが必要、ということ。
でも、
もし、見るものに対して、間違ったメガネを使っていたら、どうでしょうか。
近くも遠くも見えない、ということになってしまいますね。
私たちの心は、これと似ています。
いわば、
子どもの頃にかけていたメガネと
大人になってからかけるメガネがあるようなもの。
子どもの頃にかけていたメガネで、
大人になってからも見ていたら、正しくものが見えませんね。
だから、
普通はちゃんと、大人になったら、大人用のメガネで
ちゃんと見て判断しているわけです。
ところが…！
これがどうしてもできないことがあります。
それは、子どもの頃にしっかりと認識してしまったものは、
その姿が本当の姿、としか思えないために、
大人になって、大人用のメガネではどうしても認識できないのです。
それで、子ども用のメガネにかけなおして、
「ああ、やっぱりこれはこうだった」と
認識して、安心するわけですね。
たとえていうならば、
子どもの頃にみたメガネでは、マルが三角に見えた。
すると、大人になって、大人のメガネをかけているときには
それがマルに見えているので、認識できず、
「三角がない、ない」と焦り、
子ども用のメガネにかけなおして、
「なんだ、ここに三角があるじゃない」と
言っているような感じですね。
そして、相変わらず、マルを手にしないのです。
正しく認識したらいいのですが、
それがなかなかできない、というわけです。
そういえば、兄妹の認識も
なかなか客観的に見えていないってこと、
気づいたことがありますか？
私が高校生のころ、こんな出来事がありました。
ある日、街を歩いていたら、外人のような体形の
きれいな人が前から歩いてくるではありませんか！
すごくスタイルのいい人だな～と思って見とれていたら、
なんと！！
私の姉ではありませんか！
普段は憎たらしくて、喧嘩ばかりなので、
ちっとも評価したことがありませんでした。
私の姉は、大学生の頃、男性に人気があり、
とてもモテテいましたが、
妹の私には姉がどうしても美人には思えず、
なぜ姉がモテるのか不思議でした。
しかし、他人だと思ってみていたときに、
姉を客観的に見ていて、思わず評価してしまったのでした
（ちぃぃ、しまった…
←チャイルドの声）
しかし、もしこの体験がなければ、
姉がモテるのは永遠の謎のまま。
こんなことは、家族間ではとても多いのです。
まあ、これほどまでに、
身内は評価できない、ということですね。
親も言うに及ばず。
実は、人だけでなく、自分の子どもの頃の環境や家なども、
ちゃんと見えていなかったのです。
これはどうしたら直るでしょうか？
これは、子どもの頃に戻って、対象物が正しく見えるメガネで、
もう一度見直さなくてはいけない、というわけです。
このような誤った認識を持っているのが、
インナーチャイルドです。
フラクタル心理学では、この誤った認識を正していきます。
すると、まったく別の世界が見えるんですよ！
今日は、マスターコース入門テキスト２０ページからの
「基本講義インナーチャイルドとは」をもとにお話ししました。
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