私の講座は、あとは上級とユニバーサルTAWのみです。
上級は、前回も少しお話したように、
それまでどんなふうに被害者意識をそぎ落としたか、
感情をクリアにしたか、
思いこみをはずしたか、
などで変わってきます。
もうひとつ大切なことは、
「自分の人生をどうしたいと思っているか」
です。
イスリスに参加なさった76人のかたは、
「時間と空間のつくりかた」
をお聞きになったと思います。
上級は、このシステムを利用して、
過去を書き換えるというものです。
ですから、イスリスで説明したように、
志向性があってはじめて時間が関係するので、
自分の人生はこうしたい!!!
という強い思いがなければ、
過去をうまく書き換えることができません。
ということで、中級で五カ年計画を書きながら、
自分はいったいどうしたいのか、
どう生きたいのかを考えていただく授業があるわけです。
「ガラスの仮面」という漫画がありますが、
主人公の育ちの設定は、なぜライバルの女優の娘と同じではないのか?
つまり、母親が女優だと、自分も女優になるのは簡単で、
ドラマにならない、という暗黙の了解があるからですね。
そのような、「自分の親がもし~なら、もっと簡単に~になれるのに」は、
逆に言うと、
「自分の親は~だから、自分はなかなか~になれない」
という思いです。
ここを上級では変えます。
ということで、今後、上級を受けるかた、
ぜひ、自分のなりたいもの、生きたい人生をみつけて、
上級を受ける前に、進んでいてくださいね。