HSPの方は、そうでない人に比べて、神経が高ぶりやすい傾向にあるようです。それは、不快な場所にいる時はもちろんですが、実は楽しい所にいる場合でも、自分では気づかぬうちに刺激過多、情報過多となり、疲れてしまうことが多いんです。
例えば気の合う友人たちと楽しいひと時を過ごした後、一人になった時、ぐったりしてしまうことがあります。団体旅行であちこち回っているときは気が張っているので、さほど疲れは意識しませんが、宿についたときや、帰りの汽車に乗った時などに、どっと疲れが襲ってきたりするのです。経験ありませんか?
画像 リンコム 店舗を情報過多から救う
「楽しいことでも疲れてしまう」
それを自覚しているだけでも、こまめに休むことが出来ます。自分が疲れたときの感覚は自分にしかわからないものなので、自分の体に耳を傾けながら、疲れがたまる前に休息をとるように心がけてくださいね。場合によっては職場の理解が必要になるかもしれません。休むときはなるべく一人になった方が、早く疲れが回復すると思います。
例えばトイレの個室に入って、少しだけ目を閉じて休んでみる。数人でいる場合、タイミングを見計らって一人で外の空気を吸ってみる。その他自分が落ち着けるアイテム(肌触りの良いタオル、アロマ、好きな飲み物、食べ物)等を用いて、心を落ち着かせるようにしてください。いずれにせよあなたなりの方法で、こまめな休息を考えてみてくださいね。
参考・・・「HSPの教科書」、「些細な事にもすぐ動揺してしまうあなたへ」