ブンジュ村では、徹底して自分の気持ちを大切にすることから始まるようです。でも、自分の気持ちを大切にするって、わがままになることとは違うのでしょうか。
画像 illusthokenshitsu.com 自分も相手も大切に
自分と他人は離れているようで、実は結ばれているのです。
無理して他人にいい顔をしている人は、他人とのつながりが弱くなってしまいます。自分に嘘をついているからです。だから無理して他人に合わせていると、必ず問題が起きると村長は言っていたのです。
他人に嘘をつかないのが、他人軸な生き方です。
自分に嘘をつかないのが、自分軸な生き方です。
他人に嘘をつかず、いい人であろうとすると、自分に嘘をつくことになります。そんな生き方を続けていたら、単に「都合の良い人」になってしまいます。いずれ必ず破綻してしまうのです。
「自己犠牲は、神様が最も悲しむ生き方」
なのだそうです。もしあなたの可愛い子供が、『自分さえ我慢すればうまくいく』とずっと我慢したまま一生を終えるとしたら? 嫌ですよね。
子供にこそ、自分らしく生きて行って欲しいと思うはずです。だからその視点を神様に置き換えてみれば、「もっとも悲しい生き方」だと理解できるでしょう。
画像 ac-happyskill.com 自分らしく生きる
自分らしく生きる、自分を大切に生きることは、自分が自分の一番のファンになることです。なぜここまで自分を大切にする必要があるかと言うと、それはそのまま他人の幸せも自然と望めるようになるからです。
そうなると自己犠牲などしなくても、自然と他人との間は喜びのきずなで結ばれていくのです。
ブンジュ村では、外に干した洗濯物を無断で誰かが着て行ってしまっても、「ああ、着てくれたんだ」と思うだけで、決して怒る人はいません。
何故でしょうか。
それは自分が十分に満たされていれば、人の行いなんて気にならなくなるからです。きっとあなただって、洗濯物を持って行かれたくらいでは怒らなくなるはずです。ただし宝くじで一億円当たっていたら・・の話ですけど。
人は自分が満たされてさえいれば、他人と争わないものなんです。
参考・・・「今日誰のために生きる」、「悩むあなたのままでいい」