人間長く生きていると、「したいけれど、出来ない」ことがままあります。様々な外的条件に阻まれてできない、経済的に余裕がない、時間がない、身内に反対されているなどの理由で出来ないこともあるでしょう。
しかし最も多いのは、自分が自分に制限をかけている場合だと言われているのです。どういうことでしょうか。
オモシロ消防訓練屋 何かを始める時「出来なかったらどうしよう・・」
まずは一つの詩を紹介します。
人生をもう一度やり直すとしたら、今度はもっとたくさん失敗したい。
そして肩の力を抜いて生きる。
もっと柔軟になる。今度の旅よりもっとおかしなことをたくさんする。
あまり深刻にならない。もっとリスクを冒す。
もっと山に登って川で泳ぐ。
アイスクリームを食べる量を増やし、豆類の摂取量は減らす。
問題は増えるかもしれないが、想像上の問題は減るだろう。
と言うのも、私は毎日常に良識ある人生をまともに生きてきた人間だからだ。
もちろん、ばかげたこともやった。
もし生まれ変われるとしたら、ばかげたことをもっとたくさんしたい。
何年も先の事を考えるのではなく、この瞬間に生きたい。
画像 MIRRORZ いくら何でも好き勝手し過ぎ!
私はどこに行くにも万全の準備をして出かけた。
体温計や湯たんぽ、レインコートやパラシュートなしにどこにもいかなかったものだ。
人生をやり直すとしたら、もっと身軽な旅行をしたい。
もう一度生き直すとしたら、春はもっと早くから裸足で歩きだし、秋にはもっと遅く裸足でいる。
もっとたくさんダンスに出かける。もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。
もっとたくさんのディジーを摘む。
それぞれの瞬間をイキイキと生きる。
長く引用しましたが、この詩はナディーン・ステアさんと言う方が、何と85歳の時にしたためたものなんです。タイトルは「もう一度人生をやり直せるなら」と言うものです。
「バカげたことをもっとやればよかった」と後悔しているのは、「バカなことをしてはいけない」と言う制限を自分にかけていたからです。
「もっとダンスにいけば良かった」と言うのも、「楽しんではいけない」と言う制限を自分にかけていたからです。
もうすぐ今年も終わります。あなたの「制限」は何ですか?
参考・・・「明日死ぬかもよ?」、『人が死ぬとき後悔する34のリスト』