中国の訛
中国は以下のように7つに分けられている。
これは 1949年中華人民共和国建国からこのような区分。
日本でも「関東人」、「関西人」、「九州人」、「沖縄人」があるように、中国にももとろんある。「北方人」と「南方人」で分けられている。
この分岐は、秦嶺山脈(しんれいさんみゃく)と淮河(わいが)を結ぶ線を境界線(秦嶺・淮河線 という)で北と南に分けられる。北京は「北方人」、上海は「南方人」となる。
よくニュースで中国南部地方と耳にするがこれは、
広義では、淮河以南を指し、
狭義では広東省・海南省・広西チワン族自治区の3省区(南嶺山脈の南、嶺南地方)を指している(または華南ともいう)。
この境界線は気候、土壌の南北差に関する境界線であるが、生活習慣をはじめ文化も異なる。
北方口音と南方口音に分かれる。
北方口音の特徴としては、巻き舌、連音、鼻音などが多い
北京方言、天津方言、東北方言、沙安西方言、
山東方言、河南方言
南方口音の特徴としては、巻き舌、奥鼻音と鼻音が弱い
呉語、広東語、湖南方言、四川方言
南方口音の方が巻舌音が弱い分、日本人にとっては発音がしやすい。
<代表的なもの>
東北なまり(东北腔:dōng běi qiāng)
北京なまり(北京腔:běi jīng qiāng)
南方なまり(台湾なまり、广 普(guǎng pǔ:広東普通話)、川普(川 普(chuān pǔ:四川普通話)
(広東なまりの普通話、四川なまりの普通話。)
イラスト:BすずめさんによるイラストAC
拜拜!