犯罪者には黒頭巾 | Wuxi-chanの雑記note "~なるようになるさ~(「無錫note」から変更)

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2018年1月に20数年勤めてきた会社を辞め、翌2月に無錫での生活へ。ここでの生活、自分専用のノートとして書き留めることにしました。

2020年1月末、春節で一時帰国から本帰国となる。
5月末に本帰国辞令。9月末に主人が帰国となる。2021年から日本で新生活をスタート。

 
知り合いの方が先月
高铁で見かけた光景を撮影。
 
 
 
 
黒頭巾を被っている方たちは、
 
犯罪者のようで手錠がかけられていたそうです。
 
 
このあと南京で下車したようです。
 
 
間近でこの光景を見たら、ゾッとします。
 
イラスト:もってけ画廊より
 
 
最初、これをみたとき
 
とっさに思ったのは
 
カルト集団の K◯K!
あれは白頭巾か…
 
 
それか『鞍馬天狗見参』かと思った。
 
えっ、
 
怪傑黒頭巾』だろって。
 
 
 
どっちも知らないんですけど (-_-;)
 
「鞍馬天狗見参の嵐寛寿郎」 Wikipediaより
 
 
 
 
この頭巾は
犯人头套(囚人頭巾)
というそうです。
 
 
調べてみたところ
(百度翻訳を使って勝手に解釈。間違っているかも知れません。途中から疲れてきた)
 
なぜ、逮捕された容疑者の頭に黒いフードを着用しているのですか?
まず、被疑者(容疑者)と犯罪者との違いがあります。 前者は有罪・無罪が確定していない・判決を受けていない人を指し、後者は有罪が確定している人を指します。
捕まった時点では、「被疑者(容疑者)」であり、犯罪者と決まったわけではありません。被疑者が刑が確定するまでは人権を守る必要があります。フードを被ることで、被疑者の人権保護、つまりプライバシーの漏洩を防いでいます。
<目的>
  1. 容疑者が群衆に襲われるのを防ぐために目出し帽を着用する必要があります。
  2. 容疑者の人権保護
  • 事件の秘密と捜査の秘密を保証できる。
  • 容疑者の肖像とプライバシーの保護。
  •  事件の誤りによる被疑者への不利益を回避し、または軽減をするため。
また被疑者(容疑者)を周囲の状況を把握させないため、被疑者(容疑者)の逃亡を避けます。被疑者(容疑者)は頭巾を被っているので、目の前が真っ暗で、道路や建物は見えず、周りに何があるのか見えません。そのため、容疑者は警察にパトカーを連行される途中で逃亡ができないのです。
 
1つ目は犯罪者のプライバシーを保護することです(彼らは犯罪者ですが、彼らにはプライバシーを守る権利があります。)
2つ目は刑期を終えて出てきたとき、社会復帰をし、普通の生活に戻ります。一旦容姿を晒してしまうと、日常生活に大きな影響を与えることになりますし、他の人に知られてしまうのは良くありません。いずれにせよ、周囲、自分自身、そして警察にとってより良い対処法なのです。
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こんなにたくさん乗っていたら、こ、こわい・・・
 
 
 
なるほどぉ
 
容疑者の人権保護
 
被疑者と受刑者の方が実社会に復帰したときの配慮と
 
警察も守っているのね。
(誤認逮捕や冤罪で捕まえたとき、警察の不利益も回避しているということらしい。)
 
 
 
では、日本ではどうだろうか。
 
随分前になるけど
名古屋駅の新幹線改札付近で、腰ひもを付け人を見たことがある。普通に顔出し、手錠はヒトの目があるので洋服で隠していたけど、厳つい男性が両サイドに密着しているので、違和感を感じたのを覚えている。
 
 
ニュースを見ていると、手錠にモザイクが施してある。昔はなかったのに・・・
 
これ、「容疑者の人権を保護するため」だそうです。
 
以下「なぜにどーして?」より引用です。
理由は捕まった時点では、「被疑者(容疑者)」であり、犯罪者と決まったわけではありません。
「冤罪」や「誤認逮捕」だとしても、手錠姿は悪いイメージが強いです。
世間に悪いイメージを残さない為の手段が、モザイクで隠すわけです。
 
また、
『「犯人」とは、犯罪を犯した人物を意味する言葉です。
「犯罪者」と言い換えることができます。法律においては、逮捕され起訴された段階でも「無罪の推定」の原則が適用されます。「無罪の推定」とは、裁判で罪が確定されるまでは、可能な限り市民の権利を保障すべきだという考えです。そのため、この時点ではまだ犯罪者ではありません。
顔を隠さないのは、メディアが視聴者に伝えるためにモザイクをかけていないようです。』
参考:社会人の教科書,「容疑者」「被疑者」「被告人」「犯人」の違い
 
 
 
ここ最近、
フード付きの上着を着て容疑者の顔を隠して移送されていますね。
 
 
 
 
 
再见