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Nothingness of Sealed Fibs

見た映画、読んだ本、その他もろもろについて考えたことを書きとめてあります。

節分の日は雪がしんしんと降ってて、関東も今年二回目の雪化粧。中学受験生には大変な一日。がんばれ。

ふーふー。

外にでると妙に暖かく感じるけれど、やっぱりこういう日はしっかりと家に籠もるに限る。

部屋に暖房がないので唯一の熱源、電気カーペットの周辺にたむろしていると、読みかける本とかマンガが、カーペットのまわりに積まれてきてプチ要塞みたいになってくる。

こんなにたくさんの本、一日で読めるわけがない。でも積んでしまう。

節分。
今年は、なぜか我が家では豆をまくことはせず、みんなで「きびだんご」を食べた。なぜかはよくわからない。たぶん特に意味はないとおもうけれど。

音楽。
最近周りの人にすすめられた嵐のアルバム「time」と木村カエラのアルバム「Scratch」を聞きながら、コーンスープを飲みつつ、片山恭一を読む。ぜいたく。

たまに隣の父親の部屋から将棋の駒音が聞こえる。そんな風にして二月の日曜日は過ぎていく。

鬼はいないし、福だけもう来てる。そんな節分だ。ところで節を分けるってなんの節じゃ?未だに良く知らない。

メールを書いていたらへんな変換に遭遇。


「歌がうまい」と書くつもりが「疑うまい」に。

なんか考え込んでしまう。

「疑うまい」って状況は、'何かを信じてはいないけど、その何かは社会に深く浸透しており、それを疑うことが許されていない'って感じがする。

だからなんだ晚っつうきもするが、歌がうまいという、そりゃうまけりゃいいけど必ずしも生きるためには必要ないレベルの価値が、疑うまいという大事な価値に変換された訳で。

意外におもしろかった。ぬあ~。
今週はいよいよ業務繁忙期です。

まだ時間の使い方がへたくそだ。まだまだやれることがある。

帰りの電車内でミスチルを聞いてたら、聞き慣れたはずの曲の歌詞が突然僕を捉える。

「もう一人きりじゃとべない。君が僕を軽くしてくれるから。」

よく、1+1が3にも4にもなる関係がいいといわれる。

でも、1+1=0になる関係もそれはそれでステキなのかもしれない。

二人でいると一人の時よりも軽い!!

いいことを言う。

そんな素敵な関係が築けますように。

あっという間に今年もひと月が終わろうとしています。時間は無為に過ぎていきますね。

でも、今週末は土曜と日曜にそれぞれお世話になっていた先輩方からステキな発表があって、なんかほんわかしました。

結婚は必ずしもすばらしい事だとは思わないけれど、「これから二人で生きてこう」という決心には、無条件の美しさを感じます。

土曜日は職場の先輩、後輩と3人で京王線ウォーキング。道ばたにちょうどあったすてきなおそばやさんでお昼ご飯食べている途中、突然の発表がありました。えーっ!!
まったく気づかなかったのでビックリ。

日曜日は参加しているアンサンブルの新年会の場で、同じパートの先輩から発表が。昨年末のコンサートがおわり、新しいメンバーを交えて自己紹介している中で突然の発表だったので、メンバー全員まじビックリ!!

僕なんかすぐに浮き足立つのに、お二人とも全く気配すらなかったので、その精神力を見習いたいです。

これから新しい生活に臨まれる先輩お二人の決心に敬意を表しつつ、末永い幸せをお祈りします。

というわけで、今年も早々幸せ話が満載です。あくまでも「周り」にですが…。

今日のタイトル「この先、すれ違いできません」は土曜日のウォーキング中にみつけた看板の文句。

乗用車むけの言葉ですが、人向けと思えばなかなか深いです。毎日の出会いを大切にしよう!!ってことか?

最後に今読んでいる本から。困ってる老人と、その人を助けようとする子供のやりとり。
「わしに、同情するっていうのかい晚」
「違うよ。ぼくらはただ僕らのことを恥ずかしいと思ったんだ。」(byアゴタ・クリストフ著『悪童日記』)

結婚であろうとお手伝いであろうと、「こうしよう!」と決心するという主体自身の感情はやっぱりステキだと思い直しました。

ほにゃ

なりゆきで、『転々』という映画を見に行きました。


本当は、スキーにいくはずだったのですが、一緒に行く約束していたやつも、僕もダブルで寝坊したので、約束の4時間後に新宿に集結するも、もう、さすがにスキー間に合わなくねぇか?みたいなテンションになりました。


しかたなく、昼間からビール飲みながらぶらぶら歩き、夕暮れまでグダグダし、結局映画を見ることになりました。イェイ! まさに”転々”


話は、借金をかかえる大学8年生の主人公(オダギリジョー)が、借金取りの男(三浦友和)から「散歩に付き合えば借金を帳消しにしてやる」といわれ、一緒に東京の街をぶらぶらするなかで、2人の間に奇妙な絆が生まれてくるという話です。2人が上がりこんだ借金取りと仲のいいスナックのママ(小泉今日子)とその親戚の高校生(吉高由里子)と繰り広げる家族みたいなやりとりもいいアクセントになっています。


監督・脚本は三木聡。『時効警察』と『シティー・ボーイズライブ』、『亀は意外と速く泳ぐ』なんかで今かなり注目されている人です。トリビアとかの放送作家もされている人です。この人は、クスクス笑える小ネタ系を駆使しながら、ちょっと心に響くことを言う作品が得意みたいで、『転々』も、借金取りのもつ秘密がストーリーを駆動する仕掛けになっているんですが、暗い側面と、脳天気なテンションが同居するバランスがすばらしい一本になっています。


心に残ったのは、「夫婦だけの愛って、すりへっちゃうんだよ。子供とかがいれば家族愛になっていけるんだけどね。」って台詞。


笑いを知る人って、悲しみも知ってるんやなと思いました。


新宿も主人公2人の散歩の舞台に出てくるのですが、今の職場の近くのエリアも映っていて、そういう意味でもおいしかったです。


小泉今日子と三浦友和、吉高由里子とオダギリジョーが繰り広げるなんの血縁関係もない人たちのものすごく自然な暖かい家族をみていると、血縁ってなんだろう??という気分になります。

あからさまにそれは、ニセモノの家族なんだけれど、本ものの家族よりも家族らしい。

偽ものとホンモノの違いを考えてしまう。


僕は、自分の生き方について相当程度嘘をつく。その嘘は基本的に周りへのサービスでついているようなもので、特になにかを害するようなものではないけど。

それに、正直、生きかたって、肉まんの中身や賞味期限と違って、正解を決めるのは自分自身だから、生き方に嘘をついたとしても、それで一生ノリ切ってしまえば、周りから見れば本当だったと思うしかないのではないか。

逆に言えば、僕だって、生きることを円滑にするために、いろんな点でだまされてあげている。社会通念とか、常識といわれることがらにひそむ嘘っぱちについてだ。

なんか、世界のほとんどは「嘘」なんじゃないかと思えてきた。

でも、その嘘がずいぶんと世界を住みよくしているのも事実。なんなんでしょうかね。


映画を観終わったあと、ちょっとテンションあがったまま高島屋のHMVにいったら、REAL GROUPのスウェーデン民謡集が発売されていて、即購入。テンション高いと衝動買いしてまう安直なパターン。

スタムニング

家に帰って、ソッコウ聴いてみると、きっちりとしたハーモニーが北欧の静かなメロディーに載っていて、ものすごく心地よい。なんせ声の溶け合いっぷりがハンパない。シンプル、かつパッションのある演奏に心洗われてしまいました。


そんな風に、素敵な時間を過ごしたのもつかの間、仕事が押せ押せです。ま、がんばりますけど。