『私の頭の中の消しゴム』 | Nothingness of Sealed Fibs

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見た映画、読んだ本、その他もろもろについて考えたことを書きとめてあります。

keshigomu TSUTAYAで「記憶は消えても愛は消えない」キャンペーンなるものが開催されている。

記憶喪失や、記憶消失などと愛をテーマにした作品のコーナーがもうけられている。

対象作品は『エターナル・サンシャイン』、『バタフライ・エフェクト』、『50回目のファーストキス』、それと『私の頭の中の消しゴム』。


『エターナル・サンシャイン』は劇場で見て、とてもいい作品だと思った。『バタフライ…』と『50回目・・・』はビデオで借りてみたが、どちらも個性があって面白かった。(詳細な感想はみんなのシネマレビューに投稿してます。)


キャンペーン最後の作品として『私の…』を見たのだが、正直4作品の中では一番ダメだったと思う。


なんでか。それは、問題をどうにかして解決しようという姿が感じれなかったからだと思う。

人間の悩む姿が伝わってこなかった。


結局、この作品では、記憶が消えて愛も消えてるとしか思えない。それは誰もが思いつく単純な事実だと思う。でも、例えそれが事実だとしても、愛は消えて欲しくないと願うのが人情だし、その願いと現実のギャップを目の前にしてどうすればいいのか一生懸命考えるのが人間の一番良い所ではないかと僕は思っている。けどこの映画、その辺が全く伝わってこない。


記憶が消えて愛が消えるのがある意味当然である以上、記憶があって愛が消えること(要は普通に振られること)のほうがずっと悲しくないか? と僕は思ってしまう。どうにかできることに失敗するほうが悲しい。


やはり、好きな作品を語るより、嫌いな作品を語るときは歯切れが悪くなる。

そこをあえてズバッと言えば、この映画は僕にとってはくだらない映画でしかなく、見たことで何ら新しいものに出会えなかった。それだけのこと。


韓国映画、結構最近ダメ作品が多い。ブームが起きたころはもっと質の高い映画多かったけど・・・。

ちと行く末が心配です。