2024/05/07  4月の焼酎 | 虚弱爺の俗物的日録

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「一身にして二生を経(ふ)る」の二生目を生きるにあたって、サンデー毎日の日常を記録したい。なるがままに。

4月の焼酎は2本。

●一粒の麦  …鹿児島県/西酒造/大麦/大麦麹/25度
     創業弘化2年(19世紀半ば)創業。「一粒の麦」の名前の由来は旧約聖書の中         の「ただ一粒の麦なれど、大地にて、芽を吹き、沢山の豊穣をもたらせり」から。焼酎界の革命児といわれる西陽一郎氏が満を持して送り出したものという。「濃く丸い味わい」だそうです。奥底に甘みがあります。

●龍霞   …宮崎県/酒造王手門/甘藷(紅寿)/米麹(白麹)/25度
     創業明治28年。これも奥底に甘みを感じました。以前、当蔵の「蔵内極秘稟議書」といういっぷう変わった名前の芋焼酎を飲んだことがあります。これが実に個性的な薫り高い焼酎でした。これが焼酎に目覚めたきっかけでした。

ラベルといい名前といい作り手の情熱が感じられます。