スコール台詞集 4

 

前の記事

 

 

 

 

 

ガーデン


「(サイファー……。もう、引き返せないんだろ)わかった」
 



「だまれ」
「俺たちの気持ちをぐらつかせようとしても無駄だ
あんたは何者でもない。あんたは、ただの『敵』だ。あんたの言葉は届かない
あんた、俺たちにとってモンスターと同じだ」

(この下は……大講堂か……?)
 


 

大講堂


(……?
なんだ……?)
(意味不明……だまれ)
(『まませんせい』じゃない)

(どうなったんだ……
…………からだが)
(リノア……)
(……!
リノア……サイファー……)


(……わからない)
(……リノアが?
リノアがどうしたって?)
 


 

バラムガーデン


(……終わったのか?
……何が終わったんだ?
……終わったのは
……終わったのはリノアの) 
 


 

イデアの家



「俺たちも同じです」

「(もういいだろ?
 ママ先生の話を聞くのは大切。そんなことわかってる。でも、リノアが……)
ママ先生。リノアに何が起こったのかわかりますか?」
「ママ先生との戦いに参加しました。戦いが終わって、気づいたら……
身体が冷たくて、ぜんぜん動かない……」
「ちがう!!」
「じゃあ、いいです」
「わかってます…… でも」
(…………黒くなれ)

(初めて会ったのはSeeDになった夜。再会は…… ティンバーだったな
最初は言い合いばかり。でも、だんだん変わってきた
ふと気づくとあんたは俺の方を見ていた
目が合うと微笑んだ
おだやかな気持ちになった
リノア……俺にはもうチャンスはないのかな)

「ようするにエルオーネをアルティミシアに渡さなければいいんだろ?」
「ガーデンへ戻る。放送でみんなに知らせておこう」
「だったらもう少しくらい!
 いや、いいんだ」 
 


 

バラムガーデン


『以上、だいたいの状況説明だ
俺たちの当面の目的はアルティミシアより先にエルオーネを見つけだして保護することだ
エルオーネは白いSeeDの船に乗っていると思われる
俺たちはその船をさがす。船は…… どこにいるんだろうな?
 しばらくは情報収集が基本になると思う。ただし、戦闘の準備は忘れないでくれ
ああ、それから魔女イデアは自分の家に帰っている
おそらく、イデアはもう敵ではない。そっとしておこう』
 


 

保健室


「(リノア…… こんなに冷たい
……ずっとこのままなのか?)
…………
俺には何もできないのか!
……あんなに元気にしていたリノア
それなのに、声も出さずに……
俺あんたの声が聞きたい……
(これじゃあ、壁に話してるのと同じだ)
リノア…… 俺の名前を呼んでくれ
(う……)」

(接続ってなんだよ……)
(ああ……)
(もう帰してくれよ)
(俺はリノアの声が聞きたい)
(俺、過去でもなんでもいいからリノアの声が聞きたい。動いてるリノアが見たい
もしかしたら助けられるかもしれないんだろ?)
(おねえちゃん!エルオーネ!
俺は……)
(俺は……リノアの声が聞きたい)
「過去に行けばあんたに会える!うまくやれば過去を変えることだって!
エルオーネ!
エルオーネ!聞こえるか?!
俺を過去に送りこめ!リノアがこんなになったあの瞬間に!」
「(エルオーネ、答えてくれないのか……
白いSeeDの船に乗ってるんだったな……
白いSeeD……、イデアのSeeD…… イデアのSeeD?)
そうか、イデアに聞けばあの船の場所がわかるかもしれない!
そうすれば、エルオーネに会える
そうすれば、過去に……」 
 


 

イデアの家

 


「白いSeeDの船。エルオーネが乗っている」
「……そうですか」 
 


 

白いSeeDの船


「俺はバラム・ガーデンのスコール。この船の指揮官に会いたい」
「…………エルオーネに会わせてほしい……」
「俺たちは、あやしい者じゃない……イデアがここを教えてくれたんだ」
「イデアは、もう……魔女アルティミシアの支配から逃れた
今は、俺たちの仲間だ……だから、エルオーネの居場所を隠す必要はない
俺たちがここへ来た目的は、エルオーネを魔女アルティミシアから保護するためだ」

(……変わってないな)



「……魔女だったイデアと、俺たちは戦った
その戦いの後から、ずっと意識がない……今もガーデンで眠っている
どうしてそうなったのか……わからない
俺たちはクライアントを……リノアを……守れなかった……すまない……」
「俺たちが、この船にエルオーネをさがしに来たのはある人物より先に保護するのが目的だ……でも
エルオーネにリノアを会わせることができれば……うまくいけば……もしかしたら、リノアを……」

「エルオーネが乗っていなかったか?」
「どこへ?」
「エスタ!? 連れて行かれたのか?」
(どういうことだ……?
わからない)
 



「これを……」
「あんたたちもママ先生って呼ぶんだな」
「俺たちも子供のころ、イデアに育てられた
いろいろなことがあってイデアと戦った。その結果、イデアを取り戻した
恐ろしい魔女イデアは優しい魔女イデア……ママ先生に戻った」
「敬礼まで同じなんだな」

「エルオーネはエスタにいるってことか?」
 



「エスタだ」
「とにかくエスタへ行く」 
 


 

バラムガーデン


(行こう、リノア。エルオーネに会いに行こう
エルオーネが俺たちを会わせてくれる)
(……悪いな、みんな
このままじゃ、俺、何もできないんだ) 
 


 

フィッシャーマンズ・ホライズン


「ちょっと遠いけどなんとかなるだろ」
(……遠いよな
こんなに遠いとは思ってなかった
俺……なにやってるんだ?
 エスタに行って……エルオーネを捜して…… エルオーネに会って……
エルオーネに会えばなにもかも解決するとは限らないんだぞ。
それなのに俺は……
俺…… 変わったな)
「(みんなどうしてるかな……
俺のこと笑ってるかもな。いや、怒ってるかな?)
どう思う?
俺……本当は他人にどう思われてるか気になって仕方ないんだ
でも、そんなこと気にする自分も嫌で……
だから……自分のこと、他人に深く知られたくなかったんだ
そういう自分の嫌な部分。隠しておきたいんだ
スコールは無愛想でなに考えてるかわからない奴
みんなにそう思われていればとっても楽だ
今の、みんなには内緒だからな」
「リノア……」
 



「そんなことを言うためにここに来たのか?」

「エスタで何をするんだ?」
「(……オダイン?)教えてくれ」
「……わかった。それで、その博士と会ってどうする?」
「……わかった。みんなでエスタへ行こう」
「そんなことより、どうなんだ? エスタに入れそうなのか?」 
 


 

エスタへの道


「……悪いことは言葉にすると本当になるって誰かが言ってた
迷信なんだろうけど今は信じたいんだ。だから……何も言わないで」

「骨のモンスター…… アンデッドだな」

「……なにかあるぞ」

「道が開けたらしいな。先を急ごう」

(……なんだこの透明なパネルは?
このコンソールと関係ありそうだが…………操作してみるか)
「……カモフラージュ?」

「(俺だって自分が何をしているのか、全然分からないんだ……
このままエスタに行けるなんて保証はどこにもないんだよな……
でも……)
……引き返すわけにはいかないんだ」

(止まった…… のか?)
(……もうここまで来たら、何があってもおどろく気にもならないな)
「わかってるだろ?」

「……これだけ発達した都市なら、俺たちが侵入したことくらいバレてるはずだ
俺たちを敵として攻撃してくるかもな。周囲には気を付けろ」
「……………うっ
こんな時… に来るとは……これは……まずいな……」
 


 

エスタ


「俺はエルオーネに会いたい。エルオーネはどこだ?」

 



「どこにいるんだ?俺とリノアはエルオーネに会わなくちゃならないんだ
あんたたちは断ることは出来ない。もし断れば俺は……」
「バカでも何でもいいからエルオーネに会わせろ」

「リノアにおかしなマネはするなよ」
 



(しかし…… 本当にすごい街だな)
 



(……大丈夫だ。リノアは俺にまかせろ)
「……案内してくれ」
 



「そうだ」

「どこへ行くんだ?」
「(……空へ? 考えさせてくれ)……心の準備が必要みたいだ」
「……よろしくたのむ」

「(……どうしようか?)……大丈夫か?」
(………………)
(……ママ先生は魔女なんだ。それを忘れるなよ) 
 


 

ルナサイドベース


「エスタ大使からの紹介状です」

「リノアに触れるな」

(なんだこれは!?)

(……ゆっくりなんかしてられない)
 



「ああ」
「いいんだ
あんたが何をしたかったのかわかったから
オレたちは役に立ったのか?」
「もういい。そのかわり頼みがある
過去は変えられないって言ったな?」
「そうなのか?本当に過去は変えられない?俺は自分で確かめたい」
「オレをリノアの中に送ってくれ。過去のリノアの中に
リノアの身に起こったことを知りたいんだ。そしてリノアに危険を知らせて……」
「リノアを連れて来た。そのためにオレはここに来た
医務室へ来てくれ」
 



「なんだ?」
「医務室……? リノア?
俺が行く
危険だからエルオーネは制御室で待機しててくれ」
「アーヴァイン
エルオーネの護衛は頼んだぞ」
(……どうしたんだ。リノア、無事なんだぞ
……リノア?)

(リノア……?)

「モンスターがあふれだしそうだ」
「月の涙……」

「女の子を見なかったか?」

「リノア!」
(リノア!)

(……魔女アルティミシア)
(出られないようだな。もどるしかないか……)

「リノアーー!」

「俺を…… たのむ、俺をリノアの中に」

「エルオーネ! お願いだ
オレは自分でこんなに考えて何かをしたいと思ったこと初めてなんだ」
「オレを…… オレをリノアに!」

「ちがうんだ、エルオーネ。こんなに過去に戻りたいんじゃない」
(……ここは
あの時の……)
(リノア……)
(これはリノアじゃない!)
(アルティミシア!?未来の魔女がリノアの中に!?イデアから移ってきた?
リノアはどこだ!)
(リノア!どこにいる?答えろ!)
(リノア!!)
「リノア!!」
「エルオーネ?!」
「だめだった……どうしたらいい?」
「……忘れた」
「オレにできるのは、今、あそこにいるリノアを助けることだけなんだな?」

(だめだ……
あきらめちゃ、だめだ)
(だめだ、リノア
リノア!!)
(リノア……… 思い出せ……
お……も い ……だせ)

「リノアのところへ行く」
「ありがとう、おねえちゃん」
 



(リノア…… どこだ……
どこにいるんだ?
正面にまわって……つかまえなくては……)

スコリノ FF8
「何も言うな……」
「俺が助ける」
(燃料はもう無い……
酸素も残りすくない
このまま宇宙の漂流者となるか……
重力にひっぱられ燃えかすとなるか……
おれはリノアを救えないのか……?)

「リノア つかまってろよ」 
 


 

ラグナロク


(空気は…… あるな)
(……OKか?)

(な、なんだよ……)
「いいんだ、べつに。そうしたかっただけだ」
(……なんだ?)
(……は?)
ハグハグ リノア
(……はぐはぐ?)
「(……生きてる、か
今、生きてるだけじゃ足りない)
確かに今は生きている。でも……この状況は……わかるだろ?
もっと生きたいだろ?みんなのところへ帰りたいだろ?」
「そういうことだ」
 



「なんだ……?」
(わからない……)
「とりあえず 見つからないように進もう」
 



(これを…… 操縦するのか?……俺にはできない)
(ボリュームは?)
(これは……)

(……電波通信)
「この船はラグナロクでいいのか?」
「宇宙の…… どこかはわからない」
(……地上に戻れるのか?)
「俺たちは帰れるのか?」
「データ入力の仕方がわからない」
「シートがたくさんある」
「操縦席だ」
「ああ、見える」
「言ってくれ」
「入れた」
「入れた」
「大丈夫だ」
「了解
(これだな?)
操作完了」
「ありがとう」

「あっちの席に座れ。ベルトを締めてじっとしてろ」
「たぶん…… な
シートに座ってベルトをしめろ」
「なあ…… どうしてこんなにくっつきたがるんだ?」
「慣れてないんだ」
「両親…… 知らないんだ。どんなに記憶をたどっても出てこない
ああ……でも、エルオーネがいてくれた
エルオーネが一緒にいてくれて手をつないでいてくれた」
「そうだな
でも、いなくなった。引き離された。
それからかもしれない
安らぎ…… ぬくもり……そういうのが恐いんだ」
「……いやな子供だな」
「……かもな」
「……俺はあんたの親じゃない」
「……悪かったな」
「そろそろ自分のシートに戻れ」
(いつ何がおこるかわかないぞ)
「そう信じるしかないだろ?」
「……かもな
未来のことはわからない。保証なんて誰にもできない
そう言ってたのはリノアだろ?」
「帰ってからのことは…… 帰ってから考えるさ」
「許す?」

「ラグナロクだ」
「2人だけだ」
「スコールだ。バラム・ガーデンのSeeDだ」
「……リノア」
(……やっぱり…… そうなのか?リノアは魔女なのか?)
(リノア……)
 



(前に誰かが言ってた通り……
俺の前に伸びていた何本かの道。その中から俺は正しいと思った道を選んできた。……そう思いたいんだ。
あんたが笑顔で導いてくれた、この道を選んだことは…… 正しかったのか?
……リノア……
ここまで歩いてきて……あんたの手を離さなくちゃならない……)

 



「リノア、行くな!」
(……リノア)


「いいんだ。あんたが持ってろ」
「いいんだ」
(……リノアが望んだことだ。……仕方ないんだよな?)
 


 

ラグナロク


「アーヴァイン!」
「どうやって?」
(ピエット?ああ、いっしょに脱出した男か
ん?おねえちゃんは?エルオーネは?)
「そうか」
(リノアは……)
(……リノアに、だ)
「ゼル、もういい…… あとにしてくれ」
「大変だな。ああ、大変なのはわかった
でも、俺は何も考えられない」
「リノアが魔女になってしまった。ママ先生の力を受け継いだんだ
少し前にリノアを迎えにエスタ人が来た。リノアはエスタに行った」
「……ちがう。リノアが望んだんだ
自分は魔女だから……
みんなに恐れられ……嫌われて……誰も自分に触れようとしなくなる……
そんなのはイヤだと言って……」

(……バカって言われた)
「……かもな」
(何やってるんだ、俺
あんなに聞きたかったリノアの声。……もう聞けないかもしれないんだぞ
何カッコつけてたんだ、俺
どうしたらいいんだ
……なんだ、簡単なことだ)
「なんとかパンドラや魔女アデルなんてどうしたらいいかわからない
おねえちゃんの行方も今は見当がつかない
わかってるのはリノアのことだけだ
リノアを取り返しに行く!」 


(その横ではアーヴァインがうれしそうに……)
 


 

コクピット


「……飛ばせるのか?」
「(未来の保証なんて誰にもできない、だよな?)
セルフィ、エスタへ行ってくれ。多分魔女記念館だと思う。リノア奪回作戦だ!」 
 


 

魔女記念館



「……その時どうすればいいかなんて後にならないとわからない……」
「……あの時どうすれば良かったのかわかったんだ
……まだ間に合う。……だから来た。後悔したくない
リノアを返してもらう」
 



「リノア、すぐだからな。すぐに出してやるからな」
「どうすりゃいいんだよ!」

スコール リノア
「魔女でも…… いいさ」
「行こう」
 



(どういうことだ?)

(……会ったことがある) 
 


 

ラグナロク



(なんかって……いろいろあるだろ?)
「……悪かったな」

「サイファーは…… アルティミシアの言いなりだ」
「ゼル!!」
「行ってくれ。イデアの家へ頼む」 

 


 

イデアの家


「何が?」

(なあ…… リノア来たら何を話せばいいかな?
気にしてるから、魔女の話はしない方がいいよな
魔女でもいいのにな
おまえも気にしないだろ?リノアはリノアだよな)


「……気にするな
昔から良い魔女はたくさんいた。イデアもそうだった
リノアもそうなればいい」
(リノア…… 世界中を敵にまわしてもだいじょうぶ
俺が……
俺は…… そう、魔女の騎士)
「やめろ!
俺はそんなことしない。俺が倒す魔女はリノアじゃない
リノアをおびえさせる未来の魔女アルティミシアだ」
「……考える。方法は…… きっと見つかるはずだ」
「ああ、見つけてやる。俺を信じろ」
「……それは無駄だ
また俺がリノアを取り戻しに行く
リノアは…… 俺のそばからはなれるな」

「なんだよ」
「なんだよ、それ」
「俺が言ったのか?」
「いや、きっとこれはG.F.のせいだ。それで忘れてしまったんだ」
「……元気でたみたいだな」
「会えなかったのは……
リノアが待ち合わせの場所わからなかったのは……
ちゃんと約束しなかったからだ」
「ここにしよう
俺……ここにいるから」
「俺はここで待ってるから……」
「俺、ここでリノアを待ってるから…… 来てくれ」

「……リノアを取り戻すためのワナかもしれない」
「エスタの大統領官邸にキロス?俺たちを雇いたいだって?
……行ってみるか」 
 


 

エスタ


(ウォード
キロス
そして……あの後ろ姿はたぶん……)

(なんだよこの国は……)

ラグナ スコール
「そんなことはどうでもいい
エルオーネは?」
「どうしてあんたが一緒にいなかったんだ」
「宇宙からは無事に帰ってきたんだろ?」

「あんたここで何してるんだ?」
「最初はふざけたガルバディア兵だった
いい加減で俺は好きじゃなかった
あんたたち3人の仲の良さはわかったけどな
だけどあんたは変わった。ウィンヒルに行ってからだ
そしてエルオーネがエスタに誘拐されてあんたは旅に出た
エルオーネを取り返すためだ。雑誌に記事を書いたり、映画に出たり金を稼ぎながらエスタに入る方法を探した
何とかエスタに入り込んだあんたはエルオーネを取り戻した」
「わからないのは……どうして、あんたがここの大統領なんだ?」
「聞かせてくれ」

「レインのこと聞かせてくれ」

「アルティミシアを倒す作戦って?」
「エルオーネが俺たちの意識を過去に送り込んだのと似ている」
「ジャンクション・マシーン・エルオーネ」
「その名前のせいで魔女アルティミシアはエルオーネの存在を知った」
「いいだろう」
 


 

ラグナロク



「愛とか友情とか古臭いけどみんなその気になったみたいだ」
「やってみるさ」 
 


 

ルナティック・パンドラ


(あの声……)

「ふざけるな!リノアは渡さない!
エルオーネも返してもらう!!
アデルも復活させない!!」
 



「部屋から出ていろ。ラグナが迎えに来てくれるはずだ」

「騎士ごっこを続ける気か?」
サイファー スコール 台詞
「なにやってんだよ」

(サイファー……)
「リノア?!」
「とにかく、サイファーを追うぞ!」
 



「サイファー!!やめろ!」
「ああ、アデルだけをねらうんだ!」
 



「イデアの家へ!」

「俺のそばにいれば大丈夫だ。俺がおまえを消さない!!」
 



「この時代のSeeDたちが……?」

「アルティミシア……の時代……」 
 


 

ラグナロク


「ああ、時間圧縮が始まっている
早く、アルティミシアを倒さないとこの世界の時間が圧縮されてしまう」
 


 

アルティミシア城


「みんなも無事だったか」
「みんながここにいるってことは、まだ時間が俺たちの存在を許してくれてるってことだ」 
 



(この先にアルティミシアがいる
かまわない、心の準備は出来ている)
 



(……どこだ?)
『おねえちゃんをさがすんだ!』
(……ママ先生)
「心配しなくてもだいじょうぶ。
結局、あの子はどこへも行けないんだ」
「……生きていたのか!?」


「そうです、ママ先生
俺たちが倒したはずなのに……
ママ先生、さがってください」
「……おそらく」
「SeeD。バラムガーデンのSeeD」
「ガーデンもSeeDもママ先生が考えた
ガーデンはSeeDを育てる。SeeDは魔女を倒す」
「……ママ先生」
『……おねえちゃん、いないよ
……ぼく、ひとりぼっち?
あの人、だ~れ?』


(……だいじょうぶだよ、ママ先生)
(俺はひとりじゃないから
……ひとりじゃないから
……呼べば答えてくれる仲間がいるから)

「みんな、どこだ!?
リノア!どこだ!
ゼル! セルフィ!キスティス!アーヴァイン!
リノア!」
(……俺、 ひとりなのか?
リノア? 声、聞かせてくれよ
俺、どっちへ行けばいいんだ?
ひとりじゃ……帰れないんだ
リノア?
俺……また、ひとりぼっちか?
ここは……どこだ?)END

 

 

 

関連記事