FF10-2 声優雑談会

引用元 ファイナルファンタジーX-2 アルティマニアより一部抜粋しています

ギプリュ FF10‐2

 

 

 

 

 

 

──みなさんはもともと『FF』シリーズはプレイされていたんですか?

鈴村:僕は『I』からやってます。最近『IX』をはじめたので、これで全部に手を出してますね。

蘇武:すばらしい。

神奈:ひとりだけいい顔しようとして(笑)。

鈴村:いやいや、昔からファンでしたし。『I』以外はずっと発売日に買ってるくらいですから。

──ヌージ、バラライ、ギップルにパインを加えて『複雑な四角関係』になっていましたが、この4人の関係はどう感じられましか?

鈴村:距離感が難しかったですね。アカギ隊のころって、お友だちではないし、恋愛関係でもないし、でもなんとも言えない連帯感もあるし。戦友というつながりではあるんですけど。きっとそれ以上の何かもあって……(神奈さんに向かって)なんでしょうね?

神奈:やっぱり、男女の恋愛っていう部分の、気持ち的なところはあるにせよ、戦友であり……うーん、まとまらないぞ、どうすんだ、おい。

蘇武:まとめてください。お願いします。

鈴村:これはね、ホントに難しい関係なんですよ。

神奈:それがゆえに苦悩するんでしょうね。生きるか死ぬかの世界をくぐり抜けてきた戦友であるならば、お互いの気持ちもわかってるだろうし。だから簡単に恋愛感情だけでは収められない、それこそ本当に複雑な四角関係なんですよ。僕には、それ以上は言えない。

鈴村:まさにそのとおりです。

蘇武:はい、それがすべてです。

神奈:なんかラクしてないか(笑)?

──(豊口さんと青木さんが見学にやってくる)せっかくですから、豊口さんの意見もうかがいましょう。

豊口:えーっと、私はとくに恋愛感情はなかったと思ってますが。

蘇武:あぁ、そうですか(笑)。

神奈:(ため息をついて)女はなぁ。

鈴村:そうですなぁ(笑)。

豊口:(怒って)なんでぇー。じゃあヌージだって、ルブランのことはどうなのよ!

神奈:いや、あれはだって愛人でしょ?ただの遊びだもん(笑)。

豊口:あ、(自分を指して)本命?

鈴村:ルブランとは、なりゆき色が強いですよね。

神奈:『おまいさん』って言われていても、ヌージの頭のなかはちがうことばっかりだもん。

豊口:でも、ヌージは4人のなかでリーダー格だったんだろうなと思いますね。自分からは輪のなかに入っていかないタイプですけど、最終的な決断をするとなると、ヌージが一番頼られていたんじゃないかな。で、ギップルが結構あばれるタイプなんだけど、そのふたりのあいだをバラライが取り持つ。パインは、その3人を外からみて「フフッ」と笑ってる感じかなって思ったんですけど。

神奈:そうだよね。だって、アカギスフィアの映像ってパインの視点でしょ。

豊口:そうそう。パインにとってそういう関係が楽しかったのかなぁって思いますね。いいチームに入れたんじゃないですか。

鈴村:うん。バランスが良かったんだろうね、きっと。

豊口:たまたま『お前はあそこ行け』と言われて行かされた記録係ですけど、このチームじゃなかったら、あの事件には巻きこまれなくて、あんなクールなパインにはならなかっただろうし。ただ、恋愛感情はなかったと思いますけど。

蘇武:やっぱりなかったんだ(笑)。

豊口:うん。でも家族っていう感じでもない。なんて言ったらいいのかわかんないけど、すごく結ばれてる感じがする。カップルみたいに男女の関係になると、1対1になっちゃうじゃないですか。そうじゃなくて、4人でひとつなんだっていう感じが、すごくしたかな。

──では逆に、3人からパインに対しては恋愛感情はあったんでしょうか?

神奈:好きです!好きッス(笑)!

鈴村:僕も大好きです(笑)。ギップルとパインのあいだには、何かあってもよさそうなのにな。

豊口:そうかなあ?ギップルはリュックでしょ。

鈴村:やっぱり、リュックなの、あれ?ちがうと思ってたんだけど。

豊口:リュックはふざけてごまかしていたけど、ギップルとしては、幼なじみのアニキの妹だしね。

鈴村:そうか。じゃあ、ギップルはリュックで(笑)。そうすると、ヌージにはルブランがいますし、僕にはリュックがいるから……。

豊口:じゃあ、パインはバラライだ。

蘇武:そうですよね。

豊口:だってあまってるんだもん、バラライ(笑)。

鈴村:うん、消去法でいくとね。

神奈:いるよね、合コン行くと、そういうの(笑)。

豊口:あ、でも私はバラライ好きだから、オッケー。

豊口:ゲームを遊んでる人は、どう思ってるんでしょうね?きっとヌージがパインと一番いい具合だって思うんでしょうね。

鈴村:やっぱりそうかなぁ。

豊口:でも、ヌージにはルブランがいるからね。パインちゃん的には、それがすごい引っかかるんですよ。

神奈:ジャマだな。ルブラン消そうか(笑)。でもさ、ヌージはパインを信頼してたんだろうね。だって、(キノコ岩街道の谷底で)スフィアを、ユウナとリュックの横を通過して、パインに渡しに行ってた。そういう意味では、パインのことをすごく信じてたんだろうね。

 

 

 

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