ジクサー250(8BL車両)が入って来ました。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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皆様こんにちは。

今日は全国的に冴えない天候で明日は地域によっては激しい雨との事で、いよいよ本州も梅雨入りが近い感じですね。。。

 

さて本日ですが、私がバイクに乗り始めた頃からお世話になっている大阪府八尾市のモトトップさんから2024年ジクサー250が入って来ました。(佐々木さん、わざわざ配達ありがとうございました。)

 

先週水曜日のJMCA認証試験にてBEAMSさんの車両をお借りしてVストローム250SX用フルエキゾーストを受験・合格して来ましたが、Vストローム250SXはジクサー250/SF250と同じエンジンという事で、ジクサー250/SF250(2BK車両)用フルエキゾーストで合格して来たのですが、来月のJMCA認証試験では新型式車両(8BK-ED22Y)のこのジクサー250で今度はBEAMSさんに車両シェアして貰って受験予定です。

 

2023年に(8BK車両)としてリリースされましたが、エンジン型式は同じです。

しかしながら最高出力発生回転数が(2BK車両)より300rpm高く7,300rpmで最高出力を発生します。

政府認証(JMCA認証)試験では「同じエンジン型式でも最高出力や発生回転数が高い場合には、改めて試験を受けなおす必要がある事から、同じマフラーであっても受験の必要があります。

 

「既に同じエンジンのVストローム250SXで合格したのでは?」と気付いた方は目の付け処がシャープです。。。古(笑)

 

JMCA認証試験では更に規則が存在し、「同じエンジン、スペックでも車両重量が軽い(不利)方で受験する必要」があります。

『車両が軽い=加速が良い』という定義で、Vストローム250SXは車両重量164kg、ジクサー250は154kgと10kgも軽い事から、規定上認証試験を受ける必要があるんですよね。。。

 

でも現在運用しているこの規定に個人的には大変不満です、はい(笑)

というのも現在販売されている車両は「表示ラベル」が貼付されていて、皆様お乗りのバイクにも車体の何処かにこんなシールが貼られております。

これはVストローム250SXの画像ですが、上が近接騒音値を示しておりその騒音値が「85dB/4,650rpm」と記され、下が加速騒音値で「3速全開43.9km/hで基準点を通過した時に77.7dBであった事」を表しています。

でも実は10kgも軽いジクサー250にも同じ表示ラベルが貼られてるんですよね。。。そんな事あります??。。。(笑)

いや、同じエンジン(性能)なので仮に全く同一だったとしたらですよ、JMCA認証試験では何の為に試験しているのか?という疑問が涌いてくるんですよね。。。

純粋に重量差があるのは事実であり、今回の場合はタイヤサイズやホイールベースも違う事から当然試験は必要になりますが、兄弟モデルではこういったケースも多く、「規約上定められているから」という事が試験の唯一の理由になるなら、今後運用方法の見直しも必要でないかと思いますね。。。

 

JMCAマフラー会員は法律を遵守し試験を運用する一方、JMCAに加入していない違法マフラーも多く存在、野放しされている事を思うと、ちょっと何なのだろうな。。。と考えさせられたりします。

まぁ、こういった問題はしっかりとしたエビデンスの下、議論されるべきなのでここで書いている事はあくまでも私個人の見解ですけどね。

 

という事でグダグダ書きましたが、規約遵守は当然の事として来月6月にはしっかりJMCA認証試験を受験・合格してきたいと思います、はい(笑)

 

ジクサー250はこのあと来月の試験に向けて準備していきたいと思います。

 

今週はGROM、CB125Rと少し忙しくなりそうです。

それでは今週も頑張って参りましょう。