YZF-R15 マフラー開発 SS-OVAL・ラウンドタイプ ベンチテスト編です。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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皆様おはようございます。

最強寒波到来という事で東大阪も大変寒い朝を迎えています。

 

さて本日は、YZF-R15 ショートオーバルフルエキゾーストに続きSS-OVAL・ラウンドタイプのベンチテスト結果です。

 

YZF-R15ではショートオーバルフルエキゾーストが良い意味で期待を裏切ってくれたのですが、エキパイの管長から仕様が全く違うSS-OVAL・ラウンドタイプではどんな結果になるのかが気になるところです。

 

小排気量(125cc)の場合、パワーと音量が相対的に比例する事が知られていますが、YZF-R125のマフラー開発の際、このあと続くYZF-R15にも機能させるべく、YZF-R125では私なりに規制値を考慮しながら目一杯仕上げたつもりです。

 

その結果どうなったのでしょうか?

YZF-R15のベンチテストをしていた時の画像を撮り忘れた為、マフラー装着画像の車体はYZF-R125の物になりますのでご了承下さい。

 

・YZF-R15 SS-OVALフルエキゾースト

 

・YZF-R15 ラウンドタイプフルエキオースト

とこんな感じになっています。

ベンチテストに使用したマフラーは12月にJMCA認証試験を合格して来たYZF-R125用フルエキゾーストでの物になります。

ベンチテストの結果ですが、こちらは想定どおりバッチリです(笑)

もしYZF-R125用フルエキゾーストでのテスト結果が悪ければ、別設定で開発し直す予定にしていましたが、グラフが示す通り変更する必要は無いでしょう。

※ 因みに前回のブログ後に「高回転のパワーは体感出来るのでしょうか?」と質問がありましたが、道路事情やサーキット走行等、使用環境に気を付けて頂く前提で『体感出来ると思います。』が答えです、はい(笑)

 

明日の試験である意味、加速走行試験より難関(?)と言えば、現地での排ガス試験でしょうかね。。。

触媒に関してはYZF-R125の試験でもCO:0.5に対してCO:0.01と、かなり優秀な結果で合格してるのですが、明日は試験時の気温が2~5度前後想定、風が吹いたりしたら一気にマフラーの温度も下がる事で、触媒温度が全く上がらない事も予想出来ます。※実際、気温5度以下ではこのクラスの場合、10分程度暖機してもマフラーが冷たいままだったりします笑)

 

まぁ、排ガス試験に関しては車両検査協会で管理された室温の中、アイドリングモード試験を受験、合格して来たら問題ないので、まずは加速走行騒音試験をしっかりクリアして来れたらと思っています。

 

という事で明日の試験に向けて天候や道路状況を見て来ましたが、太平洋側に雪の影響は出ないみたいなので、本日お昼過ぎに早めに試験会場最寄りの袋井まで余裕を持って移動しようと思っています。

 

今回の試験では。。。

・XSR125 ショートオーバルフルエキゾースト

・YZF-R15 ショートオーバル、SS-OVAL、ラウンドタイプフルエキゾースト

 

上記合計4種類を受験して来る予定です。

 

試験の合否に関してまた結果が出ましたらブログでご報告したいと思います。

 

それでは頑張って来ます。