マフラー業界は重要な局面ですね。。。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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皆様、こんにちは。

 

一昨日は名古屋までJMCAマフラー部会に参加して来ました。

(以下、皆さんには分り難い内容となりますのですみません。)

 

前回の会議(7月)は参加出来ませんでしたが、今回は新たに入会された会員(2社)さんも初参加されての会議となりましたが、皆さん忙しい中20社ほどが集まっての会議となりました。

 

前のブログにも書きましたが、現行販売されている車両の加速走行騒音試験方法は「ECE R41-04」という試験方式で、JMCA認証試験として採用している「TRIAS(トライアス)」という試験とは、システムが若干異なり、同じく厳しい加速走行騒音基準値には変わりないのですが、測定方法の違いで現在JMCAで行われる、「TRIAS(トライアス)」とは、数値的にもズレと言うか、あくまでも試験方法による数値差ではあるのですが、、「TRIAS(トライアス)」方式では、測定出来ない車種が何車種か出ています。

 

その測定誤差を如何に整合性を持って証明し、新たな基準値を設定出来るかという作業を早急に行わなければいけません。

 

既に「TRIAS(トライアス)」方式で測定出来ない車種があるという事は、今後も増える可能性もありこの車種に対しては、最悪、JMCA認証マフラーの開発が行われない事を意味する為、その問題をクリアする為の重要な会議が今回の会議となります。

 

誤解の無い様に書きますが、我々は単純に独自規制として単にハードルの上げ下げを行っている団体ではなく、国が定めた基準値に対して、アフターマフラーとしてどう遵守していくかが問われています。

 

JMCA認証試験を合格したマフラーは、国が認めた「後付消音器」として、いわゆるリプレイスマフラー(アフターマフラー)になるのですが、その基準値は国が定め、我々は法律遵守の下それを運用していく事が当然求められます。

 

議論は予想以上に深い議論へと発展し、ここ最近では稀に見る大激論となりました。

「大論争」ではなく、『大激論』ですのでお間違いなく。。。(笑)

 

会議時間は延長に次ぐ延長となり、私がマフラー部会長をしていた時を含めても記憶に無い位、今までで最長の会議となりました。

今年から新部会長になったMマフラー部会長(モリワキさん)のリーダーシップもあり、議論の末に一致団結し、会としての方向性が定まった事で迅速に物事が動いていきそうです。

 

新たに参加された会員2社さんも、会議に備えて十分な知識を持って参加して頂き、積極的に発言されていた事も良かったと感じています。

 

会議室を出ると外はもう日が落ちていましたが(笑)、大激論だった会議をクールダウンする意味も込めて有志でお酒を交えての親睦会。

 

この日は直帰予定だったMマフラー部会長、そしてヨシ○ラYさんを強引に誘い(笑)、その他大御所も参加して頂き、宴もたけなわに皆さん笑顔で解散しました。

 

 

そしてマフラー部会に昨年12月から参加してくれてるナナカンパニー山崎さん(実名です 笑)が今回から正式に二次会の時の幹事に就任してくれる事となりました(笑)

 

マフラー部会としては彼を宴会部長に育てる予定です。。。嘘です(笑)

しっかり専門知識を勉強してしっかり意見を言ってくれるのでマフラー部会のニューフェイスとして今後も活躍して欲しいと思いますね。

 

私自身も久しぶりに白熱した議論が皆と出来た事で充実した会議になったと感じましたね。

 

市場では互いにライバルですが、ともに業界発展のためにしっかりと同じ方向に進みたいと思います。

 

長々と分りにくい内容で恐縮しますが、今回の会議はこんな感じでした。

 

それでは。