みなさんこんにちは。

Kindle出版ライティングコーチのいずみ涼子です。

 

昨日、何度か一緒にお仕事をさせていただいている

とある経営者の方とのZOOM会議があったのですが

電子書籍を出したいという内容の会議でした。

その方は、経営者としてビジネスのセンスがいいというか

鼻が利く印象の方。

 

 

商業出版もされているので、なぜわざわざ電子書籍?と思ったのですが、会議の中で

「電子書籍のランキングって全然動いていないんですよね」

とおっしゃっていたんです。

 

私自身そのことに気が付いていなくて恐縮なのですが、その方曰く

2018年に出版された電子書籍が、ビジネスジャンルにおいてまだ上位にいるとのこと。

 

それを聞いて確認してみたら

本当だった。

 

「だから、ちょっとその辺の市場を動かしてみるのもいいと思うんですよねー

とのお考えで、電子書籍でビジネス書を出してみようということでした。

 

なるほど…さすがのビジネスセンスです。

 

ちなみに、経営者の方が電子書籍を出すときはクオリティの高い本を

安価だったり、0円で販売したりしています。

 

なぜ、大切なノウハウをお安く提供しているのかというと

それは、電子書籍を

マーケティングに使っているからです。

 

本を読んだときに、その内容に感銘を受けたりすると

その著者のことが気になって、もっといろいろと教わりたくなったりしますよね。

そこで、ブログをやっていたり、セミナーを開催していたりすれば、

そこに本の読者さんが来てくれることもあるでしょうし

マスコミ関係の方の目に留まれば、メディアに登場することもあると思います。

そうすれば、必然と集客することに繋がり、売り上げにもつながるというわけです。

 

また、電子書籍はURLのリンクを有効にでき、読者をワンタップで自分のサイトに誘導できるという、紙の本とは大きな違いがありますので、電子書籍に自分のサイトやブログのURLを掲載することで、潜在顧客の獲得に大いに貢献します。

 

さらに、読者への購入プレゼントと銘打って、本の後方に「特典動画をプレゼント!」などと掲載しておき、希望者にメールアドレスなどを入力していただく形にすれば

必然とリスト取りができ、これまた集客につなげることができるというわけです。

 

こうして経営者の方は、ご自身のノウハウを惜しみなく本に出していくことで

さらに拡大していくという、好循環に乗っているのです。

 

本を出すことは、最終目的ではない

大切なのはあくまでバックエンド

 

だから、ご自分の考えや知識がそのまま仕事になっているような方と

出版は非常に相性がいいのです。

 

そのことを覚えておいてくださいね。

 

それでは今日はこの辺で!

よい一日を!