あ。マサシとは
私の父のことです。
仮名です。
本名は差し控えます。
（全国のマサシさん
この記事では、呼び捨て連呼ごめんなさい。。。）
＊＊＊
昨日は、
心屋塾の月イチ心のおけいこ
Beトレ（東京）でした。
今月のテーマは
「プライオリティ」
プライオリティって
優先順位とか
最優先とか
そういう意味ですよね。
ぢんさんのお話は
人生を「何第一で生きていく？？」
というもの。
ぢんさんが「奥さん第一」「家内安全第一」から
ある時に「自分第一」に変わった話とか、
守備ばっかりしてると
相手に点を取られることはないけど、
自分も点を取れない話とか、
とーーーーーーっても
おもしろかったよ
でね。
ぢんさんが
「どうせ嫌われる」と思っている人は
「嫌われないこと」が判断基準になる。
嫌われないこと基準で
生きている。
そんなことを言っているのを
聞きながら、
あーーーーーーーーー
私の人生は、
ずーーーーーーーーーっと
父基準だったなあ。って。
私の判断基準は
マサシ！マサシ！マサシ！！！
（何度も言いますが、父、仮名です）
と言っても
「マサシに好かれること」
というよりは
マサシに見つからないこと。
マサシに怒られないこと。
が
何より大事な
判断基準だった。
＊＊＊
うちの父は
怒ると
ものすごくややこしかったの。
暴言、暴力ハンパないし、
それが一度始まると長い！
相手をメッタ刺しにするまで
マサシの怒りはおさまらない。
子供の私から見て
そんな印象だった。
だから、
好きなこと、楽しいこと、
私の人生が喜びに満ち溢れるようなことは
マサシに隠れてしなければ
ならなかった。
間違ったこと、ふざけること、ゲスいことも
決してマサシに見つかってはならなかった。
万が一
マサシの目に止まろうもんなら
私の幸せは
木っ端微塵に
ぶっ壊されるに
決まっている。
私の心の中には
そんな信じ込みが
浸透しすぎていて
どのくらい信じ込んでいるかというと
醤油が染み込んで
真っ黒になった
ふきんくらいに
醤油の浸透具合が
ハンパない。
洗っても洗っても
このふきんはもう
真っ白に戻らないんじゃないか。。。。
そのくらい
私の頭の中は
私の体の中は
「マサシに見つかってはならない！！！」
という信じ込みに
支配されてきた。。。。。
ようだ
だから私は
早く大人になって
恐ろしいマサシから逃げたかった。
距離的にも
心理的にも
マサシから逃げて
自由になりたかった。
それらは
私が楽しい人生を送るために
何よりの「プライリティ」だった。
マサシに怒られないように
目立たず騒がず
ちゃんとした大人として
そつなく生きる。
それが
何よりの私の安心安全だった。
のに。。。。。！！！！！！
心屋塾という
とんでもない場所に
出会ってしまった。笑
そして
こうすけくんという
とんでもない夫にも
出会ってしまった。
うちの夫は
私にとって神だ。
くったくのない
無邪気な行動で
いつも私をハラハラさせる。
そして時に
私に
めちゃくちゃ怒られる。笑
ついこないだも
彼があることを
私に許可なく勝手にした！！
ということで
とばっちりを受けた。
「なんでそんなことするのよ！！」
「私に迷惑がかかるじゃない！！やめてよ！！！」
そう散々怒った後、
私はなんでこんなに 怒ったんだろう？？？
と思って考えてみた。
そうしたら
「怖いから」
だった。
何が怖い？？？
をたどっていったら
そこには
恐ろしい顔をして見張っている
マサシがいた。
今や
私の脳内では
「世間様の目」＝「マサシの目」となり、
私を見張っているのだ。
＊＊＊＊
「世間は怖い」前提で
夫を見張って、怒鳴る。
ああああああああ。
私、父と一緒じゃん。
私、マサシじゃん。
もうだいぶ
父から自由になったと思っていたのに。
自分ファーストで生きられるようになったと思っていたのに。
「世界はやさしい」前提で
生きられるようになった、
自分を表現できるようになったと
思っていたのに。
まだ私の中に父がいるのか。。。。
ひとしきり落ち込んだ後で
父もまた同じだったのだろうなあ
と思う。
父もまた
頭の中の誰かに怯えていたのだろうねえ。
怖くて怖くて仕方なくて
あんなに吠えていたのだろうねえ。
怖いよねえ。お父さん。
暴れるよねえ。お父さん。
めっちゃわかるよ。。。。T T
＊＊＊＊
その後、
こうすけくんに
「ごめんね。
私が怖かったから、怒鳴っちゃったの。
あなたは悪くないよ」
と言ったら
「知ってるよ。
うさこが怒る時は
怖い時だからね」
と静かに言って
それ以上、
何も言わなかった。
私の心が
ホッとした。
私は
失敗しても大丈夫。
私は
見張られてない。
私は
許されている。
私の世界は
やさしい。
私はこの世界に
愛されている。
何度も何度も
失敗して
何度も何度も
となりにいる人に
教えてもらう。
そうやって
少しずつ少しずつ
今、私は
とーーーーーーーーっくの昔に
捨てたはずの
「子ども心の自分」
を取り戻している
真っ最中なんだなあ。
＊＊＊
そんなことを
ぼんやり思っていたら
ステージ上のぢんさんが
「はやく おとなになりたかった」
を歌い出した。
「私、はやくおとなになりたかった」
「子どものままじゃいられないと思ってた」
ポロポロポロポロ
涙が出てきて止まらない。
その後に
お誕生日の歌も
歌ってもらったよ♡
⬇︎これ！最前列にいたゆっきーが
２階席の私を撮ってくれた！！すご！！！
＊＊＊
無邪気なこうすけくんは、
Beトレを
大好きなぢんさん に遊んでもらうところ、
と思っているらしい。
おい！こら！！！ 笑
それでは
消えるぢんさんを
お楽しみください。
笑笑。
どうやら
世界はやさしいみたいだよ。
私みたいに
「こんなことしたら
怒られる！！！！」
がいーーーーーっぱいあって
「怒られないこと」が
人生のプライリティに
なっちゃっているあなた、
まずは
気づくことから
はじめよう。
気づいたら
少しずつ抜けられるから。
醤油が染み込んだ
ふきんは
なかなか
真っ白にはならない。
だけど
確実に
洗うたびに
白くなってるよ♡
一緒に
「どうせ愛されてる」
「やさしい 世界」で
のびのびと
子どもみたいに
自分第一で
生きてみようね
自分第一で
生きたいあなたへ。
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