こんにちは。
“ひらく”を伝える。ライター&カウンセラーのうさこです。

東京は雨ふりです。

カフェの入り口に置かれた
傘いっぱいの傘立てを見ながら、
ふと思い出しました。

***

以前にも書きましたが、私、

長い間、「白杖」を持つことにとっても抵抗を感じてきました。

購入後1年くらい(もっとかも?)
ずーーっとカバンの中に隠されたまま、
ごく一部の人の前でしか使われなかった、
私の折りたたみ式白杖。

必要な時だけカバンから取り出して
使い終わったら、
すぐさまポキポキとたたんでまたカバンの中へ。

そんなふうにして使っていました。

マスターコースに通い始めて、
京都へ行く時だけは
毎回それを取りだすことになったのですが、

その時も、もちろん同様に、

セミナールームに到着したら
ポキポキと折りたたんでカバンに収納。

(お部屋の中では
持たなくても平気かなって思って)

ところが、ある時

セミナールームにやってきた私を見て
師匠のぢんさんが、かるーくひと言。

「その杖、そこの傘立てにたてときー」

え?

私、一瞬、意味がわからず、ぽかーん。

だって、
家でもお店でも、傘立てに白杖をたてたことなんて
なかったんですもん。

あ、そっか。

確かに
お部屋の中で必要ないんなら、
たてとけばいーよね。

おっしゃる通り。

そう思って、
その日初めて
傘立てに白杖をつっこませていただきました。

たったそれだけのことなんですけど…。

その日は、
傘立てが気になる、気になる。

今までずっとカバンの中に隠してきた杖が…
必要ない時はすぐさま収納してきた杖が…

今、堂々とひと目にさらされてる!!


何本かの傘の間から
しゃきーんと突き出た白杖を

休憩タイムごとにチラッ。
トイレの行き帰りにチラッ。
誰かが入ってくる度にチラッ。

何度も確認してしまいます。

ううう…。
なんか落ち着かない。
なんか恥ずかしい。

まるで、私の恥ずかしい写真(どんな写真だ? 笑)が
壁に張り出されているかのような
落ちつかなさ。

だけど、

そんなふうに思っていることがバレるのも
なんとなくイヤで、

「やっぱりいつも通りカバンの中へ収納する」

ということもできず…。

チラチラと傘立てを見ながら
その日を過ごしました。

そうして、ムズムズしながら
一日を過ごしてみて、気づいてしまった。

私がこんなに気になるものを
他の人はだーーれも気にしてないってこと。

しょっちゅう傘立てをチラ見していたけど、
私の他に傘立てに注目している人はだーーれもおらず。

そうなんだーー、そうだよねーー
って思ったら、
なんか平気になっちゃった。

おかげさまで
その後からは、毎回白杖は傘立てに
たてさせていただきました。

***

“世界は私を中心にまわっている”女の私、

しょっちゅう、
人にどう見られるかが気になって
うじうじしてしまうのだけど、

そんな時は
あの時の傘立てを思い出して

「いやいや、みんなそんなに見ちゃいないからっ」

って自分つっこみ入れるようにしています。


おわりうさぎ 

★3連休の最後の一日は、
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11:00 いかり屋 圭子(いかりやけいこ)
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