今年訪れた、京都の「立礼 然美」の記事を書いていたら、
▼立礼 然美の記事はこちらです
ふと、久しぶりにこちらにも伺いたくなってしまい
2014年、東京・南青山にあるスパイラルビルにオープンした、櫻井焙茶研究所
来年で、10周年を迎えられます。
こちらは、都心の真ん中にいながら、厳かな雰囲気で心静かに本格的な日本茶や、和菓子などとのペアリングを楽しめる場所。
そんな、櫻井焙茶研究所には、日本のお茶の奥深い文化を体験しようと、以前より訪日観光客が予約をしてでも訪れたいスポットとして大人気でして、コメ子の感覚ではありますが、今は約6割が海外からのお客様かなという印象です。
旅に出ないと決して味わうことのできない贅沢な体験を通して、より深い日本に触れたいと考える方が増えているのでしょうか。
昔は、ショッピングをお目当てに来られていた方も、コロナを経て、また時代とともに物質的なものから、心の豊かさを得られることへと、旅に求めるものが変化しているのかもしれません。
L字のカウンター越しに見る茶師の美しい所作と、芳しいお茶の香り、きっと旅で求めていた日本らしさが、このお店にはギュッと詰まっているのだと思います。
が!が!!が!!!
そんなことを悠長に考えていたら、コメ子に突如、緊張の瞬間が
この日この時間、お店の中でコメ子がオンリーワンジャパニーズ。
嫌な予感
コメ子の前にお菓子が置かれ、お茶が注がれ始めると、
同じL字カウンターに座っていた訪日観光客の皆さんの視線が、一斉にコメ子に!!
イヤイヤイヤ、ちょっと待ってー!!
この流れって、お茶のいただき方、日本人であるコメ子をお手本にするってことでは?!
と、急に汗
えっとえっと、、
まずは、茶師にご挨拶を。
煎茶なので、お菓子をいただくのは後だったはずだから、お茶が先だよね。。背筋を伸ばして、指先を揃えてと、、
飲んだ気、、まったくしない。
いやいや、急なお手本には、、参りました
てなことを、
その日の夜、ダーさんに話したのですが、
「せっかくなら、そこはもっと面白く、貪欲に笑いを取りにいかなきゃ」
と、まさかのダメ出し!
確かに、日本人なのにやたら下手とか、リアクションが変わってるとか、、わかりやすく笑いを誘いそうだけど。
ただ、あの時のコメ子にそんな度胸と余裕は、残念ながら、、微塵もなかったです。。
コメ子。