断捨離の一環としての写真集作り(ファミリーフォト) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

子供の頃、自分自身全く意識していなかったのだが、スマホの無いあの時代、大事な場面で写真を撮っていた。

 

 

“記録を残しておけば将来何かの役に立ち、いいことがありそう”という現在も持ち続ける思考回路が既に働いていたようだ。

 

枚数は僅かであるが、貴重なショットが今も保存されている。

 

25才の1970年の夏、50日間のアメリカ研修旅行の際、出発前から“アメリカを撮りまくる”と心に決めていた。

 

「下手な鉄砲・・・ 」の格言通り、40本のフィルムのうち自画自賛する作品群はアメリカの凋落に反比例して輝きを増している。

 

様々な分野での成功者と同様“アメリカで鍛えられた”と胸を張りたい所だが“出羽の守”は好みではなく、客観的評価は写真集『Oh, Beautiful America』に目を通してからにしていただきたい。

 

 

結婚してからは対象が家族に向かい、再び撮りまくることとなった。

 

多めに撮って、お気に入りのみをアルバムに整理する方針で50年が経過した。

 

現実は、後半になってからヒタヒタと押し寄せるエイジングの波は撮る側にせよ撮られる側にせよ以前のエネルギーは望めず枚数は激減している。

 

 

写真集『ONLY YESTERDAY』は我々の結婚50周年記念として計画されたが、編集方針はなかなか絞ることが出来なかった。

 

時系列で写真を並べれば今までの繰り返しになってしまうので、テーマ別にしたところ子育て中の熱気が蘇ったりする等、新発見があった。

 

アルバムを含めた断捨離を意識する後期高齢者としては、自らの好みで写真をセレクトすれば次の世代に迷惑をかけることは明白なので、自薦の傑作以外のショットは息子・娘達が将来再びページを開きたくなるものを選んだつもりである。

 

 

固い決意の下、4部限定制作としたからには、重くて かさばり、収録スペースの少ない23冊のアルバムは処分されなければならない。

 

本気の断捨離が試されている。


 

https://www.youtube.com/watch?v=evETS8_WFGE&t=61s 

 

 

ファミリー・フォト 秘かな愉しみ