ハロウィーン 留学生殺人事件から30年ということで、例年より多く記事を見つけます。
新聞記事では服部君のホストの息子である
Webb君が今年の3月に亡くなったとあります。
同じ新聞社の有料ネット配信のニュース(の初めの無料の部分)にもこの件が載っており、添えられている写真は彼が娘(?)をお腹に載せて昼寝をしているような場面です。
記事によると自殺であったことが分かります。
https://www.chunichi.co.jp/article/564877
銃を手放そう、ヨシとウェブの願い 服部剛丈さん事件30年
この同じ新聞社の二通りの表現に接し、日頃語られる“新聞が正しく、ネットは嘘まみれ”というのは世間の非常識であることが分かります。
お気付きのように、新聞の記事は平ぺったく、Web記事は深く考えさせる内容です。
服部君が撃たれる現場を目撃しただけでなく、その後も頭の片隅に彼がいて、ハロウィーンがやってくるたびに思い出すという辛い30年間を彼は過ごしてきたと想像します。
新聞記事ではそんなふうに感じることは出来ません。
新聞の責任者はテレビに続きニュース・ペーパーの客も舐めているのではないかと思ったことでした。