「米田建築史学シリーズ」全4冊  Web de “立ち読み” (その7) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

その頃、私は前記第四書にある長谷寺の倭国時代の所在地について 是非突き止めたい、という気持ちが抑えられず、電話で議論する日々が続いた。

 

 

やがて、米田氏から、移築前の所在地の見当が付いた、と連絡が入り 現地で確かめようということになり、2008年11月、博多駅で落ち合い、佐賀県三瀬村に向かった。

 

 

その時のいきさつも含め、倭国長谷寺に関する詳細は 〝311テロ〟 後に完成したAB&JC PRESS版第二書『現代を解く・長谷寺考』を読んで頂ければ総てが理解できる、と自信を持って言える。

 

 

その日の晩は 二日市のホテルで一杯飲りながら 古代史談義となり、米田氏の引き出しの多さ・深さに圧倒された。二人とも松阪生まれということもあり、賀茂真淵と本居宣長の松阪の一夜」を勝手に連想していた。

 

 

「りょうぞう&しょうぞう の 二日市の一夜」と将来語り継がれるほど「長谷寺移築説」が認められる日が来る事を待ち望んでいる。

                    次回(あとがきの続き)をお楽しみに!