「米田建築史学シリーズ」全4冊  Web de “立ち読み” (その6) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

       

 

その後、『建築から古代を解く』という第二作がある、と知るも入手できず、直接 著者にファックスを送りゲットした

 

 

これを契機に分からないことを質問するなど、著者との お付き合いが始まった。 

 

 

その頃、米田氏は某建築雑誌に続けていた連載を終え、その原稿を某社に持ち込むも 出版を断られた、という。

 

 

小・中学校時代の学級文集、高校のクラス会の記念誌の編集などに手腕を発揮した経験から、米田氏の連載の単行本化に心が動き、ごく短い電話での話し合いだけで、編集・出版を引き受けるという約束をしてしまった。

 

 

当時、私はパソコンを触ったことすらなかったのだが、この機会に扱い方を覚えてしまおうと思ったことと、歴史・建築の学会が米田氏の連載の内容に不快感を抱いている、と聞かされ 〝自分がやらなきゃ 誰がやる ? !〟 の心境に至ったことも確かだ。

 

 

もうひとつは、編集を担当すれば、米田史学の真髄をとことん学ぶことが出来るに違いない、と期待した。

 

 

確かに、一読者であるよりは勉強にはなったが、その時は まさか十五年以上も のめり込むとは 全く予想だにしていなかった。   

 

 

                  次回(あとがきの続き)をお楽しみに!