身近な業界新聞を読んでの感想ですが・・・・
“医学部進学熱の実態はこの程度だ”とか“最近の学生は・・ ”とか云うつもりはありません。
身につけたい教養・情報量は彼等の祖父さん、祖母さんに当たる我々の頃に比べて莫大な質・量に膨らんでいます。
学生諸君に同情すべき点は僅かながらあります。
ここで感じるのは、この学生の無防備ぶりなのです。
簡単に「それ何ですか?」とストレートに言っちゃいけません。
我々の頃は、知らなかったら、その場を“むにゃ、むにゃ”とうまく切り抜け、後で調べたものです。
ことわざを熟知し、とっさに反応できれば世渡りは半分成功したも同然です。
PC・スマホ時代では自分のハードディスク(脳味噌)の中身は少なくても、外付け(スマホ)があればOKと思いがちですが、実生活ではとっさの反応の連続ですので、世の中を甘く見ないほうが良いのです。
この新聞の別ページにあった訃報欄です。医学部(ブ)―ムに水を注(さ)すくらい早死にですね。
コロナの件もありますので、生っちょろい根性で医学部を目指す受験生は減るかもしれません。
自分だったら、いくら若くても、防護服に身を固め飛び回る気にはなれません。