これは April Fools’ Day 記事です。
コロナウイルス対策に多忙な毎日を送る大○秀○愛知県知事は、自らの周辺から提案のあった、東京都山手線原宿駅舎を同県へ移築保存する案に興味を示した。
オリンピックに向けて新築された駅舎に隣接して残った旧駅舎は取り壊されることになっているが、大正時代に建てられたメルヘンチックな外観を惜しむ声は多い。
知事は東大生だった頃、原宿駅をデートの待合場所にした思い出があり、この案にはまんざらでもない様子だ。
愛知県犬山市には移築建築のメッカとも言うべき明治村もあり、県民の理解は得られやすい、と見られている。
具体的な移築先は愛知万博会場跡に予定されているジブリ・パーク内がスペース的にも、内容的にもマッチしているとの評価だ。
もうひとつは、建物の外観だけでなく、機能も生かす方法として、新幹線とクロスする三河安城駅在来線の駅舎として復活させる案も考えられている。
建物の老朽化に伴う強度の面について心配する向きもあるが、江戸時代の初め、太宰府で崩壊寸前だった桂離宮を京都の現在地に移築した実績が我が国にはあるので全く心配は無い、と建築史学の専門家は語っている。
(4月1日 記)