コミック『煙と蜜』における名古屋城の描写について(2) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 昨日の続き

 

 

 

 

 

消失前のお城の景色を取り戻すことは簡単なのに、市の職員は怠慢で、やろうとしません。

 

 

白壁と同色のスライディング・ウォールを閉めるだけの作業なのに、です。

 

 

新聞記事の写真は完成間近(昭和34年)の天守閣ですが、昔の風情を見ることができたのはこの時だけと記憶しています。

 

        あとはズーっと開けっ放しです。


 

 

天守閣は外から眺める為のものであり、殿様(ひょっとして市長が?)が「良き眺めじゃ!」とやる為のものではありません。

 

 

“危険”を口実に“取り壊し”と言われますが、どのみち“入館禁止”としているのですから、本当はどの程度の壊れ方をするのかを検証するために、わざわざ壊すことは止めて静観することもアリと考えます。

 

 

外から眺めるだけの伏見城のような“観光城”という例もあります。

 

 

現在の天守閣を精巧にできた映画のオープンセットと考えればよいのです。

 

 

いきなり天守閣に挑戦するのではなく、まず、櫓、門、塀などの再建で大工、職人たちがトレーニングを積むことにより、良い結果がもたらされると思います。