表に出てこない医者の話
業界人独特の方法、特に自己防衛に関しては皆さん色々やっているようです。
お客さんとは分け隔てなく接し、全力投球に努めるようにしているのですが、無駄なエネルギーは使いたくないのは人情です。
診察は殆どが一期一会ではありませんので、次回からの接し方のヒントをこっそりカルテにマークします。
業務上、必須の項目として難聴、視力障害などは常識です。
時として、全力投球が虚しくなる場面を経験すると、カルテに暗号をマークして次に備えることになります。
例えば (→):対処法
人の話を聴こうとしない。 → しばらくこちらから話さない
タバコの匂いを含めた強烈な口臭。 → 呼吸のタイミングに注意して相手の息を吸わないようにする。
全くフィーリングが合わない。 → 紹介先をイメージし始める。
具体例として
最低限の敬意が払えない。
ケータイの着信があると診察中でも話し始める。
マスク、帽子をとらない
“カルテに×印”と言っても、年に一人か二人あるかないかのレベルです。
人間としての振る舞いも予防医学の一部分であると言えましょう。