最新の中学生向けの社会科の参考書を見てビックり。
大和朝廷の起源がどんどん早まっている。
図のAの部分は239~391年の間に(大和朝廷の発展が)進んだと思わせる仕掛けである。
538年に仏教伝来(B)だと?
それって、高句麗系の連中の勝手な言い分じゃないか!
517年に佐賀県三瀬村で長谷観音が像立された事実を伏せ、長谷寺全体を大和に移築して自らが新築したように振る舞う。
このように九州王朝「倭国」の出来事を我が事にするのは朝飯前で、枚挙に暇が無い。
『日本書紀』が嘘まみれだと言う人は多いが、対案(説)を示す人は少ない。
中でも一番犯罪的な嘘は「磐井の乱」であり、このミスリードは国家のプライドを最大限貶めている。
仏教サイドからは「阿弥陀如来」、神道サイドからは「八幡大菩薩」として、すべての倭国民から慕われた国王(倭薈)を乱暴なイメージの地方豪族に仕立て上げ、落としめている。
現在、落ち目の我が国が何とか踏ん張っているのも、海外から「無宗教なのに・・・ 」と評価される日本人の美徳も、この約1500年前のスーパースターのお陰だと同意してくれる人がもっと増えて欲しい。
その彼の第1号像は奈良薬師寺に「薬師如来」と偽られて鎮座しておられる。
現在、流布している仏像本で読む価値のあるものは一冊も無い。
フェイクは徹底している。