20年前からコツコツと細々と米田良三氏の原稿を単行本化してまいりましたが、昨年暮あたりから良い流れが感じられます。
今年は九州、中でも佐賀県が大ブレイクしそうです。
倭国の時代、長谷寺が三瀬村に在り、700年代初めに大和に移築され、ボロボロになりながらも何とか持ちこたえ、江戸時代の初めに新築に匹敵する大改修が行われ現在に至っていることが信じてもらえるようになりました。
米田氏が持ち込んだ原稿を上からの指示で拒否した某出版社は、いずれ地団太踏むことになると思います。
酒に甘口、辛口があるように、本も同様、最近は甘口が好まれるようで、ウィキペディアからのコピペ本がベストセラーになったりしますが、自分が既に知っていることが載っている本が結局心地よいわけです。これに反し、米田氏の本は数年かけて理解が進む辛口本です。
『現代を解く・長谷寺考』は増刷準備中です。
倭国時代の長谷寺に東南アジアから留学僧が来ていました。そして近年、佐賀を舞台にしたタイ映画が作られ人気だそうです。
そのいきさつは知りませんが、何か縁を感じます。