2015.2.12.に載せたものは意味不明のところが多く、書き直しました。(2017.4.22.)
毎日新聞社発行の5万5千円(ただし、古書市で9000円)もする桂離宮の写真集にある図面は総てメートル法で表記されており「尺」の文字は出きません。
その数値に基づき御殿の畳の長辺(1間)を1尺=303cm(曲尺)で計算すると6.5尺となります。
この6.5と言う値を米田良三氏の提唱するィ尺(1尺=281cm)に換算すると6.5×303÷281=7.00889・・・・
つまり7尺となります。
桂離宮が倭国の建物が移築されたとすると、倭国で使われた畳のサイズは7尺×3.5尺となり自然です。
桂離宮が江戸初期の新築だとすると、畳のサイズは6.5尺×3.25尺、と半端な数値となり不自然です。
寺院建築物の全集で図面を見る機会があったらィ尺に換算してみましよう。
ィ尺、曲尺どちらの場合にも整った数値が得られない場合は、柱の“内倒し”等が原因かを疑います。
秋篠寺とか浄瑠璃寺のように何となく可愛い感じがするのは倭国からの移築か?
興味は尽きません。