1951年発行・学研の「学習百科大事典」という全集のうち「日本のあゆみ」の一冊のみを小学3年生の時、父が買ってくれました。
この歴史本は分かりやすく書かれており、大学入試の際にも目を通すことがたびたびありました。
幕末維新のところで、征伐を受けた長州が、その後天下をとってしまうといういきさつがどうしても理解できなかったからです。
寅さんが「それを言っちゃおしまいよ」と言ったので、50を過ぎた頃、本当のことがやっと理解できたのでした。
さて、平等院の写真はこの本に唯一フルページで載っていたものですが、子供心に感動を覚えたものです。
米田氏によれば、この建物が福岡県の俗名院というところから移築されたというのです。
現在、そこにはマンションが建っております。
昔、阿弥陀如来が鎮座ましましたところに住んでおられる貴方、住み心地はいかがでしょうか?