「宇佐ホテル・リバーサイド」はビジネスホテルサイズですが、多機能を備えた地元型のホテルです。
宇佐に泊まる観光客は多くはないのですが、「真実の古代史」に目覚めた人たちが今後宿泊することになると思われます。
もうひとつの宿泊先として「かんぽの宿」がありますが、小泉・ケケ中路線の推移を掌握している身としては、評価に値しません。
自身が自営業になってからは、特に「真の民営」の方を応援したい気持ちが強くなっています。
このホテルは昭和の終わりの頃の雰囲気を維持しておりますが、利用者として何ら不自由、不満は感じません。
一泊朝食付きで6000円ですから文句レスです。
窓からは駅館川を前景に宇佐独特の山並みが広がり、古代ロマンを掻き立てますが、表の歴史では宇佐と倭国王倭薈との関連についての記載はどこにもなく、ガイドブック情報でも、宇佐にはときめくものがありません。
一番大切な情報に蓋をしておきながら宇佐が神仏習合の原点というのですから、大半の国民が理解不能なのは無理からぬことです。
ところが、米田建築史学を学べば、小倉池界隈は阿弥陀来迎図のモデルとなったエリアであり、その中に500年代、倭国の民が倭薈を偲んで巡礼したコースが含まれていることを知り驚きの感動が生まれることでしょう。
リバーサイド・ホテルのホームページ
ホテルから見た駅館川