米田建築史学のエッセンス No.2 | 民営文化センター

民営文化センター

民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever



拝観料1000円は高い。しかしそれだけの価値はある。倭国時代の紫式部、清少納言の感動をあなたも!





前回からの続き



宗主国である倭国は509年神功帝が亡くなり、510年倭薈(後の奈良帝)が即位、514年から522年の間、都を奈良京(現吉野ヶ里辺)に移した。その間517年に初瀬に神功帝をモデルとした十一面観音像を造り、522年には長谷寺落成を迎える。長谷観音の霊験により観音信仰は爆発的に広まり、長谷寺と同じ寺を持ちたいという人々の願いから諸国長谷寺が一斉に作られる。そこには十一面観音像と奈良帝を讃えた大日如来像が一緒に祀られた。(続く)