本物の「椿市」 | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever


宿


この写真は200711月に撮った「宿」のメインストリートです。この通りは博多から三瀬峠を超え、佐賀に向かう街道そのものだったのですが、少し離れた東に新しい道が整備され写真のような昔のままの街道が残りました。これはとてもラッキーな出来事であって、そのまま拡幅されていたら昔の雰囲気が損なわれてしまうところでした。ここが倭国オリジナル『源氏物語』の椿市で、600年代の門前町のムードが漂っています。麺処「じゅげむ」の店長によれば、このエリアは宿泊施設を含めた村おこしが計画中であるらしいのですが、紀貫之や玉鬘が歩いていた元祖長谷寺の門前町の再現と考えれば胸ワクですね。