浮上の古木 | 民営文化センター

民営文化センター

民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever


『列島合体から倭国を論ず』で述べたフォッサマグナにおける列島の合体は一般には認められていない。そして時間とともに起こる新しい現象は説明されないままに置かれる。

新潟県中越沖地震の発生後、日本海の震源地付近から約290トンも発見された縄文時代の古木。炭素14の割合を調べる加速器質量分析法で年代を分析した結果は4500年から5400年前のものだった。ヤナギやトチノキと判明したが、漁に影響しないように回収され、何の解明もないまま無料配布された。

芦の湖に地滑りによって沈んだ樹木と比較すると分かるが、古木は沈んだ時、生木ではなかったと判断できる。4000年前に暘谷海(ようこくかい)と呼ばれた旧日本海溝で、ユーラシアプレートと北米プレートの衝突が起こる、つまり巨大地震である。揚子江、ヒマラヤに及ぶ大規模なもので、地震による大津波が発生する。地震では壊滅的な被害を受けなかった暘谷海周辺の都市や集落も津波により壊滅。建物は流れ、壊れ、部材の重いものは沈む。暘谷海はその後の八ケ岳・妙高山等の噴火活動で埋まり大地となる。つまりフォッサマグナである。海で浮かび上がった古木は4000年前に被災した建物の部材と考えられる。

中越地震、中越沖地震、そして古木と続くが、衝突したプレート境界のその後の地震活動であるという認識が未だない。現在公表されている活断層図には4000年前に活動したプレート境界が記されていないのだ。

人間の力ではどうすることもできない自然の力、亜熱帯の日本から四季の日本に変化させた事実を受け入れる以外にないが、それを引き起こした自然の力を知ることも必要である。(米田良三)


 


縄文時代関連のニュースは、真実が分かると都合の悪い人がいるらしく、マスゴミはスルーのようだ。学校で習う世界4大文明より古いので無理もないか・・・・