大仁田厚の闘いが見れるのも、あと僅かということもあり、この日、新宿フェイスには、多くの熱狂的な大仁田信者が集まった。
新木場と比べると、聖水の規制も厳しいが、大仁田劇場の際には、何とか聖水を浴びるべく、エプロンサイドにファンが殺到した。
8日、新宿フェイスにて、超戦闘プロレスFMW が開催され、メインでは、FMW軍と全日本軍がタッグマッチで激突した。
これまで、大仁田にチキン呼ばわりされていた諏訪魔が、遂にFMW禁断のマットに足を踏み入れた。
試合はストリートファイト・有刺鉄線ボード・エニーウェアーフォールマッチ・ルールで行われ、エプロンサイドには、様々な凶器が入ったバケツも用意された。
当然、これまでの経緯からも大乱戦となるのは確実で、案の定、スタートより全選手入り乱れての場外乱闘でスタート。
当初のマッチメイクが急遽変更となり、FMW軍には雷神矢口の代わりにケンドーカシンが、また全日本軍は佐藤光留の代わりに参戦、スーパータイガーが参戦となった。
また、セミファイナルに参戦予定だったNOSAWA論外は欠場が急遽欠場が、当日、発表された。
■超戦闘プロレスFMW 「非情の街に甘く危険な香り」
日時：6月8日（木） 開始：19：00
会場：新宿フェイス
青木篤志が、大仁田のお株を奪う、ブルー・ミスト。
青木の脳天にテーブル片を思い切り叩き込む大仁田。
FMW軍として出場の、はぐれIGF軍のケンドーカシンは、途中、不穏な動きも見せたが、打倒、全日本軍に、FMW軍と一致団結。
最後は、大将・大仁田が、青木をバックドロップの連発で、完全ピン。こうなると、全日本軍の大将・諏訪魔も黙ってられない。果たして、電流爆破、禁断の世界へ足を踏み入れることとなるのか・・・
＜第6試合 FMW軍 vs. 全日本軍 6人タッグマッチ＞
○大仁田厚、ケンドーカシン、保坂秀樹
バックドロップ⇒体固め
諏訪魔、●青木篤史、スーパータイガー
プロレスの醍醐味は、大型レスラー同士のぶつかり合い。中でも、雷神矢口は、ひときわ、異彩を放っていた。
チェンソー・トニーにラリアットをぶち込み、黒田がフォールすると、ブラックタイガーがカットプレー。このパターンに観客は大喜び。何度も繰り返し、遂に、黒田が勝利を掴む。
＜第5試合 6人タッグマッチ＞
雷神矢口、●黒田哲広、リッキーフジ
ラリアット⇒エビ固め
●チェンソー・トニー、橋本友彦、ブラックタイガーⅦ
ミスコハルのランニング・フットスタンプが勝愛美に炸裂すれば、勝も強烈なキックで返礼。4人の中では、体格に勝るミスモンゴルの存在感が圧倒的であったが、判官びいきか、観客は、中野たむ、への声援が集中。たむ、もこれに応え、必死に食らいついていった。
＜第4試合 FMW女子プロレス タッグマッチ＞
ミスコハル、○ミスモンゴル
ダイビングエルボードロップ⇒エビ固め
●中野たむ、勝愛美「バイオレットウィズ」
HASEGAWAと佐藤恵一は、フレッシュな、生き生きとしたファイトを展開した。
最後は、DSW第1回大会で、ディーン・オールマーク選手が見せた、倒立式逆さ押え込みから、ブリッジしてフォールする技を披露した佐藤選手。技に入る途中、流れが中断し、説得力に欠けたのが残念。
＜第3試合 タッグマッチ＞
●HASEGAWA、鈴木鼓太郎
逆さ押え込みからブリッジ
○佐藤恵一、雷電
「サンダーファイヤー！」とアピールしながら、館長を投げ飛ばすセブン。試合では、軽量の館長がワイルド軍のターゲットとなり、強烈なボディスラムの連発等、マットに叩きつけられ、ピンチの連続となった。
ハンディを乗り越え、友龍の逆襲。
最後は、一瞬の隙を突き、バックに回り込んだ館長・魔性のスリーパーが炸裂し、大逆転勝利。
HERO、ファイト・オブ・ザ・リングのマットを股にかけ繰り広げられた抗争が、FMWにまで波及。今回はファイト・オブ・ザ・リング＆HERO連合軍の勝利となった。
＜第2試合 6人タッグマッチ＞
ワイルドベアー、●大野ワイルド翔士、ワイルドセブン
スリーパーホールド
美月凛音、友龍、○長瀬館長
＜第1試合 シングルマッチ＞
○佐野直
フロッグ・スプラッシュ・プレス
●ショッカー
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