双葉層群の化石産地でサメの歯化石を採取した際の産状です。

写真左側(近心側)の側咬頭や歯根も見えていて、完形への期待が高まります。
しかし…クリーニングしてみると

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)
写真右側(遠心側)の側咬頭と歯根が欠けてしまっています。
綺麗に産出しても、この様なケースはかなり多いですね。
はるか太古のサメの歯ですから、完形で産出するのがレアなのは当然ですよね。
次は…産状の写真はありませんが、主咬頭だけが岩から出ている状況で産出し、クリーニングしたところ

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)
高さ22mm、幅20mmのクレタラムナとしては大きい化石でしたが、歯根は残っているものの、写真右側(遠心側)の側咬頭が欠落していました。
最後は、右側(近心側)の側咬頭、歯根が欠落した状況で産出しました。

化石の割れた断面がフレッシュだったので、片割れを探しましたが現地では見つけられず、周りに落ちていた砕けた小岩たちを持ち帰り家で一つ一つ探したところ、運良く見つかりました。
クリーニングして接着してみると

Cretalamna sp. (the Futaba group, Fukushima)
上手く繋がり、完形のクレタラムナであることが確認できました。
割れて足元に落ちた岩たちを持ち帰りしつこく探した結果が出た稀なケースでしょうか。かねてより一度は行きたいと思っていた瑞浪に行って来ました。
現地を良くご存知の方にご一緒頂き、瑞浪市化石博物館を訪れ、土岐川の野外学習地で化石採集にチャレンジしました。
野外学習地です。良い天気でした。

色々な貝化石が採取できました。

保存状態の良いキリガイダマシがほぼ全体が見える状態で産出しました。
その脇に別のキリガイダマシの一部が見えています。























