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【騒音】騒音はあなたの耳を痛めます(英語)

にっこり補聴器屋さんのブログ-騒音レベル画像
Noise destroys your hearing(Australian Hearing)
http://www.hearing.com.au/upload/media-room/Noise-destroys-your-hearing.pdf
日常にあふれる音は、ほとんどはあなたの聴力に影響しませんが、
以下のような特定の音は、ごく限られた時間の間にあなたの聴力に影響を与えてしまう原因になります。

120dB以上 銃の発射音
110dB以上 ジェット機の離陸音(25m離れたレベル)
110dB   空気ハンマー(?)Pneumatic hammer

110dBで1分

75dB以下の騒音が聴力に与えるダメージは、取るにたらない程度に近い。
(サイトから引用 翻訳文責・オガワ)
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10年前にオガワが訪問した、Australian Hearingのサイトにあった画像です。
110dBの騒音の元では1分で耳にダメージを与える、という意味らしいです。
ダメージを受けた耳は、早急に医者に手当をしてもらわないと、恒久的な聴覚障害を引き起こすことがあるようです。

空気ハンマー(?)というのは、具体的にどんなものかちょっとわからないのですが…。

【フォナック】高・重度難聴者用の最上級モデル 「ナイーダ」シリーズ

にっこり補聴器屋さんのブログ-ナイーダIX
ナイーダIX UP(ナイン ウルトラパワー) 400,000円(非課税)
※写真は防水効果を強調して撮影しています。

にっこり補聴器屋さんのブログ-ナイーダI
ナイーダI UP(ワン ウルトラパワー) 150,000円(非課税)

 ウルトラパワーを備えながら、驚くほど小型に仕上げたナイーダシリーズは、高・重度難聴の方々の暮らしの向上に大きく貢献。汗や水に強い構造の実現や、高いデザイン性、ジュニアモデルの充実により、より自由度の高いコミュニケーションを可能にしているのです。
【特長】
・予想を超えたパワーとサイズ(ウルトラパワーのみ)。
・聞き取り困難な高い周波数帯域を聞き取り可能に周波数圧縮する「サウンドリカバー」(ナイーダIを除く)
・汗や水に強い安心構造。
・FMシステム(オプション)に対応。

にっこり補聴器屋さんのブログ-ニシノ
【ニシノコメント】
 高・重度難聴者向けの数々の最新テクノロジーを、コンパクトなボディに載せて好評のナイーダシリーズ。最近になって最上位機種のナイーダIXから、お求めやすい価格を実現したナイーダIまで、ラインナップが出そろってきました。
 製品名に付く、SPとはスーパーパワー。PR48の電池を使用し、コンパクトながら重度難聴者に対応します。さらにその上を行くのがUP、ウルトラパワーと言っています。SPより大きな音を提供します。電池はPR44を使用しているため、SPよりも本体が若干大きくなるのですが、重度難聴者向けでありながら電池寿命が300時間以上と、驚くほど長持ちします。
 新登場のナイーダIXは、これまでのシリーズの基本性能であるサウンドリカバーや防水性能に加え、衝撃音だけを抑制する「サウンドリラックス」機能、反響音を抑える「エコーブロック」、雑音下での会話の聞き取りをサポートする「ボイスズーム」機能など、数々の新機能を盛り込んだ、シリーズ最上位機種です。それだけにお値段の方もちょっとします。
 新機能の中では、両耳装用時に使える「デュオフォン」が面白いです。受話器を片耳に近づけるだけで、自動的に音声が左右両耳から聞こえる機能です。
 もうひとつ、新登場したのがナイーダI。ナイーダシリーズのパワー、小型化、防水性などの基本的機能をそのままに、お手頃価格を実現しています。その代わりブルートゥース機能、イージーFM、イージーフォンなどの自動機能が使えない等、他の製品より機能が制限されています。ぜひお使いになる環境にあわせて、販売店とご相談ください。
 その他、既存のナイーダVおよびナイーダIIIでは、子どもたちのための機能とデザインを考えた「ジュニアモード」もあります。防水機能が夏場の汗にも強いので、活動的なお子様にも比較的安心です(プールや温泉でのご使用はお控えください)。
 もちろんナイーダシリーズの特長であるFMシステムは、全ての機種で使えます(オプション)。騒がしい室内でも、FMマイクを活用することで、講師や先生の声が格段に聞き取りやすくなります(No.81特集「補聴器ワイヤレス!」等もご参照ください)。
 パワーと汎用性の高さから、重度難聴者の補聴器の選択肢に必ず加えておきたいラインナップですね!(「いくおーる」2009年12月号・No88から転載)

にっこり補聴器屋さんのブログ-ナイーダ一覧
【ナイーダシリーズの性能一覧】※画像をクリックすると拡大されます

【制度】補装具制度を活用しましょう!(東京都)

■補装具制度を活用しましょう!(東京都)
重度の聴覚障害者の場合は、身体障害者福祉法等により、補聴器が交付される制度があります。
おおざっぱに言って、両耳の聴力の平均値が70dB以上の方が高度難聴(身体障害者手帳6級以上)、90dB以上の方が重度難聴(3級以上)となっています(これは全国共通。詳細は自治体の福祉事務所等でお尋ねください)。
補聴器交付について、東京都では次のようになっています。
基準額の範囲で、本人に適した機種が交付されます。

【補聴器交付制度】
判定された補聴器     基準額  耐用年数
高度難聴用ポケット型  34,200円  5年
高度難聴用耳掛け型   43,900円   同
重度難聴用ポケット型  55,800円   同
重度難聴用耳掛け型   67,300円   同
耳あな型レディメイド  87,000円   同
耳あな型オーダーメイド 137,000円   同
※手帳6・4級は高度難聴用。手帳3・2級は重度難聴用補聴器。
※東京都では基準額を超える補聴器を購入する場合、または判定と異なる名称(形状)の補聴器を購入する場合、差額自己負担による支給が認められます。

【両耳装用】
東京都では職業上、教育上の理由等で特に両耳装用が必要な場合、2個の補聴器が支給対象となります。

にっこり補聴器屋さんのブログ-FMシステム
【FM補聴器】
■FM補聴器の支給要件
東京都では特例補装具。居住区市町村で相談の上、東京都心身障害者福祉センター(新宿区戸山)で直接判定を受けることになります。
特に教育上の効果から、子どもの申請が増えています。
大人も仕事上等の理由で必要性が強く認められれば、特例補装具の判定を受けられることがあります。
どのように困っているのか、FM補聴器がなぜ必要なのか、補装具費支給を受けてFM補聴器を購入したいこと、必要なFM補聴器の機種・価格・装用耳等、具体的な情報を区市町村の担当者に伝えてください。
すると、心身障害者福祉センターで○月○日に判定を受けてくださいと連絡があります。実際に使いたいFM補聴器を補聴器店等から借りて、効果を実証することになります。センターでは補聴効果を見て、支給の可否を判定しています。
(以上、東京都心身障害者福祉センター馬屋原邦博先生の講演から、オガワまとめ。文責オガワ)

■特例で加算される金額の例
重度難聴用耳かけ型補聴器(67,300円)
FM型加算(80,000円)
FMワイヤレスマイク(充電池含め98,000円)
オーディオシュー(5,000円)
イヤモールド(9,000円)
等の加算が受けられる場合があります。
※限度額を超える分の差額と、地域で定める自己負担分があります。

【イヤモールド】
イヤモールド(9,000円)
イヤモールド支給の判定を受けている方は、修理ができます。
ハウリングが起きるような場合は早めに新しいイヤモールドに交換し、快適に装用を続けましょう。

当事者の生活改善の大きな一助となる補聴器です。費用対効果を考えれば、社会で負担する十分な理由があると思っています。むしろ、当事者だけが数十万もの費用を負担するのはおかしいのです。

4月1日から全国で、市町村民税非課税の低所得の障害者は、補装具の利用者負担が無料となりました(これまでは10%負担の地域が多かった)。利用しやすくなったこの機会にぜひどうぞ!

※補聴器についてのご相談はダブル・ピー株式会社(中野区)補聴器担当まで。
TEL03-3229-2282 FAX03-3229-2277 E-mail: wp@wp1.co.jp
(文責・オガワ)

【振動式目覚時計】シェイクアウェイクの一時販売停止と入荷予定

にっこり補聴器屋さんのブログ-シェイクアウェイク
シェイクアウェイクの一時販売停止と入荷予定
自立コム社サイト「お知らせ」欄
http://www.jiritsu.com/
シェイクアウェイク(SA3.2)は、工場の製造ライン変更にともない出荷が停止されております。新規入荷は7月中旬予定です。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
(サイトから引用)
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ダブル・ピーでは、以下の名前で販売しています。同じ製品です。
ブルブルおき太 II 7,140円(税込)
振動、フラッシュ、音で同時にまたは別々に知らせてくれる、電池式の携帯型振動時計です。持ち運びに便利です。
4月14日現在当社に若干在庫ありますが、品切れの場合はお許しください。

【オーティコン】高度・重度難聴用耳掛型補聴器 3000DM

にっこり補聴器屋さんのブログ-3000DM
3000DMは100%デジタル補聴器です。高度から重度難聴までの方に適合します。
障害者自立支援法対応の重度難聴用耳掛け型補聴器。2010年2月、オーティコン社から登場です。

■特徴
大きいパワー(最大出力音圧144dB SPL/最大音響利得85dB)
8チャンネル独立可変による柔軟な調整
数字付きボリュームコントロール(電源オフ機能付き)
リニアとノンリニア処方可能
テレコイル出力 112dBSPL
電池サイズ 675(P)つまりPR-44P
電池寿命 290時間
カラー全6色
(画像とも、パンフより引用)
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福祉法用の補聴器も近年性能が向上してきました。
ダブル・ピーでは各社取りそろえております。ぜひ一度おためしください。
写真のイヤモールドはソフトタイプのものです。固いイヤモールドに悩んでいる方、ご相談に乗ります。
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