【制度】補装具制度を活用しましょう!(東京都)
■補装具制度を活用しましょう!(東京都)
重度の聴覚障害者の場合は、身体障害者福祉法等により、補聴器が交付される制度があります。
おおざっぱに言って、両耳の聴力の平均値が70dB以上の方が高度難聴(身体障害者手帳6級以上)、90dB以上の方が重度難聴(3級以上)となっています(これは全国共通。詳細は自治体の福祉事務所等でお尋ねください)。
補聴器交付について、東京都では次のようになっています。
基準額の範囲で、本人に適した機種が交付されます。
【補聴器交付制度】
判定された補聴器 基準額 耐用年数
高度難聴用ポケット型 34,200円 5年
高度難聴用耳掛け型 43,900円 同
重度難聴用ポケット型 55,800円 同
重度難聴用耳掛け型 67,300円 同
耳あな型レディメイド 87,000円 同
耳あな型オーダーメイド 137,000円 同
※手帳6・4級は高度難聴用。手帳3・2級は重度難聴用補聴器。
※東京都では基準額を超える補聴器を購入する場合、または判定と異なる名称(形状)の補聴器を購入する場合、差額自己負担による支給が認められます。
【両耳装用】
東京都では職業上、教育上の理由等で特に両耳装用が必要な場合、2個の補聴器が支給対象となります。
【FM補聴器】
■FM補聴器の支給要件
東京都では特例補装具。居住区市町村で相談の上、東京都心身障害者福祉センター(新宿区戸山)で直接判定を受けることになります。
特に教育上の効果から、子どもの申請が増えています。
大人も仕事上等の理由で必要性が強く認められれば、特例補装具の判定を受けられることがあります。
どのように困っているのか、FM補聴器がなぜ必要なのか、補装具費支給を受けてFM補聴器を購入したいこと、必要なFM補聴器の機種・価格・装用耳等、具体的な情報を区市町村の担当者に伝えてください。
すると、心身障害者福祉センターで○月○日に判定を受けてくださいと連絡があります。実際に使いたいFM補聴器を補聴器店等から借りて、効果を実証することになります。センターでは補聴効果を見て、支給の可否を判定しています。
(以上、東京都心身障害者福祉センター馬屋原邦博先生の講演から、オガワまとめ。文責オガワ)
■特例で加算される金額の例
重度難聴用耳かけ型補聴器(67,300円)
FM型加算(80,000円)
FMワイヤレスマイク(充電池含め98,000円)
オーディオシュー(5,000円)
イヤモールド(9,000円)
等の加算が受けられる場合があります。
※限度額を超える分の差額と、地域で定める自己負担分があります。
【イヤモールド】
イヤモールド(9,000円)
イヤモールド支給の判定を受けている方は、修理ができます。
ハウリングが起きるような場合は早めに新しいイヤモールドに交換し、快適に装用を続けましょう。
当事者の生活改善の大きな一助となる補聴器です。費用対効果を考えれば、社会で負担する十分な理由があると思っています。むしろ、当事者だけが数十万もの費用を負担するのはおかしいのです。
4月1日から全国で、市町村民税非課税の低所得の障害者は、補装具の利用者負担が無料となりました(これまでは10%負担の地域が多かった)。利用しやすくなったこの機会にぜひどうぞ!
※補聴器についてのご相談はダブル・ピー株式会社(中野区)補聴器担当まで。
TEL03-3229-2282 FAX03-3229-2277 E-mail: wp@wp1.co.jp
(文責・オガワ)
重度の聴覚障害者の場合は、身体障害者福祉法等により、補聴器が交付される制度があります。
おおざっぱに言って、両耳の聴力の平均値が70dB以上の方が高度難聴(身体障害者手帳6級以上)、90dB以上の方が重度難聴(3級以上)となっています(これは全国共通。詳細は自治体の福祉事務所等でお尋ねください)。
補聴器交付について、東京都では次のようになっています。
基準額の範囲で、本人に適した機種が交付されます。
【補聴器交付制度】
判定された補聴器 基準額 耐用年数
高度難聴用ポケット型 34,200円 5年
高度難聴用耳掛け型 43,900円 同
重度難聴用ポケット型 55,800円 同
重度難聴用耳掛け型 67,300円 同
耳あな型レディメイド 87,000円 同
耳あな型オーダーメイド 137,000円 同
※手帳6・4級は高度難聴用。手帳3・2級は重度難聴用補聴器。
※東京都では基準額を超える補聴器を購入する場合、または判定と異なる名称(形状)の補聴器を購入する場合、差額自己負担による支給が認められます。
【両耳装用】
東京都では職業上、教育上の理由等で特に両耳装用が必要な場合、2個の補聴器が支給対象となります。
【FM補聴器】
■FM補聴器の支給要件
東京都では特例補装具。居住区市町村で相談の上、東京都心身障害者福祉センター(新宿区戸山)で直接判定を受けることになります。
特に教育上の効果から、子どもの申請が増えています。
大人も仕事上等の理由で必要性が強く認められれば、特例補装具の判定を受けられることがあります。
どのように困っているのか、FM補聴器がなぜ必要なのか、補装具費支給を受けてFM補聴器を購入したいこと、必要なFM補聴器の機種・価格・装用耳等、具体的な情報を区市町村の担当者に伝えてください。
すると、心身障害者福祉センターで○月○日に判定を受けてくださいと連絡があります。実際に使いたいFM補聴器を補聴器店等から借りて、効果を実証することになります。センターでは補聴効果を見て、支給の可否を判定しています。
(以上、東京都心身障害者福祉センター馬屋原邦博先生の講演から、オガワまとめ。文責オガワ)
■特例で加算される金額の例
重度難聴用耳かけ型補聴器(67,300円)
FM型加算(80,000円)
FMワイヤレスマイク(充電池含め98,000円)
オーディオシュー(5,000円)
イヤモールド(9,000円)
等の加算が受けられる場合があります。
※限度額を超える分の差額と、地域で定める自己負担分があります。
【イヤモールド】
イヤモールド(9,000円)
イヤモールド支給の判定を受けている方は、修理ができます。
ハウリングが起きるような場合は早めに新しいイヤモールドに交換し、快適に装用を続けましょう。
当事者の生活改善の大きな一助となる補聴器です。費用対効果を考えれば、社会で負担する十分な理由があると思っています。むしろ、当事者だけが数十万もの費用を負担するのはおかしいのです。
4月1日から全国で、市町村民税非課税の低所得の障害者は、補装具の利用者負担が無料となりました(これまでは10%負担の地域が多かった)。利用しやすくなったこの機会にぜひどうぞ!
※補聴器についてのご相談はダブル・ピー株式会社(中野区)補聴器担当まで。
TEL03-3229-2282 FAX03-3229-2277 E-mail: wp@wp1.co.jp
(文責・オガワ)