ヲタ夫一家 再び取材を受ける 其の2 | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は「ヲタ夫一家 再び取材を受ける 其の1 」の続きです。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ヲタ夫が妄想を続ける横で私は考えていた。



なんにせよ、今回の取材に関して

私としても、外に映像が漏れることがなければ断る理由はないし


商業的な目的ではなく授業の一環ということだし


私たちが協力できることなのであれば、協力させていただきたい。




早速、取材を受けさせていただく旨をメールすると、場所や日程の返信が来た。







えれなさん「撮影場所は出来ればヲタ夫さんのご自宅でと考えているんですが


難しいようであれば、こちらの学院に来て頂けますか?





ヲタグッズを持って。」








ヲタグッズを持ってだって?!





ムリー!ヽ(`Д´)ノ





あれを持って電車とか、ムリー!!





あれを持って電車に乗るなんて・・・


周りの人の視線が気になって



ムリー!ヽ(`Д´)ノ







それにね。




重いの。





大きなダンボール数箱とかあるの。


写真集って、普通の本より本当に重たいの。


それがうん十冊とかあるの。


他にDVDとか生写真とかCDとか・・・数え切れないぐらいあるの。





すぐに抱っこをせがむ息子も抱えている



私にはムリ!!ヽ(`Д´)ノ







というわけで、本当は大声ダイヤモンドのロケ地を見たかった


・・・というか、


まゆゆの椅子に座ったり、


麻里子様の廊下をほくふ前進して大好きと言いたかったヲタ夫の希望はかなわず


撮影は我が家で行われることに。









撮影日当日。


朝から、ドタドタと忙しい我が家。


2歳児がいる家というのは、どうしてこうも片付かないのであろうか・・・。






私「あー!!もう約束の時間だー!!


早く!早くしないと!!」






ヲタ夫「え?!え・・・っ!!


オレはど・・・どうすればいいの?!」





私「私が迎えに行くから、


あなたは自慢のヲタグッズでも出しておいて!!」





玄関へ向かおうとした私にひとつの考えがよぎる。





もしかして、


いかにもヲタっぽさを演出しておいたほうがいいのか?


うーん・・・



とりあえず、アイドルのDVDをテレビで再生しておこう。





部屋の隅で山になっているアイドルDVDに手を伸ばし


題名も見ずに1枚のDVDをプレイヤーにセット。





そして急いで玄関外へ迎えに行くと、既にそこには


文化学院の先生と生徒さんがそろっていた。





私「はじめまして~・・・のりこです。」





えれなさん「はじめまして。


私が取材依頼をさせていただいたえれなと申します。」





この子が文化学院のえれぴょんね・・・


などと思いながら部屋にお通しする。






きっとヲタ夫が部屋をセッティングしてくれているはず・・・


と思ってドアを開けてみると、



私が出かけたときと一寸変わらない部屋がそこにあった。







ヲタ夫「あ!も・・・もう来たの?!


DVDに見入ってて何もしてなかったよ!」





お前を夢中にさせるためにDVDを流したわけじゃないんだよ・・・




やっぱり使えない男だ。







手土産をいただき、挨拶もそこそこに早速撮影準備に入る高校生4人組。


その間に、部屋の中に大量の写真集やDVD、生写真を並べていく私達。





私 心の中「なぜ・・・


なぜせっかく片付けた部屋にガラクタを並べなければならないのか・・・。」




そんな思いに相反して、ヲタグッズでいっぱいになっていく部屋。





私「準備整いました。」




えれなさん「では、撮影に入らせていただきます。」




部屋に撮影用の機材が入り、撮影開始。


並べられたヲタグッズをくまなく撮影される。




この瞬間・・・私は湧き上がるある感情を抑えられずにいた。



その感情とは・・・





恥ずかしい!!




な・・・なんでこんな撮影されちゃってるの?!我が家?!


なんでOKしちゃったんだろう・・・私orz




早々に後悔の念に駆られうつむいていると


インタビュアー役のえれなさんから質問が飛んできた。





えれなさん「ヲタ夫さんは何がきっかけでアイドルにはまったのですか?」


えれなさん「アイドルのどのあたりが魅力ですか?」


えれなさん「この中で自慢の逸品とかありますか?」




ヲタ夫「えっと、それは・・・。」




次々と質問に答えていくヲタ夫。


しかしそんな言葉をさえぎって




私「いやいや、それはですね・・・」




ビデオカメラがまわっていることでテンパリすぎて、なぜかヲタ夫への質問に大声で答える私。


(お前はだまっとけ!)








すると、えれなさんは突然テレビに視線を移し





えれなさん「今、テレビで



AKB48 チームK 3rdの



”脳内パラダイス”が流れているわけですが。」












え?(  ゚ ▽ ゚ ;)



ヲタ夫と私は思わず顔を見合わせる。






なんで、チラッと見ただけで、このDVDがチームKとかわかるの?!


そして、公演の題名までわかるの?!







当惑の表情を浮かべる私達に、


えれなさんはさらりと答えた。





えれなさん「あ、私も好きなんです。AKBが・・・。」






どうやら、このえれなさん・・・




女ヲタ?






えれなさん「ヲタ夫さんはチームK推しなんですか?」



ヲタ夫「チームKはあの友情っていうか、団結力がいいよね。」



えれなさん「あーわかります、わかります。


じゃあ、チームKの公演が一番好きなんですか?」




ヲタ夫「いやーでも、チームA 4thの”ただいま恋愛中”もすごくいいよね。」



えれなさん「私も見ました。」




ヲタ夫「でも、私はリバイバルしか見てないんですよ。」




えれなさん「なかなか抽選当たらないですよね。」




ヲタ夫「そうなんですよ。いい席で見たいですよ。」








・・・・・・・・・・・・・・。




なんだ?


このヲタトーーーーーーーク?


(アメトーーーーク風に。)






女ヲタのえれなさんとヲタトークで盛り上がるヲタ夫。


夫のこんなに生き生きとしたところ・・・ひさしぶり、というか初めて見たかもしれん。





途中、写真集やDVDの合間をきゃっきゃいいながら走り回る息子カズを追い掛け回しながらも


なんとか撮影を終えることができた私達。




最後に、4人の生徒さんから御礼の言葉を頂く。




えれなさん「今日は、撮影に協力していただいて


本当にありがとうございました!!」





私「いえいえ・・・全然面白いこととかいえなかったので、


使える映像が取れたかどうか・・・。」






えれなさん「いえいえ、そんな大丈夫です。


実は、今回の撮影にあたっていろいろな人にオファーをしてきたんですが


全部断られていて・・・




取材を受けていただいて本当に感謝しています!!」







他にもオファー?


断られていた?




アメブロのブロガーにでもオファーしていたのかな?


そんなことを考えている私の隣でヲタ夫が質問をした。







ヲタ夫「他の人って?


他に誰に依頼していたんですか?」










えれなさん「あ・・・


今回、オタクがテーマってことで・・・





秋元康さんや、しょこたんとかに。」








秋元康やしょこたん?!








そこと、同等?!



私達、そこと同等だったの!?












随分、えらくなったもんだ。

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ヲ楽しみに?